エイトマン | 僕を作った者たち

僕を作った者たち

僕の人格を作ってきたさまざまな者たちを紹介します。

僕は今アニメーターの端くれとして、なんとか生きているのだけれど

この僕を作ってきたさまざまな者たちについて書いていこうと思う。

ずぼらな性格ゆえ、不定期の更新になるだろうし、いつまで続くか

保証の限りではないけれど。

 

まず1回目は「エイトマン」

誰しも知る平井和正原作桑田次郎作画のSFマンガだ。しかしまず

出会ったのはテレビアニメが最初だった。

テレビアニメ創世期の三大ロボットと言えば「鉄腕アトム」「鉄人28号」

そして「エイトマン」で、世間的にはまずはパイオニアであるアトムなの

だろうけど、じつは実写版アトムに先に出会っていて、虫プロのアトム

には、さほど興味を持てなかった。

なので「鉄人」と「エイトマン」なのだった。

警視庁8番目の刑事東八郎は、捜査中殺されるのだが、人格を最新

ロボットの人工頭脳に移植されスーパーロボット エイトマンとなる。

とにかくそのデザインがかっこよく、シャープでスマートな活躍ぶりに

すっかり参ってしまった。

オープニングでの車を持ち上げて放り投げるカットや、新幹線を追い抜く

走りのポーズにしびれた。前傾した上半身に下半身を流線で表現した

スタイル、どれだけまねして描いたことか。当時の落書きは「エイトマン」

と「鉄人」ばかりだった。

アイキャッチの『ビュウ---エイトマン』がまたかっこよく、当然提供の丸美屋

ののりたま、すき焼きふりかけも買ってもらいシールも集めたし、運動靴も

エイトマンだったと思う。

主題歌もかっこよくて、後で前田武彦作詞と知るのだけど、当時のテレビ

マンガの中ではとびぬけて文学的だった。

光る海 光る大空 光る大地 行こう無限の地平線 だよ。

子供だましの歌詞じゃない。

とにかくクールなかっこよさとはこういうものだ、と刷り込んでくれた作品だ。