米ドル/円GTIS日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ドル・円11・04


ユーロ/米ドルGTIS日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ユーロ・ドル11・04


シカゴ10年物T-NOTE日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴ10年物11・03


ダウ平均株価日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ダウ11・03
注目のFOMCでは米国債買取額を6,000億ドルとして、市場予想を若干上回るものとなりました。来年6月までとし月額では750億ドルとし「雇用の最大化と物価安定を培う上で最善となるよう必要に応じてプロがラムを調整する」との意向で、場合によっては追加買入れを示唆する内容になっています。政策金利については「長期にわたり低位に止める方針であること」を改めてしましています。先頃発表された日銀の買入れ規模の10倍近い規模となり、市場に新たな資金を供給することによって、デフレ阻止や輸出拡大を念頭においた事実上の「ドル安政策」とも映ります。ドル円は81円10銭の水準で休み前から50銭程度の円安で推移、ユーロは1.413ドルに急伸しており、ドルは円以外の通貨に対してほぼ全面安となっています。ダウは26ドル高の1万1,215ドルに続伸し、10年債の利回りは2.572%に低下しています。発表された3時15分前後から市場の解釈をめぐり、ドルを中心に乱高下したものの、徐々に織り込みながらややドル安に定着する展開となっており、規模はサプライズではないものの資金供給拡大が今後現実化することが決まり、ドルの上値が重い展開となりつつあるようです。


NY原油(WTI)日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-NY原油11・3
3日のNY原油は製品在庫の減少が予想以上だったことを好感して続伸している。NY原油期近12月限は前日比0.79ドル高(2日分合計で1.74ドル高)の84.69ドル。RBOBガソリン12月限は同2.84セント高(同4.51セント高)の213.80セント、NYヒーティングオイル期近12月限は同3.43セント高(同5.02セント高)の232.79セント。
米EIAの在庫統計で、原油在庫は前週比200万バレル増となったものの、ガソリン在庫は同200万バレル減、中間留分は同360万バレル減となっている。このため、製品価格が上伸し、原油の85ドル台示現に寄与していた。また、米ISM非製造業景況感指数が54.3となり、3ヶ月振りの高い水準を示したこともあり、強気の米経済指標が相次いでいることも大きな支援材料に。米FOMCに対する反応はイマイチで、85ドルを挟む動きをみせていた。週末の米雇用統計に対する期待もくすぶっている。


NY金日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-NY金11・3
3日のNY金は急反落しているが、米FOMCの声明発表後に下げ幅を縮小している。NY金期近12月限は前日比19.3ドル安(2日分合計で13.0ドル安)の1337.6ドル、NY白金期近1月限は同21.9ドル安(同14.3ドル安)の1697.2ドル。
米FOMCでは資産購入を来年6月まで6000億ドル限度に追加購入することが明らかにされた。月ベースで750億ドルの購入となる。また、例外的な低金利政策も堅持するとしている。この発表を受けて、かなり神経質な動きをみせ、発表前に急落していたNY金の戻りを助長していた。欧州時間帯に1364.8ドルまで買い進まれる場面もあったが、これは米中間選挙の結果を踏まえた動きとみられ、リスク警戒で買いを集めたようだ。しかし、結果的にその後の手仕舞い売りを助長してしまったという。時間外で下げ幅を縮小しているが、それでも1350ドルには抵抗をみせていた。米FRBの足並みの乱れも露呈されており、市場が期待したほどのFOMCの結果ともいい切れない。


シカゴ大豆日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴ大豆11・3


シカゴコーン日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴコーン11・3