SILMIDO | INTRODUCER

SILMIDO

タイトル: シルミド / SILMIDO

 1968年4月、死刑囚が命と引き換えに軍人に。それはなんと金日成を暗殺するという秘密部隊、684部隊。すでに命を失った者が、暗殺が目的とは言え、目標を持つことで生き生きと生気を帯びてくる様子が死刑囚ながらもよかった。しかし、上の命令で作戦中止となったときの作戦遂行への懇願が何とも言えず、仕方なく殺し合いをする姿も悲しい。兵隊はあくまで「駒」でしかない悲しさと、それでもかばおうとする上司の無力さの描写が印象的。★★★★★

 祖国統一を目指した684部隊。現代では2000年の「南北首脳会談」によって、手段は違えど達成に1歩踏み出せてよかったのだと思う。日本に住んでいては理解できない国境、特に北緯38度線はかなり分厚いものなのだろう。
 途中、「蛍の光」を歌うのだが、祖国を誇りにしている(?)歌で、日本の影響も考えさせられた。やはり戦争はよくない。何も生まない。

 全く別の見方だけど、人は目標を持つことで生気を持つことを実感した。最近では、よくNEETと耳にするが、何かを目標にしそれに向かって行動することが人生を意義あるものにするんだろうな。自分にも言えることで、明確な目標を持ちたい、持たなければならない。