4月のブルースサミットを1週間後に控えたある日、
何気なくタワレコでCDを物色していたときに
まさかの訃報を知ることになってしまいました。
俺の大好きだったSnooks Eaglinが2月18日に亡くなっていたらしいです。
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ショックなんてもんじゃない。
本当知った瞬間しゃがみこんでしまいました。
そしてしばらく動けませんでした。
New Orleansのナンバーワンギターリスト。
ハートフルな歌も最高。
レパートリーは1000曲以上で『人間ジュークボックス』と呼ばれ、
噂が噂を呼んで95年パークタワーブルースフェスティバルで初来日。
観た人全員が度肝を抜かれ、観た人全員が笑顔になりました。
大好評で翌96年にも単独来日ツアー。あれから13年もたったんですね。
ニューオリンズで最後に会ったのも11年前。
最近は闘病中と聞いていたけど、
2月25日に発売されたブルース&ソウルレコーズに退院し快方に向かっていると観て安心してしまってました。
今思えば2月21日のJeff BeckとEric Claptonのさいたまスーパーアリーナでの
クラプトンのセットの1曲目の時『This one's for Snooks Eaglin』って言って
[Driftin' Blues]をやったのは捧げるという意味だったんですね。
亡くなっていたとは知らず、渋い選曲と思っただけでした。
スヌークスの初期レコーディングは弾き語りが多く、
『New Orleans Street Singer』や『Country Boy Down in New Orleans』などで聴けます。
60年代にはImperialに後のスヌークスのスタイルの原型となるような
バンドスタイルの楽曲を録音、Dave Bartholomewのプロデュースのもと名曲をたくさん送り出しました。
『The Complete Imperial Recordings』にてまとめて聴けます。
70年代も弾き語り、バンドスタイルでSonetに録音しています。
80~90年代にはBlack Topにアルバムを録音します。
まさにこの時期は全盛期、絶好調、最高潮。
愛に溢れたGeorge Porter Jr.(The Meters)によるサポートが音楽にもあらわれてます。
入門編にうってつけは日本でのライブ盤
『Soul Train from 'Nawlins~Live at Parktower Blues Festival '95』です。
でもブラックトップの5枚は全部オススメです。
『Baby You Can Get Your Gun』『Out Of Nowhere』『Teasin' You』『Soul's Edge』
遺作となった2002年発表の『The Way It Is』はブラックトップが倒産したため
Money Pitから出ましたが製作陣はほぼ一緒で、これまた傑作です。
そして忘れちゃいけないギターリストとしてセッション参加した
Professor Longhairの『House Party New Orleans Style』『Mardi Gras in Baton Rouge』の
二枚は当時は未発表だったらしくCD時代になってからRounderからでました。
ドラムで約半分MetersのZigabooが参加して鬼のようなファンクドラミングを聴かせてくれます。
そしてもう一個重要なセッションはWild Magnoliasの71年の1st album『The Wild Magnolias』。
珍しくWahを使ったプレイが聴けますが、また鬼のようなファンク。すさまじいグルーヴの洪水。
いままでたくさんの素晴らしい音楽を与えてくれたのに、何も返せませんでした。
これからは、たくさんの与えてもらったものを、他の人に分け与えられるように頑張って生きていきます。
スヌークスを知っていて、俺のギターを聴いたことあるなら、すぐにどれだけ影響を受けているかわかるはず。
初来日でパークタワーで95年に観て以来、大好きになって、それからピックで弾くのを止めました。
俺が90年代後半にやってたバンドKOTE KOTE MACHINEでの一曲目は必ずスヌークスバージョンのQuaker Cityでした。今でもセッションでウォーミングアップによくやります。
奏法はたくさん研究して、ついには98年にニューオリンズを訪れ滞在中10回くらい観に行きました。
30センチの至近距離でも見ました。けど右手のピッキングは謎でした。
スヌークスのことは生涯忘れることはないです。
合掌
4月のブルースサミットは7日です。
心からスヌークスに捧げて演奏します。




