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小学校の校門前に小さな文具屋さんがあった。
ほんとうに小さな文具店で、四畳半もない広さの店先から、居間が覗けるようなスペースに、鉛筆やクレヨン、定規や筆とか普通の文具はもとより、ボンナイフや紙せっけん、匂い消しゴムなどの学校での流行りものが雑多にそろっていた。そういえば肥後守もここで買ったっけ。そんな店で買ったのがこのノート。
ちなみにこれは復刻版。

この番組には、本当に震えた。怖いからではない。もちろんラゴンの回のショック演出には飛び上がったし、吹雪の中虫けらでも見るようなペギラの目に縮み上がったけど、でも重大なのはそこではなく、奇声を上げながらパトカーの前を大股に走るケムール人や、人の乗ったケーブルカーのワイヤーを揺する大猿、窓越しに揺れながらのぞき込むナメゴンの光る眼という、強烈なあり得ないイメージが目の前に厳然とあるという実在感。
「怪獣」という存在に出会ったのもこの番組で、物心がついたばかりの児童にとっては強烈で、たちまちとりこになった。以後50年以上、その呪縛から逃れられず今に至っている。
小学校低学年の頃、絵を習っていた。
といっても、本格的なものではなく所謂近所のお絵描き教室といったもので、毎週日曜に弟と通っていた。どんな絵を描いていたのかは覚えていないけれど、教室(先生宅の二階の広間)でおやつが出されて食べたところ気分が悪くなって、戻してしまったこと。それだけが強烈に記憶に残っている。
そのお絵描き教室に通う時に使っていたのが「悟空の大冒険」の画板付きのカバンだ。
ネット検索で、色違いのカバンを見つけたのがこれ。持ってたのは青いやつで絵柄も違ってて、三蔵法師、悟空、八戒、沙悟浄の一行が歩いてる絵だったと思う。このカバン、裏側が画板になっていて、画用紙を止める大きなクリップがついていた。
カバンを買ってもらったくらいだから「悟空の大冒険」は大好きで、悟空はよく模写した。絵としては沙悟浄も好きだったけど、難しくてなかなか似なかった。
さてこの「悟空の大冒険」だけど、古今東西西遊記の映像化作品数あれど、最もポップでパワフルで、並ぶものないスラップスティックコメディの傑作だと思う。三蔵法師はナヨナヨして頼りなく、従者からも「坊さん」と呼ばれ、好かれてはいても尊敬はされていない。八戒はいつも腹減らしてるし沙悟浄の興味は宝探し。いい意味でデタラメな作風が痛快だった。それはオープニングにも表れている。
エンディングの悟空がまた可愛くて、大好きで。飽きずに歌っていたのを思い出す。
これも背景が中東だったりシカゴの暗黒街風だったり、オープニング同様で楽しい。
あ、絵本も持ってた気がするなあ。
どんなだったかなあ。欲しい気もする。探してみよう。