今回は普天間基地移設問題を、前回は核安全保障サミット前まで取り上げたので、核安全保障サミット後から現在に到るまでの鳩山の発言や米側の反応を時系列順に並べてみました。では、一気にどうぞ!(最初の記事は普天間基地移設問題とは直接関係はありませんが、日米間の温度差、というよりは鳩山と米側の温度差が良く分かるので一応掲載\9
●政治・経済
『「日本の存在示せた」=鳩山首相、帰国の途に』
http://
【ワシントン時事】核安全保障サミットに出席した鳩山由紀夫首相は13日夕(日本時間14日午前)、政府専用機で帰国の途に就いた。これに先立ち、首相はワシントン市内で記者団に「核テロの脅威に世界が協力し、情報を共有しようということができ、大変意味があった。日本はしっかりと存在を示すことができた」と同サミット参加の意義を強調した。(後略)
『「きちんと責任取れるのか」=米大統領、首相に疑問呈す-普天間移設』
http://
【ワシントン時事】ワシントンで12日に行われた鳩山由紀夫首相とオバマ米大統領の非公式会談の際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の5月末までの決着を表明した首相に対し、大統領が「きちんと責任を取れるのか」と強い疑問を呈していたことが分かった。日米両政府の複数の関係者が14日明らかにした。
それによると、首相は会談の冒頭、大統領に「日米同盟が大事だという考え方の中で移設問題を努力している。5月末までにきちんとやる」と解決を約束。大統領が疑問を投げ掛けたところ、首相は改めて5月末決着の意向を表明した。
オバマ大統領の発言について、関係者は「鳩山首相に対する不信感の表れだ」と指摘した。
首相は昨年11月の大統領訪日時の首脳会談の際、普天間問題の決着に関して「トラスト・ミー(私を信じて)」と発言。政府関係者によると、大統領はこれに「あなたを完全に信じる」と応じた。しかし、米政府の期待した年内決着は見送られ、大統領サイドに首相への強い不信感が生まれたという。
日本側はキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する現行計画を見直し、鹿児島県徳之島へのヘリコプター部隊の一部移転と、シュワブ陸上部(名護市など)にヘリ離着陸帯を建設する案を組み合わせることを検討している。
しかし、米側は海兵隊の運用に支障が出ることや、地元の合意を取り付ける見通しが立っていないことを理由に反対している。
『「哀れでますますいかれた鳩山首相」…米紙酷評』
http://
【ワシントン=小川聡】14日付の米ワシントン・ポスト紙は人気コラムの中で、13日に終わった核安全サミットに出席した36人の各国首脳たちがオバマ米大統領との近さを競い合ったとしたうえで、「このショーの最大の敗北者は断然、哀れでますますいかれた日本の鳩山由紀夫首相だった」と鳩山首相を酷評した。
コラムは看板記者のアル・カーメン氏の執筆で、「首相はオバマ大統領との公式会談を望んだとされるが、夕食会の席での非公式な会談が慰めとして与えられただけだった」と解説。
米政府のこうした対応の理由について、「日米を分断している沖縄の米軍普天間飛行場問題を通じ、鳩山首相はオバマ政権の高官たちに、信頼できないという印象を植え付けた」と指摘した。さらに、「ますますいかれた」との表現は、「オバマ政権高官たちの評価」だとした。
一方で、「オバマ大統領と90分にわたって会談した胡錦濤・中国国家主席は、勝者リストのトップに位置した」と指摘し、大統領が胡主席に握手をしながらお辞儀する写真を掲載した。
ちなみに、「哀れでますますいかれた」を英語で表現すると「hapless and increasingly loopy」となります。この事から鳩山は某大型掲示板などでは、「ルーピー鳩山」と言う愛称で親しまれるようになっています。
↑と↓の記事は同じ米ワシントン・ポスト紙のコラムの内容を取り上げていますが、記事の内容が違うため掲載。
『米ワシントンポスト紙、核安全保障サミットで鳩山首相は「最大の敗者」と酷評』
http://
アメリカのワシントンポストは14日、核安全保障サミットでの各国の首脳外交を総括したコラムで、オバマ大統領と公式の首脳会談を行えなかった鳩山首相を、「最大の敗者」と酷評する記事を掲載した。
記事は、核安保サミットでの最大の敗者は、「不運で愚かな日本の鳩山首相だった」と断定、鳩山首相が得たのは、残念賞としての夕食会での「非公式」会談だけだったと酷評した。
さらに、普天間基地移設をめぐる鳩山政権の対応は、「オバマ政権の高官に不信感を与えた」と批判、これまで何の進展もないと切り捨てた。
そのうえで、「由紀夫、あなたは同盟国の一員じゃなかったの? アメリカの核の傘のおかげで巨額の予算を節約し、そのうえトヨタを買えと言うのか?」などと痛烈に皮肉っている。
トヨタは関係ないと思いますよ。
そして、本日の鳩山↓。
『鳩山首相、責任転嫁?混迷普天間「メディアが動きすぎ」』
http://
鳩山由紀夫首相は16日、国会内で自らの後援者らと懇談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「普天間なんてみなさん知らなかったでしょう。それ(普天間問題)が国民の一番の関心事になること自体が、何かメディアがいろいろと動きすぎているなと思っている」と述べた。
普天間問題で、首相自ら5月末までの「決着」を繰り返し明言しながら混迷を続けている要因は、マスコミの報道にあると言いたかったようだが、普天間問題が国民の関心を集めることを疑問視する姿勢は批判も呼びそうだ。
首相は「『どうせ鳩山なんだから、できないだろう』とメディアが書いているが、心配なさらないで結構です」とも述べた。
開き直った上に責任転嫁ですか、どんどんと自らを追い詰めていってますね。そもそも普天間基地移設問題に対して総選挙時に「最低でも県外」と大きく謳っておいて、さらに政権交代後「年内決着」と言っておきながらその間発言がブレにブレて今日まで延ばしてきたのですから注目を集めることはむしろ当たり前だと思うのですが。
それに、「5月末まで決着」はあなた自身が言い出したことでしょう。自らが言い出したことに自らが責任をもたず、あまつさえ人のせいにするとは、あなたはもはや人の上に立つ器ではないです(元々無いでしょうけども)。
鳩山がこの件に関して今後どのような発言をしていくのかさらに注目されていくことでしょうが、私はこの記事を読んで、一つ確信に満ちた思いを抱きました。それが以下のことです。
「鳩山を総理にしたままで民主党が参院選を戦うことはない」
この事は実は4月14日に放送された「ニュースアンカー 青山のニュースDEズバリ!」の中で、青山繁晴先生が披露された、民主党の現職閣僚の方の言葉なのです。しかし、私はにわかには信じられませんでした。何故なら、現職閣僚の中で管や仙谷氏、恐らくは平野氏や岡田氏も鳩山に忠誠を誓っているであろうと思い、鳩山を首相の座から引きずり降ろそうとするのであればこの4人が止めに入るのではないかと思ったからです。ですが、鳩山がこうも迷走し、さらにこうした「問題発言までもする総理」をこのままにしておけば参院選に勝つことは出来ない。そのように考えると、この4人でさえも鳩山の首相の座の維持よりも、「鳩山」という存在を生贄にして支持率を回復させ、自らの権力を守ろうとするのではないかと思うに至ったからです。
ですが、首相解任は首相自らが決さなくてはなりません。幸夫人もこのままでいて欲しい、と鳩山に言ってきているようですから果たして自ら辞めると決めるかどうか・・・・。
個人的にはずっと鳩山でいて欲しいですがね。何せ、支持率が順調にさが・・・・おっとこの話はここまでです。
ただ、私が思うのは「鳩山が辞めても小沢がいる限り支持率は回復しないのではないか」と言うことです。最近はすっかり話題にも昇らなくはなってますが、小沢問題が消えたわけではありません。あれだけの問題が起きて(秘書3人逮捕など)、それで本人に何のお咎めもなし、未だに幹事長の座に居座り続けている、そんな人がいては鳩山が辞めても「クリーンなイメージの回復(笑)」は勿論「自浄作用の証明」、「支持率の回復」は出来はしないでしょう。
民主党の支持率を回復させたいのであれば、鳩山と一緒に小沢を辞職させるか、参院選敗戦覚悟で小沢を守るか、それとも他の何らかの未知を取るか。
参院選まで後3ヶ月です。それまでにどのような動きを見せるのか、注目です。
では、また次回!