米ドル/円GTIS日足

CTAトレーダー マクハリのブログ-ドル・円11・10


ユーロ/米ドルGTIS日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ユーロ・ドル11・10


シカゴ10年物T-NOTE日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴ10年物11・9


ダウ平均株価日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ダウ11・9
ドル円は81円70銭台と昨日から80銭の円安・ドル高で推移、ユーロは1.377ドルに続落して全般にドルが買い戻される展開となっています。ダウは60ドル安の1万1,346ドルに続落し、10年債の利回りは2.6613%に更に上昇しています。序盤は中国が自国への資金流入に関する規制強化方針を打ち出したことからドル売りが進み、一時的に80円54銭に円高が進んだもののその後はアイルランドやポルトガル等の欧州のソブリンリスクが再び台頭、ユーロが売られる展開にドル買い戻しのめまぐるしい動きとなりました。ドル金利の上昇もドル反発の要因となっています。


NY原油(WTI)日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-NY原油11・9
9日のNY原油は下落。NY原油期近12月限は前日比0.34ドル安の86.72ドル。RBOBガソリン12月限は同0.65セント高の218.0セント、NYヒーティングオイル期近12月限は同0.90セント高の240.67セント。
ドル高を嫌気して原油は冴えない動きをみせていたという。他商品の急伸が心理面での下支えになっていたが、原油独自の新規の買い材料が見当たらず、原油市場での高値警戒も強まっていたという。時間外取引では85ドル台まで一段と値を消してしまったが、ユーロ安・ドル高が急速に進行したこと、貴金属も高値から急落しており、原油も1ドル以上も売られる場面もみせた。一時、85.48ドルまで売られたが、石油製品の出直りもあって、また86ドル台半ばまで回復するなど、波乱の様相をみせている。


NY金日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-NY金11・9


NY銀日足

CTAトレーダー マクハリのブログ-NY銀11・9


ZPLドル建プラチナ日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ZPL11/10
9日のNY金は続伸して引けた。NY金期近12月限は前日比6.9ドル高の1410.1ドル、NY白金期近1月限は同38.5ドル高の1809.6ドル。
EUの信用不安再燃がリスクヘッジとしての金買いを助長し、さらに非鉄や銀急騰も大きな支えになっていたという。EUの信用不安を警戒した買いだけに、欧州時間帯で1420ドル台を示現している。NY日中取引でも1420ドルを挟む動きをみせていたが、その後の時間外取引では1400ドル割れの場面をみせるなど、高値から急落する値動きもみせ、マイナス圏の動きも演じている。利益確定売りやギリシャ国債が順調に入札したことが売り材料になったと推測される。


シカゴ大豆日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴ大豆11・9
9日のCBOT大豆は強気の米農務省発表を好感して急騰を演じ、一時ストップ高を示現している。期近11月限は前日比54.75セント高の1319.25セント、1月限は同54.25セント高の54.25セント。
米国の生産高が下方修正され、需要の上方修正も手伝って期末在庫は一気に2億ブッシェルを下回る1億8500万ブッシェルとなった。タイトな需給環境の中での旺盛な需要が期待され、先高を踏まえたファンドの買いが殺到したといえる。ブラジルやアルゼンチンの生産高が上方修正されたことで、世界の大豆在庫は前月とほぼ変わらない状況だったが、南米大豆は端境期でもあり、現時点では米国産に依存せざるを得ない状況だけに、タイト感を警戒して、一気にストップ高を示現したといえる。ただ、コーンや小麦の値崩れもあり、引けにかけてやや上げ幅を縮小して取引を終えた。


シカゴコーン日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴコーン11・9
9日のCBOTコーンは27ヶ月振りの高値を更新した後、引けにかけて急落して取引を終えた。期近12月限は前日比9.00セント安の576.25セント、3月限は同9.00セント安の590.25セント。
米農務省の発表で、米国の生産高や期末在庫は予想通りに下方修正され、支援材料になっていた。強気の評価となり、期近12月限は6ドルを示現。ただし、この6ドル台を維持できず、その後の値崩れにつながったようだ。米農務省はロシアや中国が飼料用穀物の需要を縮小される見通しを示しており、これがコーン市場の圧迫要因に。また、ほぼ織り込み済みの内容に新鮮味に欠ける面があったという。一方、エタノール需要が上方修正されたこともあり、今後の下支え要因になるともみられている。