✎︎このブログは

“自己否定のプロ”だったアラフォー主婦が

41歳で会社を辞めて「自己理解」を深め、

毎日のモヤモヤを手放したことを書き散らしてます。

読んだ人も巻き込んで”自分史上最高の私♡”を

目論むブログです。自分のこころに丁寧に寄り添う暮らし𓂃◌𓈒𓐍

 

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こんばんは、

えりですおねがいラブラブ

 

 

2年ほど前、

 

 

「繊細ヤクザ」

 

 

という言葉が流行ったのご存知ですか。

 

 

 「繊細」で色々なところが目について、

指摘せずにはいられず、暴力化していく人のことを指すそうです。

 

 

「繊細さんと暴力」ってほど遠いようにも思えますが、

最近は妙に納得することも増えました。

 

 

私自身にも思い当たるふしがあるので、

自戒を込めてブログにしたためます。

 

 

自分の繊細気質を「印籠」のようにかざして

 

 

「繊細なんだから察してよ!」

 

 

とか

 

 

「どうして気遣ってくれないのムキー

 

 

こんなふうに、家族や友人に対して

不満に思ったことありませんか。

 

 

私も以前は、

 

 

「こんなことにも気がつけないなんてどうかしてるんじゃない真顔

 

 

「今の言動、空気読めなさすぎてあり得ないムキー

 

 

「鈍感すぎてもはや罪」

 

 

など、自分の価値観を親やパートナーに押し付けて、

誰も自分のことをわかってくれないと、

心が砂漠化していた時期がありました。

 

 

世の中には、

 

 

土足で他人の感情にドカドカ足を踏み入れる人、

嫌と自己主張ができない人を、都合のいいように利用する人

 

 

が一定数いるのは確かです。

 

 

特に、周りの目が気になる繊細さんならそのような人に

つけ込まれる確率も高いかもしれません。

 

 

ですが、こういう人たちとは自ら距離を置けばいいわけで、

特段、問題ではありません。

 

 

では、何がハラスメントなのかというと

 

 

自分の繊細な気質をスタンダードとして捉え、

非繊細気質の人を責めてしまう行為

 

 

どうでしょう。

 

 

ドキッとした方いませんかチーン

 

 

繊細気質な人は、相手の顔や声、話し方などを敏感に察知して、

相手の状況や感情に合わせ自分の言動も変えることができます。

 

 

これって、いわば特殊能力であると私は思っています照れ

 

 

繊細さんの直感が働くのも、機微の変化に気づけるから

 

 

「なんかいつもと違う」

 

 

という空気を知らず知らずのうちに察知しているんでしょうね。

 

 

しかし、世の中はこの特殊能力を持ち合わせていない、

すなわち、鈍感な人のほうが圧倒的に多いということ。

 

 

悪気があって、「空気が読めない」「気がつかない」わけでは

決してありません。

 

 

もちろん、親や子供、夫婦間だと一緒に過ごす時間が長いのに加え、

お互い相手に「甘え」があるのも否めません。

 

 

そして、結局のところ、鈍感さん側は何にも感じないまま、

繊細さん側が無理やガマンをする立場になって、

余計に繊細ハラスメント度合いが増していくのかなショボーン

 

 

いずれにしても、お互いの歩み寄りが大事ってこと。

 

 

⚫︎繊細さんは、鈍感さんに察してもらうのは不可能だから

言葉で伝える

 

⚫︎鈍感さんは、繊細さんの気質を知る努力をする

 

 

長く、良い関係性を続ける秘訣はこれしかないよね。

 

 

最後に、

 

 

以前「Amazon Audible」で聴く読書をした1冊がとても興味深かったので、

紹介します。

 

 

「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治著

 

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一般的にケーキを3等分にするというと、

下の図のような切り方をする方が多いと思います。

 

 

 

しかし、少年院には、認知力が弱く「等分に切る」ことが

できない非行少年が多くいるという衝撃の内容でした。

 

 

小学生の頃、勉強が苦手で九九や分数から

すでにつまづいてしまう同級生いませんでしたか悲しい

 

 

私たちが「一般的にできて当たり前」と思うようなことが、

彼らの目には、違うもののように映っている現実があるのです。

 

 

色や文字の識別ができない子供もおり、

絵画や本が苦手な子たちは、

嫌いなのではなく、「見えない・読めない」が原因である可能性が

高いことが示唆されてました。

 

 

日本の公立学校だと、明らかに認知力が弱いとされる子ども以外

勉強が苦手な子として扱われ、特別な対応を施されないまま、

成長してしまいます。(いわゆるグレーゾーンと呼ばれる子)

 

 

親や学校先生から褒められる経験もなく、理解もしてもらえず、

悪の道に進んでしまう子供がいるという現実があるということに、

胸が痛みました。

 

 

結論、

 

 

自分が正義だと思っていることは、

他人からしたら必ずしも正義ではない

 

 

私は人と会ったり、心理学や脳科学を学ぶようになってから、

思考の捉え方や人の感情をコントロールする方法が、

少しずつわかるようになり、人間関係の悩みがほぼゼロになりました。

 

 

もし、

 

 

「繊細な私のこと誰もわかってくれない」

 

 

と感じてる方がいるならば、

近しい人に言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。

 

 

少しシリアスな内容での締めくくりですが、

最後までお読みいただきありがとうございましたおねがい