ある平日、地域の循環バスで区役所に向かっていると、若者カップルが乗り込んできました。
長身の美男美女

カップルです。
「区役所に行きますか?」と、運転手に聞いています。
◆若いカップルが
◆平日にわざわざ仕事を休んで
◆区役所に出向く
となると、これは婚姻届
女性
の顔が、心なしか、嬉しそうというか誇らしげに見えます。いいねぇ、お嬢さん
一番幸せな時だよね~
☆-( ^-゚)v
私は心の中で語りかけました。
何駅かして、腰の曲がったおばあさんが乗ってきました。
おばあさんは、2人の座っている座席の前に立ちました。
地域の循環バスですので、乗客の半分はフリーパスの老人で、座席は全て優先席です。
ところが、2人はまっすぐ前を見据えたまま、席を譲りません。
( ̄Д ̄;;
おいおい、お二人さん、
おばあさんだよ?
見えないのかい?
席を譲らないのかい?
見ていて私が焦りました。
数分後、しぶしぶといった調子で、女性が席を立ちました。
「どうぞ。いいですよ」ブスッと愛想もなく、「いいですよ」という言い草は問題だけど、とりあえず席は譲ったから一件落着。
と思いきや、そこから私は余計にモヤモヤしてしまいました。
彼女が目の前に立っているのに、彼はデーンと座ったままなのです。
なっなんてっ男っ
(((( ;°Д°))))
女性を立たせて
座ってるなんてっ
男の風上にも置けないっ
他人事ながら、心の中で私は引き攣りました。
心の中で?
いや、表情にも表れていたかもしれない。
やがておばあさんが降り、彼女はまた彼の隣に座りました。
これが日常茶飯事なのか、2人とも、なんとも思っていない顔です。
やがてバスは区役所に着きました。
男はさっさと降りて、スタスタスタ~っと歩いていき、10cmヒールのロングブーツを履いた彼女はとことこ後ろを歩いていきます。
男は後ろを振り返りもしません。
私は2人の後方を歩いて区役所に向かっていたのですが、結局入り口に着くころには、男性は10mくらい先を歩いていました。
いや、まあ、何か急ぐ事情があったのかも分かりませんがね。
でも先ほどのバスでの光景からして、私は思いました。
ああ、お嬢さん
あなた不幸になるよ。
(((-д-´。)))
その男、見てくれは
いいかもしれないけれど、
オレ様男だよ。
思いやりないよ。
あなた、子供産んでから
耐えられなくなるよ。
ええ、余計なお世話です。
それはわかっていますが、でもね、なんだか数年後の彼女の嘆きが見えるようでした。
新婚で、今は盲目的になっているんですよね。
いやむしろ、彼女も本当は、彼のオレ様ぶりに気付いているのだけれど、臭いものに蓋で、今はそこに焦点を合わせたくないんですよね。
それにしても、女性に立たせて自分が座っている男性って、車内で結構見かけますけど、私的にはあり得ません。
男性は女性より強くあるべきだし、守るべきだし、たとえその時男性の方が弱くなっていたり病気だったりしても、少なくとも強がるべきです!
私の父はそういう男です。
だから、私にとってそういう男性が標準なのかもしれません。
だから、弱い自分をさらけ出せる現代男性に違和感を感じるのかもしれません。
女は元々、母性の塊であり、ついつい男を甘やかしてしまう生き物です。
その上、男が甘えん坊だったり、ましてや自己愛の強いオレ様だったら、二人のバランスが崩れます。
男性に、力の面では9割がたの負担を背負うくらいの気概があって初めて、二人のバランスがとれると思います。
かの有名な小説の台詞をアレンジして、
男は強くなければ優しくなれない。
優しくなければ生きている価値がない。
というのが私の男論です。
しかし現実には、なかなかそんな日本男児はいなくて、私の統計によると、1%いるかいないかではありますが
坊は私好みの
紳士に育てたい。
いや、
育てねば
(=`(∞)´=)
と、他人の振り見て、鼻息荒く思った午後でした。