今日3月2日は、父の命日。
今から35年も前の今日、父は静かに息を引き取った。享年52。

私が大学に入る前の年、、悪性の胃がんだった。

遺言は、大の読書家だった父らしく
愛読書の、みかえしの部分に書かれ、のり付けされていた。

その中に
「信子も由起子(妹)も賢い子供だから心配はしていない、、、だから、必ず社会の役に立つ人間になってほしい、、、」
とあった。
勉強ではなく、人としての生き方を子供だった娘たちに教えてくれた父だった。

その遺言は、この形見の万年筆で
書かれたものだった。

私の宝物「プラチナ・プラチナ」
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毎年、父の命日にはこの万年筆を持ち歩く。35年経った今も現役の万年筆。
あまりにもはやく
逝ってしまった父だが、
あれから35年ずっと、
母や私や妹、そしてプラチナ・プラチナを、天国から守ってくれている。

今日、あらためて、この万年筆で、
感謝の気持ちを伝えたい。

「お父さん、ありがとう。命日なので、さっきお母さんに電話しました。
故郷福岡にお母さんが暮らす
実家があるのも、
お母さんの声が元気なのも、
今日もこうやって私や妹がバタバタ仕事ができるのも、
全部お父さんのおかげだって、2人で話しました。
社会の役に立てているかどうかは、未だによくわからないけど、、
一生懸命には生きてます。

いつも本当にありがとう。

これからも、ずっとお母さんを守ってあげてください。」

お父さん、、天国からこのMessage読んでくれるかな、、、笑