シティ・オブ・ゴッド
パッケージに前々から惹かれていて、とうとう見てやった。
ブラジルのリオデジャネイロ郊外にある貧民街「シティ・オブ・ゴッド」で起きたノンフィクション作品。
ギャングが街を支配する、銃と残虐さという力さえあれば何でも出来ると言う世界。そのギャングがのし上がっていき、ギャング抗争が始まる。そんな中にも少年の人数も数知れず・・・。★★★☆☆
貧民街だけあって、単純に感想は「仕方が無いのかな」と。やはり貧困では規則はないし、守る者が馬鹿を見るという感じ。警察だって持ちつ持たれつの関係(日本でもある程度はそうだろうけど・・・)を保ちつつ、見てみぬフリ。
ギャングにも種類がある。ただ金を稼げればいいのと好きに殺すタイプ。前者はギャングでも良質(個人的にそう思う)。後者はただの馬鹿。見栄の塊で、力を誇示しなければ不安で生きていけないように見える。よく中学校のヤンキーにいた。ちょうど前者と後者が。やり方は違えど、従う人がいるという意味では一緒である。ただ前者のように、何か魅力だけでついてきてくれるオーラはいい。人格者ってやつ。
後者の場合でも、どこか良心が垣間見れたような気がするんだけど、やっぱり後にひけないという見栄だけに翻弄されている小さい人間像が打ち勝ってしまうのが悲しい。
全く別の見方で、映像がとても綺麗。映画だから当然なんだろうけど、それ以上に何か自然の風景というか人工的な物を感じさせない所が良い。
映画を見て、日本に生まれて幸せだし良かったと思えた。普段の生活ができるという環境だけでも幸せだ。
