検証:川辺川ダムがもし完成していたのであれば、今回の球磨川氾濫は防げていたのか? | Chat Street in NicoNico

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ニコ動で千早放送とかやってる一生主のブログです。

こんばんは、熊本県民のNobNOVAです。

最近はDJ的なことを初めて、ブロマガの方を主戦場としましたので、

こちらの方は今後基本的にアイマス無関係の内容を記載していければと考えております。

 

ブロマガのURLは下記になります。

アイマス関係に興味ある方はどうぞ。

https://ch.nicovideo.jp/nobnova/blomaga/

 

 

本題。

今回球磨川の方で氾濫が発生し、

「以前計画していた川辺川ダムが完成していれば」とか

「蒲島知事が計画やめてなければ」とか

「また民主党政権か・・・」とか

「あれは住民の反対があったから」とか

「そもそも地形的にダムの建設は無理がある」とか

色々な意見が飛び交っておりますが、

「そもそも川辺川ダムがあれば今回の球磨川の氾濫は防げたのか?」と

純粋に興味を持ったので、この記事で検証してみたいと思います。

 

 

この検証を行うにあたり、いくつか仮定をします。

 

1.川辺川ダムを建設するにあたり、地形的に厳しいという声はあるが、

 とりあえずそうした施工上の条件はさておき、設計通り川辺川ダムが完成したと仮定する。

 

2.7/4の1日の降水量が、川辺川ダムの貯水池内でのみ降ったと仮定する。

 実際は周囲の山々から降水が流れ込むため、その分もカウントする必要がありますが、

 どこまでの範囲で雨がダムに降り注ぐかが不明なため、とりあえずこう仮定しました。

 明確な基準等がわかる方はTwitterでツッコミください。

 

 

今回は、ダムの設置予定箇所である球磨郡相良村に比較的近い、

球磨郡山江村の降水量を参考にしました。

また、雨量については7月4日の降水量のみを参考とするつもりでしたが、

昨日の7月3日の13時から連続して雨が降り続いていたため、

とりあえず7月3日の13時からの雨量の合計を参考にします。

 

 

これを基に降り始めからの雨量を計測すると、

 

7月3日 計73.0mm

13時 3.0

14時 11.0

15時 4.5

16時 9.0

17時 1.0

18時 2.5

19時 1.0

20時 5.5

21時 10.0

22時 4.5

23時 14.0

24時 7.0

 

7月4日 計379.5mm

1時 37.0

2時 36.5

3時 62.0

4時 51.0

5時 73.0

6時 33.0

7時 47.0

8時 25.5

9時 10.5

10時 4.0

 

上記を基に、降り始めからの雨量の合計を452.5mm=0.4525mとします。

 

 

川辺川ダムの設計データについてはWikipediaを参考とします。

それによりますと、有効貯水容量は106,000,000m3、

貯水池の湛水面積は391.0ha=3,910,000m2となります。

 

貯水池のエリア内で雨が降ったと仮定した場合、

雨量の合計は3,910,000m2×0.4525m=1,769,275m3となります。

これは、川辺川ダムの有効貯水容量の約1.7%に相当します。

 

 

これだけでは有効貯水量に対してあまりに少なすぎるため、

もっと範囲を広げて、川辺川ダムの流域面積470km2=470,000,000m2に

降った雨が全て川辺川ダムに流れたと仮定します。

 

これを仮定した場合、川辺川ダムに集水される雨量は

470,000,000×0.4525m=212,675,000m3となり、

これは有効貯水量の約2倍に相当します。

 

 

逆に、どれくらいの雨量の時に貯水池が有効貯水容量に達するかを考えた場合、

106,000,000m3÷470,000,000=225.5mmとなり、

225.5mmで有効貯水容量に達します。

 

降り始めの雨量から計算した場合、7月4日の午前3時を境に

有効貯水容量に達することになります。

 

 

なので、とりあえず結論としては、

ダムがあろうがなかろうがダムから水はあふれていたと思います。

ただ、その中でも放流の方法次第で下流側への氾濫が防げたのか。

これは正直、やってみないとわからないところだと思います。