まあ、BLUES SUMIIT(以下BS)にかかわらず、


俺が18歳くらいから、今に至るまで、国内外のブルースセッションに行って、学んだこと。


これは覚えておいたほうが良いと思うこと(セッションマナーについてはまた別のときに)。


特に俺が主催して、2000年から8年もの歴史を持つ(そんなに誇れる長さではないが...)このBSにおいては


「これくらい知っておけ」


ということを書いていきたいと思う。



まず、俺が言いたいのは、ナメちゃいかんってこと。


たかがブルース?


Bullshit!!


「みんなだいたい12小節の3コードでしょ」


だとか


「だいたいEとAとか」


だとか


「伊勢佐木町」


だとか


ナメちゃいかん。



俺が言いたいのは


その1曲1曲に、歴史があって、ストーリーがあって、伝えたいメッセージ(歌詞)があって、気持ちが込められてるってことだよ。


だから「12小節のEのスリーコードの曲」とかじゃなくてさ、


だからその曲、曲に、真摯な姿勢で、向き合って欲しいと思うわけだ。


それは歌う人だけでなく、もちろんギターリストも、ドラマーでさえも、そうであってほしい。


その曲にあったプレイってのが絶対あるはずだから。


たとえば、「The sky is crying~♪」って歌った後に、オブリを入れるなら、ハープでも、ギターでも咽び泣くようなフレーズを入れたくなるはず。


だから、そこでハッピーなフレーズは合わないと思うし、ドタバタしたドラムも要らない。


まあ、そういう心掛けっていうかね、そういうのを大事にして欲しいな。



スタンダードといわれるからにはやはり理由があるわけで、


まずその素晴らしい曲を書いた作者に敬意を表さなければいけない。


そして、その曲を有名にした広めた人にもだ。


最後に、たくさんの人に愛され、カバーされてるってこと。



大大大スタンダードなSweet Home Chicagoだってそう。


Eの12小節のスリーコードってだけじゃないんだよ。


そこに、Robert Johnsonが録音してから70年以上、Robert Jr. Lockwoodや、Magic Samや、Blues Brothersらによって受け継がれてきた歴史もある。


それぞれがその気持ちを歌に込めて歌ってきたはず。


そういうところまで、踏み込んで、一曲一曲を大事に歌い演奏してほしいと思う。







さて、前置きが長~~くなったけど、いくつかスタンダードの曲をあげようか。


俺も18の時に洗礼を受けた[Stormy Monday]


俗に言うストマンってやつね。


この曲はT-Bone Walker作の労働者の気持ちを歌った「月曜は憂鬱」という曲だけど(略し過ぎか)


セッションで難しいのはたいがいの人がストマン進行と呼ばれる進行で演奏するからだ。


まあ、ブルースの基本パターンが


Ⅰ/ Ⅰ/ Ⅰ/ Ⅰ/

Ⅳ/ Ⅳ/ Ⅰ/ Ⅰ/

Ⅴ/ Ⅳ/ Ⅰ/ Ⅰ/


なんだけど、


Ⅰ/ Ⅳ/ Ⅰ/ Ⅰ/

Ⅳ/ Ⅳ/ Ⅰ Ⅱm/Ⅲm Ⅵ7/

Ⅱm/ Ⅴ7/ Ⅰ/ Ⅰ/


になったり、細かくは少し違ったりする。


7、8小節目が特殊というかね。


そして9、10小節もⅡ-Ⅴ(ツーファイブ)といわれる進行だったりね。


俺も初めてやった時は


7、8小節目が来た時


「え?え?え?え?」


となったのを覚えてる。


そして、その次のセッションの時までに覚えて来て練習したのも覚えてる。


でも一番有名なT-Bone Walkerの「モダンブルースの父」っていうレコードを買ったら、それはストマン進行じゃなかったってこともあったな。



でもそのレコードからはいっぱいフレーズをコピーした。


当時シカゴブルースにどっぷりだった俺にはものすげえジャズィに聴こえた。


今聴くとお洒落ブルースって感じだけど。


でもフレーズが速くないのに、ものすげえスウィングするフレーズがたくさんだね。


って話がT-Boneで止まったな。


ストマン進行はBobby Bland(ギターはWayne Benett)かAllman Brothersで覚えたな。



Allmanの[Fillmore East]は、他にもStatesbolo Bluesやら、Duane Allmanのスライドやら聴き所満載だね。


あと、Robert Lockwoodの日本のライブ盤のバージョンかな。



ケツからロックウッドが一人で始めて、始めてから「G!」って叫ぶのがすき。


これぞ!でしょ。


なにをやるとか、テンポがどうだとか、キーだとか、なにも言わずに始めて、


みんながそこへ着いていくという、ブルースセッションの理想形。


まあ、ロックウッドはGって言っちゃってるけど。。


ロックウッドのギターもブルースギターやる人には、ものすごい薦めたいですね。


一番か、二番くらいに薦めたいですね。


Little Walterのバックとか、チェスでの仕事も、ソロアルバムも。




そして、俺の十八番でもある「Messin' With The Kid」


他のセッションでもやる人はたくさんいました。


大体は有名なJunior Wellsのヴァージョンでやりますが、俺はLuther Allisonのヴァージョンでやりますね。


俺が持ってるのはルーサー・アリソンのジャケ違いますが。。



Messin'とかは進行は普通の3コードだけど、8ビートだったり、ファンクブルースであったり、


なにより、12小節のケツにつくリフですね。


で、そのリフ始まりだったりするんで、知っておくと、しっかりイントロから入れます。



とりあえず、今日はこのくらいにしときますか。


また追記します。