非日常を味わい尽くした３日間

西太平洋の楽園で、リセットしてきました。

ジープ島って皆さんご存知ですか？

ミクロネシア連邦にあるチューク諸島、２４８もの島々からなり、
その半分は環礁の中に点在しています。
環礁とは、３６０度珊瑚の防波堤から守られた地形で、
丸いものとしては世界最大級、直径が６０キロメートルにも及びます。
その中に浮かぶ小さな楽園「ジープ島」が、
今回訪れた場所。

ここで過ごした３日間は、私の人生にとってかけがえのないものになりました。

１周２７５歩、直径３４メートルの島。
「世界の絶景１００選」で第一位の島。

もちろん、ネットは繋がりませんし、携帯電話も通じません。

わたしは、あえてパソコンを開いて
清らかな潮風と、波の音と、どこまでも深い青の色に包まれながら、
今、キーボードを打っています。現場の空気を忘れないために、、。

不自由を楽しむ。
何もないを楽しむ。

トイレは手動。水のシャワー。冷蔵庫はなし。
２２時を過ぎたら電気が消える。

大丈夫かなと心配していたけれど、なんてことはない。
大自然は、最高にエキサイティングなエンターテインメント。
全ての不便さを一気に忘れさせてくれます。
むしろ、不便さを楽しむ自分にびっくりです。

こんな海の青のグラデーション、みたことない、、、。

こんなにこぼれんばかりの星、みたことない、、、。

雨水で淹れた、こんなに美味しい珈琲、

飲んだ事ない、、、。
（雨水は、天から降ってきた水、、空気が澄んでいるので本当に綺麗な水です）

ここには書ききれないほどの特別な経験。

本当は、鼻の奥をくすぐる潮の香りも、

耳に優しいさざ波の音も、
目の奥まで染まりそうな深い青空も、
全てトランクに詰めて持って帰りたいけど、、、
それらは、自分の細胞の記憶に刻み込んで、、、。

お土産に、浜辺に打ち上げられた真っ白な珊瑚や貝をいくつかいただきました。
神様の造形美をちょっとだけ。

全てに感謝の３日間でした。

この素晴らしいご縁、それは、

親しい友人でジープ島の親善大使をしている関口ゆりこちゃん、
何より島を開拓し私たちがここに滞在できるようにしてくださった開島者の吉田さん、
そして、今回旅をともにできた友人たちのおかげ、、心より感謝です。