坊が初登山、と言うほどではありませんが、初めての山歩きを楽しんできました。

 

 

 

登ったのは:

 

 

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えっへん!

筑波山!

 

 

 

きっかけはひょんなことでした。

ある夕方、筑波山帰りの顔見知りママに会ったのです。

 

◆つくばエクスプレスを利用すれば、東京からもアクセス良好であること。

 

◆山頂までケーブルカーとロープウェイでアクセス可能で、山頂での徒歩移動は15分程度であること。

 

◆お得な周遊キップが発売されていること。

 

◆山麓には日帰り温泉もあること。

 

◆幼児(彼女の息子さんは4歳)でも楽しめたこと。

 

 

 

そんな情報を得て、笑これは必ず行きたい!!!と思いました。

そして本当にその翌週末、筑波山に出かけたのでした。

登山といえば、坊を妊娠するまでは私が下手の横好きでずっと親しんできた大好物のアクティビティです。

たとえささやかな山でも久しぶりに登山ができるかと思うと、胸が高鳴りましたドキドキ

 

 

 

 

ところが、この週末の天気予報は、「夕方から雷雨の可能性あり」となってしまいました。

山の天気は変わりやすいので、幼児連れで無茶はできません。

仕方なく朝の時点では一度見送ったのですが、その後太陽が顔を出し、天気予報も雨の場所や時間が離れていったこともあり、朝9時とやや遅出にはなりましたが、出発しました。

 

 

 

筑波山は女体山と男体山からなり、それぞれの山麓にバスが発着、さらに山麓から山頂付近までケーブルカーやロープウェイが運んでくれますので、子連れにも登りやすい山だと思います。

 

 

 

バスを降りた女体山山麓からの風景:

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なぜか、ガマガエルがフィーチャーされていた筑波山です。

 

 

 

 

山麓からロープウェイに乗り、女体山山頂付近へ。

 

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初めての山歩きで、ポーズ。

 

 

最初こそ、このように写真を撮る余裕もありましたが、この後は大人でも息が上がるような段差の岩道の上り下りが続き、山歩きに慣れない坊が踏み外したり怪我をしないか、細心の注意を要しました。

なので、山歩き中の写真はほとんどありません。
 

 

 

山頂にて。

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充実感あふれる決めポーズの坊。

 

 

標高900メートルに満たない女体山ですが、山頂は涼しい風が吹き、爽快でした。

景色も素晴らしかったのですが、私が目を離した隙に坊が岩場で転べば大怪我を免れませんので、せっかくの景色もほとんど写真に納めることはできませんでした。

しかし坊も、初めて見る山頂の景色に興奮していました。

 

 

 

さて。

この女体山山頂から男体山山頂までは徒歩15分と表示されていますが、これがなかなか曲者。

幼児の足なら30分かな、と考えていましたが、予想していたよりがっつり登山道で、すたすたは歩けませんでした。坊は途中何度も疲れていましたが、抱っこして転んでは二人とも大怪我になりますので、なんとか励まして、40分かけて歩き切りました。

予想していたより時間がかかったので、道を誤って、ケーブルカー駅ではなく徒歩下山コースに入ってしまっていないか途中不安になるほどでした汗

2歳の坊が、本当によく頑張ったな、と思います。

 

因みに筑波山は、子連れもたくさんいました。

ただ、大概は年長さん以上に見えました。

 

 

 

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下り道の一部。

比較的安全で、写真も撮れた場所での一枚。

 

 

 

山頂間を歩き切って男体山山頂に到着すると、こちらの山頂は広々しており、picnicしている人もいました。

でもやはり、山頂らしさが楽しめるのは女体山のほうではないでしょうか。

15分の移動(幼児だと1時間近くの徒歩)が不安な方は、片方の山頂の往復も可能です。

 

 

男体山山頂からケーブルカーで下山。

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イエーイピース

やりました!

歩き切りました!

(平坦な道では抱っこもしましたが)

 

 

 

 

私の下調べ不足で途中不安な場面もありましたが、初めての山歩き&ロープウェイ&ケーブルカーはとても楽しかったようで、坊は

まったり「また行きたい~」

と言ってくれました。

 

筑波山はまずまず滑落のリスクが少ない山なので、坊は当面、ここで山歩きに馴染むといいなと思います。

ところで筑波山のHP写真は紅葉。11月初旬~中旬が紅葉の見頃とのことぷぷラブラブ

筑波山はこれから通いそうなので、以下備忘録です。

 

 

 

◆つくば駅~(シャトルバスで30分)~沼田~(ケーブルカー)~男体山山頂~<山歩き、大人で15分>~女体山山頂~(ロープウェイ)~つつじヶ丘~(シャトルバスで50分)~つくば駅

 

※今回のルートとは反対の、上記ルートがベター!

 

理由は、女体山山麓のつつじヶ丘駅はターミナルのバス停であるため、ここから乗車すると座れる可能性が高いからです。子連れで30分、山道で大きく揺れるバスに乗るのはきついです。

今回は男体山山麓の沼田駅からバスに乗車したため、初めは座れませんでした。

それを、大変申し訳ないことに、バスの中で幼児を抱っこしてグラグラ揺られている姿を見かねて、ある登山帰りの老年の女性に席を譲ってもらえたのです。

山帰りは誰もが疲労しているものなので、この場面で席を譲ってもらうことは大変心苦しかったのですが、

 

「いいから。危ないから座りなさい」

 

と言われ、ありがたく座らせてもらいました。

座ったとたんに坊は熟睡で、本当に本当にありがたかったです。

今後、このように他人様にご迷惑をかけたりお気遣いいただくなくても済むよう、親として下調べと計画は綿密にしないといけない、と改めて思いました。

 

 

 

◆沼田のバス停近くの「縁むすび」というおにぎり屋さん、ナイスぐぅ~。

 

 

 

◆遅くとも朝7時半、出発

 

早起きは山登りの鉄則ですが、幼児をあまり早起きさせると山歩きまでもたないでしょう。

しかしながら、この日は9時出発で、帰宅は夕方5時。

できればもう2時間早く出発して、早く帰るか、もう少し体力がつけば女体山山麓にある日帰り温泉に浸かって帰りたいところです。

 

 

 

 

◆東京都内のつくばエクスプレス(TX)各駅で購入できる筑波山周遊きっぷは、TX往復+シャトルバス往復+ケーブルカー+ロープウェイに利用でき、約500円お得&きれいな切符なので記念になります。

 

 

 

日本は、世界に誇る登山家を多く輩出している登山大国富士山(と思います)。

名峰も、たくさんあります。

 

坊には、山のルールを守って安全に登山を楽しめる大人に育ってほしいものです好