映画「ミステリー・アリーナ」

<ネタバレありません。ただし、強烈なミステリー好きにはもしかしたらガワが解ってしまうかもしれないので注意して読んでください。>


【鑑賞場所/アクセス】

京成ローザ・ウエスト4Fにて。
ここは、京成電鉄千葉中央駅が最寄りだが、ほぼ駅直結といっていいところだ。




【背景】

その詳細は過去ログをご参照ください。
単純に予告編で興味を持ったため。

封切り日は5/22。
自分が鑑賞したのは、その3日後の5/25だ。




【自分のなりのざっくり“あらすじ”】

この映画のジャンルは、ちょっと先の時代でプチSF。

しかし、そこまで現実離れしていない世界で行われている推理ゲームであって、そのテーマとなる推理小説は、現在より前の昭和後半ぐらいが推理する物語となっている。

要は、課題の物語について、ピックアップされた回答者によって犯人当てゲームをアリーナのような規模で大々的に行っているというテイだ。

だから、ステージは近未来だが、物語は現代なので、鑑賞者側も推理小説を読んでいるがごとくの視点で映画を楽しめるという構図だ。


(ウエスト4Fにある上映ホール付近に掲出されていたポスター。)



【キャストについて】

この作品においては、このアリーナの司会者兼ストーリーテラー役の唐沢寿明氏回答者の一人である一子役の芦田愛菜氏MCのサポート役のトリンドル玲奈氏に着目していれば、この作品は概ね推理小説の中身に疲れてしまっても、映画作品として観ているほうは維持できると思う。

逆に言えば、それだけこの3人は、非常にウェイトがこの作品においてはかかっているということになるのだが、詳細は語れない。




【レビュー】

正味では2時間無い作品だが、どの場面においても気が抜けない。
また、最初の問題となる課題ゾーンは、しっかり見ておいたほうが良い。

このストーリーが今後の肝になるのは、もちろん、ここから様々な映画としての展開が待っているからでもある。

ただ、そんななかでも、没入型の作品でもあるから鑑賞者側も予想はしておきたい。

だから、様々な回答者が様々な推理をして犯人を推測するのだけど、「え?そうなの?」とか「え?違うよ~」とか思いながら鑑賞していたのだけど、もちろんそんな単純な作品ではなく、何重にもストーリーが縦筋に対して絡まっており、後半へ流れるほど、本筋から離れて複雑にはなっている。

よって、これはただのSF作品ではないし、ただのミステリー作品でもないんだ。
だけどね、

ワタクシは推理小説、特に叙述系トリックがたくさん登場する作品をたくさん読んでいるからなのか、この作品の大オチは、バシッと解っちゃっていたんだよな。

もちろん、だからといってそれが作品自体の面白さが半減するとかではなく、ちょっとのところというかそこだけは答え合わせになったので、若干萎えたところはある。


(今や時代も変わり、右下のQRコードを入口でチェックして入館するとのこと。いやしかし、たった二名の貸し切り状態だったのはすごかった。)



【エピローグ】

ミステリー(小説)とは、いかに遠回りしてゴールするかなのだが、この作品はまさに遠回りと角度がポイントだった。

つまり、真のミステリー好きなら、おそらく早い段階で(最後の)真犯人が見えていたと思う。

でも、こんな未来のSFシステムがあるなら、この推理小説の答えは、一つではないともいえるのでしょうな。




【さいごに】

主役でMC役を演じた唐沢寿明氏は、さすがの立ち回りだったと評価したい。

陽の部分だけなら演じれる役者は数多くいるだろうが、陰の部分もしっかり演じる必要がある役回りだったからね、さすがの役者さんだったと思う。

そして、最も目立つ回答者役を演じた準主役級ヒロインを演じた芦田愛菜氏も回想シーン(養護施設でのブランコシーン)以外は、熱がこもった強弱のあるシーンでさすがの立ち回りだったと評したい。

なお、それ以外と評したのは、その箇所だけ演じたところがウマ過ぎて、あまりに本人が幼く見えてしまったから。

監督しては、そのあたりも狙っていたのかもしれないけれど、ちょっとやり過ぎたような気もしたので、本人が同行ではなく、ストーリーとしてちょっとだけ減点。

そして問題なのは、MCサポート役を演じたトリンドル玲奈氏だ。
喋らずサポートに徹しているシーンでは、大変良かった。

彼女はハーフ顔の特徴を生かしたSFチックな場面にハマっていたが、ひとたび場面が変わってソロ活動になると、途端にショボくなるんだよね。

迫力もないし、声も張れないご様子なので、ここはメッチャ残念だったな、
重要な立ち回りが必要なキャストだっただけにな。




【エンドロールについて】

この作品は、エンドロールが流れたら席を立ってもOK。
エンドロール後のサプライズは一切ないぞ。



(イースト館側で電光掲示案内されていたウエストのタイムテーブル。ウエストでは、ミステリー・アリーナが唯一レイトショー作品としていたようだ。)




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【記憶にないくらい前の記憶】

このあとにそのレビューを行うが、とにかく今振り返っても自分がなぜ映画館(京成ローザ10、以下「ローザ」という。)に行ってまで観たかったのかはわかっていない。

だけど、目的の作品がレイトショーをやっていたのはひとつの理由だったと思う。




【頑張って思い返すのだが】

映画を直近で最後に観たのは多分、千葉市南部にあるT・ジョイ蘇我だったはずだが、当然、何を観たのかは記憶にない。

もちろん、このブログをたどればレビューがヒットすると思うが、それをしないつもり。

なぜなら、現時点でまだgooブログからアメーバブログへの引っ越しは終わっていないから、その記事が見つかったとしても直近なのかも不明。

なお、調べてみたら、下書き落ちになっていた記事が1200本あって、なおかつ再編集しなくてはならない記事もいくつかあろうから、1日1本ノルマで編集して再UPしたところで3年半はかかる計算だ。

つまり、そんなレビューもそこに埋もれているに違いないから、わざわざ下書き落ちしているものを探して再編集したくもないし、今はそれをやりたくないのだ。



【なぜローザに行ったのか?】

映画の本編を待っている間、こぞって映画を観ていた時代に時が戻り、チケットをネットを買った時点で、あれ?と気づいたのよ。

そう、なぜローザだったのか?

どでかい駐車場完備の蘇我だったら、レイトショーがあればそこまで遠方へ放り込まれないメリットもあったはずなのに。

そんなことを考えながら思いかえすと、一番観ていた時代は20代半ばの30年前。

当時、ローザのほかに千葉にはシネマックスという映画館も存在していて、当時の彼女とメチャクチャ見に行っていた記憶が蘇ってきた…懐かし話はこれまでにしておこうか。




【現場にて】

映画鑑賞そのものが10年では効かないくらい観ていない時間があるし、ことローザに限れば20年は来ていない気がしている。

そのため、ネットでチケットを買ったはいいが、かなり戸惑いながらチケットへ交換したんだった。

正直、なかなかスムーズに買えなくてギブアップ寸前だったが、ピコピコとキャンセルボタンを押しながら進んでいたら、なぜか発券されたんだよな。




【いざ入館】

レイトショーの魅力は、価格が安いだけでなく、絶対に混雑することがないから。
しかも平日だからな、オレ以外の鑑賞者はなんと一名のみ。

その映画館には2名しか居なかったという、ほぼ完全貸し切り状態だったが、空調にお金をかけられないのか、バカ暑かった。

当然それ以外のデメリットもある。
それは次の日に響くということだ。

もうそろそろ50という階段の踊り場が近いからな、影響がないことなんか毎朝5時おきのオレには有り得ないことだろう。

もう一人の鑑賞者は、高めに見積もっても30歳くらいだからな。
オレとは、すでに若さのポテンシャルが比較にならん。




【何を観たの?】

ミステリー・アリーナという小説を映画化したという“堤監督”作品を観に行った。

テレビの予告編をみていたとき、推理小説好きなら観たほうが良いというスイッチが入ったから興味を持ったのだ。

偶然にも、映画館に行った時点でキャストを知ったのだが、芦田愛菜氏が作品に参加していたことを知る。

彼女の出演作は観たことがなかったから、予告編には登場していなかったと思うので、どのような立ち回り役なのか待っている間に興味を持ったという。

まあヒロイン的な役なのでしょうな。



(ローザのイースト館側に掲出されていた映画のチラシ。推理小説がテーマとあれば、ミステリーファンとしては黙っていられなかった。)


<ワタクシが観た“ミステリー・アリーナ”のレビューはコチラ>



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芸備線沿線でバスの実証実験 平日の日常利用向け 6月1日から9月末まで 7月以降には観光利用向けのバスの実証実験も<株式会社中国放送>Yahoo!ニュース


【時が来た・・・のか?】

JR芸備線、完乗目的者以外でも鉄ちゃんだったら、その存在と危機度の認識は誰しもが持っていることだろう。

そんなところに、5/8付けだがそんなニュースが飛び込んできた。
これってつまりは・・・そういうことだよな。




【そういうこととは?】

この記事を読んでくれているほとんどの方にとっては、ワタクシが改めて説明するまでもない話だろうが、もともと中国山地を東西に走る芸備線に限らず、山陰方面に抜ける木次線や山陽方面に抜ける福塩線(の一部区間)は、特に存続やバス転換の話題が絶えないところ。

そこでJR西日本だって、ウルトラ超赤字路線を野放しにも出来ないものの、地元との兼ね合いでナタを振れないのは容易に想像できること。

まずは、その中でも最も問題となっている“備後庄原~備後落合~新見※”の間について、実証実験を敢行することで既成事実というか実態や実績を積み上げようというところだろう。

でもこれって、明らかな結論ありきのミエミエな施策であって「将来的には廃線もしくはバス転換にすることは決まっているけれど、実証実験という名前で検証というパフォーマンスをしますよ。」という行動であることは、誰の目から見ても明らか。

でもJR側だって段階を踏んで「結局そうすることが望ましい」という結論へ向けたバックデータがない限りは動きようにも納得してもらう材料がないから、無駄な実験ではあるけれど、ここは地元説得に向けた行動を行うわけだ。

地元側だってそれくらいわかっているとは思うけれど、表立って反対するのは主に地元の先生くらいだろうから、結末は申し訳ないが第三者の目線でも、すでに見え隠れしているところだろう。

まあうまく言葉にまとめるのが難しいけれど、いよいよ芸備線における鉄路廃止へのカウントダウンが始まったことは間違いないことなのだ。




【いつかは“今しかない”】

地元の人たちにとっては、死活問題となるケースとなる方も当然存在するであろうが、ネットで情報を調べている限り、この区間はあまりに利用者数の減少が著しい。

イベントなどで一時的な上積みはあっても、学生をはじめとする通勤通学利用者が増加しない限りはやはり、そうした選択となるのも時期到来を否定できないと思う。

また、自分の勝手な目線でモノを言わせてもらうなら、42年間から完乗の目的があった自分としては、このあたりも個人的にはいつか乗れるだろうと考えていた路線。

ところが、こんな状況ならば無理にでも機会を作らなければ、芸備線を乗りに行くことなどない。
なので、この記事を信じて6月中に芸備線を完乗しなければならない使命を感じた。

そのため、6月に引き続き、7月中には芸備線と接続する木次線と福塩線を完乗する計画を立てたという。

これには、芸備線の存続以外にも大きなポイントとなる点があまりに多くあり過ぎるからなのだ。




【大きなポイントとは?】

仮に芸備線の備中庄原~備中神代間がバス転換または廃線となった場合、木次線全線が単独路線となるので、完乗のためにはここだけ(宍道~備後落合)を往復しなくてはならない超難所となる。

その代わり、芸備線については、芸備線と福塩線を使ってグルっと回る事により、備後庄原~塩町間の盲腸線だけの往復乗車で完乗できるメリット?となる。

そうはいっても、一方通行の乗車で良くなることにはなるが、ダイヤ次第ではその盲腸区間を取りに行くことだって容易ではなくなるだろう。

まあ一度、そんな一部区間でも廃線となれば、芋づる的に中国山地方面には廃線やバス転換が決まり、木次線や芸備線の盲腸区間、はたまた福塩線の府中~福町間、さらには芸備線の福町~三次間だってどうなるかは容易に想像がつく。

特に芸備線に至っては、広島~下深川間以外は危険地帯なので、将来的には・・・・かも知れん。




【そうならないことが(個人的に)理想だが】

現実を踏まえれば、モータリズムの進化があれば、進化に合わせて無くなるものもあるのが世の常。

少なくても、あと15年もすればこの中国山地方面の路線図も大きく変わっているだろうしな。

JR線(すでに完乗した旧JR線および旧国鉄線を含む)完乗を目指した自分でさえ、人生のカウントダウンが始まっているわけで、今の目標が今般の廃線事情によりもっと完乗区間が減少しているとは思うが、それだって生きているうちに完乗を達成できなければ何の意味もない。

まずは、(生きて元気そうであるうちに)今度の6月に実施する芸備線旅に集中したいので、ワタクシの晴れ男パワーが見事発動してくれることを願うばかり。

なお6月の当日は、フリーきっぷなどを使わないマジの普通乗車券のみで乗車するので、微力ながら存続に貢献できたらと考えていることを申し添えておこう。


(この画像は、中国山地周辺を完乗するなら絶対に2回は利用する駅となろう備後落合駅での一コマを収めたもの。芸備線がこの駅を停車したりするのも風前の灯火となってきたが果たして??)(この画像は写真ACより引用したものです。)


【蛇足※】

芸備線として運行する区間のうち、備中神代~新見間は伯備線との重複区間であるため、実証実験そのものは備中庄原~新見で行うが、その重複区間の所属は伯備線であるため、もし鉄路運用をやめるとなったら、(まずは)備中庄原~備中神代間が廃線対象になるだろう。

また、大きなポイントとなる話の続きになるけれど、現時点では中国山地をクリアするために、芸備線における備中落合~塩町間は、必ず2回は通る区間となっている。

ゆえに、この途中駅となる備中庄原~塩町間が廃線になれば、必然的にいずれ塩町~備中庄原間もそうなるということになろうし、もしかした段階を踏まずにバッサリいかれてしまう可能性だってゼロではないとも考えてしまうがどうだろう。



(この画像は、JR西日本のHPより引用したものです。)


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<その2からのつづき>


【そうかそれがあるのか】

そんなシミジミしているころ、ここで、気になる車内アナウンスが入るんだわ。
それは、桃内より先は、Suicaのエリアが変わるというもの。

(厳密にはJR東日本の水戸支社と仙台エリアの境界が桃内にあるからなのだが。)

つまり、当区間をまたぐSuicaによる乗車の乗り越し、通過は出来ないというもの。
それは勉強不足だと嘆きながら、車掌を捕まえて車発機のお世話になる。


(suicaを持っているのに、まさかの車発機利用。いやあ面食らったわぁ。)


しかし、冷静に考えると帰りはもっと困ることに気づいたわけ。
それは原ノ町から居宅のある最寄り駅までの帰り方だ。

ここは5000円以上の運賃がかかることが分かっているので、当初はそれぞれSuicaにバッチリチャージして抜けようと考えていたことが、それが破綻してしまうということだ。

しかし、Suicaエリアの境界があって通しでSuicaが使えないとなると、そんな運賃になれば、さすがに駅の自動券売機では購入出来ないだろうし、原ノ町のみどりの窓口は3年前に閉鎖したというから、窓口でも乗車券が購入出来ないことになる。

こうなると面倒だが帰りの改札機通過はSuicaで入って下車駅で精算しなくてはならないことになる。
Suica機能の便利さを失う範疇だが、ここは勉強不足と腹を括るしかないようだ。


(このポスターは、原ノ町駅の跨線橋に掲出していたもの。こんな事実はマークしていなかったし、今後、そんな区間があるということは用心しなくてはならないということを教えてもらった。)


【そんな悩みをGemini様にご相談してみた】

原ノ町まで到着のあいだ、この問題についてGemini氏とのラリーにより、一つの解決策が提案された。

それは原ノ町にある自動券売機ではなく、同駅にある指定席券売機で乗車券(運賃)のみを買うという手法だ。

これならクレジットでも乗車券を買えるということを教えてもらったんだ。

ただAIとは知らないとは答えず、時に知っているようにウソもつくので、原ノ町で下車後、すぐに指定席券売機で運賃だけきっぷが買えるか試してみたのよ。

するとどうよ、問題なくそんな希望の乗車券を買えちゃったではないか、しかもクレジットでね。
スミマセンGemini様、貴方の情報は正しかったようです。


(無事に、原ノ町駅の指定席券売機で乗車券だけ買えた代物がこちら。このきっぷ、経由がミソなんだよww)


【いよいよ宮城県南部を目指す】

原ノ町は福島県南相馬市にある。
つまり、まだ目的地にはクルマで1時間以上、しかも高速道路を利用してでの距離があるわけだ。

当初予定では、常磐線でそのまま亘理まで行く計画だったから、このたびレンタカー作戦へ変更したことにより、原ノ町駅で下車することになった。

前述のとおり、ココからはレンタカーによる移動なのだが、そもそも利用者が少ないのか、お店には可愛らしい女性店員さんひとりでワンオペのご様子。

しかも、自分が利用するであろうクルマは店の駐車場ド真ん中にスタンバイされていた。

そのため、かなり利用に至るまでは相当スムーズだったのだけど、可愛らしいお顔と裏腹にメチャクチャお国言葉を使うので、ようやく東北に来たのだなぁと同時に旅感を味合うことにもなる。

ただ、実はあとにも先にも、そんな訛りを聞けたのは、この女性からのみだったんだよな。

土浦でもいわきでも、この先の亘理でも様々な人とワンツートークをするのだけど、本当にここだけだったのは余談までだ。






(原ノ町駅にて。上:駅標、中:乗ってきた669M、下:西口前を臨んだところ。)


【レンタカーの旅】

用意されていたクルマは、コンパクトカーで車種指定なしのプランだったが、運転経験のあるビッツだった。

中年太り著しいオレにしてみれば、やや窮屈であり、アクセルのレスポンスも自分の愛車に乗り慣れているとゴッツ悪く感じるが、まあ目的を達成できればいいので割り切って利用した。

このあとの様子については、目的であったホッキめしを予定どおり2店舗で食せたので、そちらについては別ログをご参照下さい。

<最初の店舗のおはなし>

<二番目の店舗のおはなし>

なお、レンタカーを使った目的も、その2店舗に行くためだけに予約して利用したことは改めて強く申し上げておこう。


(駅から徒歩圏内にないとレンタカーって使いようもないと思っているので、原ノ町駅に近かったこのレンタカー店を使った。それと同時に亘理へ向かうには最寄りの位置にあった。ここを選択した理由はただそれだけなんだよ。当然、宮城県南部にあれば、それレンタカー店を利用したけどな。駅に近くないか信頼できるレンタカー店がなかったのだ。)


【原ノ町に帰ってきまして】

自分の想定よりも、1時間半以上早く目的が片付いてしまったから、途中で立ち寄った高速のSAで仮眠しようかと、駐車場の片隅で目を閉じてみたが、慣れない環境であることとまだ運転が残っているという緊張感から一切眠ることが出来なかった。

仕方がないので、南相馬市内で給油をして、さっさとクルマをレンタカー店へ返却したという。

それでも、原ノ町から乗車予定のひたち号まで1時間以上の時間があったから、図書館に付設している喫茶店風の喫茶スペース店で、あまり食べたくなかったパンケーキや紅茶を食しながら、時間を潰したという。


(原ノ町駅・・・自分は千葉の片田舎に住んでいるものと自負していたが、駅前の都合だけでいえば、断然わが街の最寄りの駅の方が勝手がいいことを実感する。まあ、喫茶店を見つけて、それを過ごすというのも悪くないのだが。)


(原ノ町駅・・・たしかに特急は全列車停車する駅ではあるが、それを含めても1時間に一本の運転しかないという駅だ。常磐線においては主要な駅の一つではあるのだけどな。)


【JR東日本管内なら最長の特急列車に乗車】

昼行特急は、節約旅なら最小限の利用になるが、このひたち22号に乗れなければビシッと居宅の最寄りまで帰れないので早期予約のうえ乗車と相成った。

っていうか、これに乗れないとまともに帰れないので、この列車の利用ありきで行程を考えていたのだけどね。

この、ひたち号・・・そうだな、勝田や水戸に着くまで利用客はまばらだったけど、一気に乗客が乗車して来たのだけど、水戸から上野まではノンストップだからね、オレもすっかり夢の中だったと思う。


(チケレスの最安値で購入できたのもラッキーだったかな。まあ新幹線だったり、シーズンでもないので余裕で買えたのだろうが・・・)


(このひたち22号に乗ることは決まっていたし、前提だった。だけど、行き帰り”ひたち号”のお世話になるとは当初予定だと考えもしていなかったことだ。E657系は、快適な速達車両のひとつだとオレは思う。)


【東京からはまっすぐ帰路へ】

当初予定では、東京駅からの帰りの列車も座れないとハード行程の影響で辛そうだったので成田エクスプレスで、それこそ予定どおりドーンと帰った。

この利用したNEX、運よくインバウンドの利用や外国人観光客の利用も少ない車両だったようで、乗客率も35%ほどというところでメッチャ快適だった。

つまり、原ノ町からの移動は、一切滞る事なくモヤモヤすることなく居宅まで帰れたということだ。


(東京駅地下ホームにて。完全に予定通りの移動で、さいごのレグも遅延なし。)



(多分、JRの特急列車だったら最近はE259系が最も多く乗車しているだろうな。”しおさい”も然りなのだが、なんかこの車体を見ると、いよいよ家なんだなぁという思いになる。)


【まとめ】

当初の予定とは直前で様々変わったものの、そもそも企画していた目的をすべて達成出来たことはもとより、ちょっと想定外のこともあったが、まあ無事に予定していた列車にも乗車できたから良しとしておきたい旅になった。

流石に直近の広島旅では大ポカをやらかしたばっかりだから、これで同じ轍を踏んだら、さすがにただのアホだしな。

とりあえず及第点の旅立ったと評しておこう、suica跨ぎという勉強もできたしな。



(チケットレスは以前より使い安くなって便利になった気がする。気のせいかな?)


<その1へもどる>


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<その1からのつづき>


【いわき市にて】

正直、初日の宿泊予定先は出来るだけ現地の亘理に近いところまで近づいておきたかったが、この福島県いわきを超えると極端に適当な宿が少なくなるのと、立地や価格が自分の範囲外となる。

だから、今回はいわきにしたということ。
あとは前述のとおり、ここは福島第二の都市だからね。


(きれいで案外大きい駅舎を有する駅・・・そんな第一印象だった。)


この街なら宿もそうだけど飲食店や居酒屋がいくつかあるだろうからという期待はしても良い、この地に決めた理由の一つはそれだ。

いわきには、乗車していた特急ひたち号が定刻から2分くらい遅れて到着し、宿泊先へ荷物をぶん投げたら居酒屋探訪のため、駅前に繰り出した。

すると駅前では普通に制服警官が鋭い眼光でギラギラ目を光らせている光景に驚いた。
ところが、そんなすぐ脇をオレが通り過ぎたのに、

キャッチ群がオレをガールズバーやらキャバクラにガチで誘ってくるのだから面白かった。
お巡りさんは、ただ見ているだけみたい(笑)

とはいえ、パトカーは周辺をグルグル回っていて、駅前は治安の悪いところがあちこち見え隠れしていてビックリ。

そんな駅前も道を1本入れば、カラオケ屋の客引きがゾロゾロ湧いてくると思えばガールズバーだったりキャバクラだったり、立ち番のキャバ嬢があちこちにいて、本当にここはいわきという街なのかと疑ったほど。

そんな駅前で一杯やったあと、ラーメン店でラーメンを食べに行く行き帰りも、そんな連中に何組から声をかけられたか分からんくらいすれ違った。

千葉より空気悪いなぁと感じたくらいだから、よっぽどだぜ?
しかし、いわきという街、もっとデリケートなところがまだあるのかと思っていたが、実はよく見るとそれも垣間見えるんだわ。

それは異様な数のビジネスホテルや旅館の数だ。
ちょっと首都圏では見かけることのない数に圧倒されたが、これも東日本大震災の歴史なのだ。

いまや、それも風化しつつあり、すでにいわきという街らしく発展しているようにも映るということ。
オレ的には、なにかありそうで何もなさそうな街という駅前か記憶に刻まれたことは間違いない。



(今回お世話になったホテルへ向かっていたところの様子。あ~まずはいわきに着いたな・・・というところよ。)



【いわきから宮城へ向かう】

そんな本番前夜は、前述のとおり、いわき駅前の串かつ店で一杯やったあと、よせばいいのにラーメン店でしっかりシメに行った後にホテルへ戻っていた。

本来、節約旅のはずが、なんだかんだで結構出費していることに気づいた。
ホテルのベッドに潜り込んだときには、それを感じてすでに自己嫌悪状態となるのだが。

そのため翌朝は、様々モヤモヤしながら駅へ向かうのだけど、例によって天気はピーカンなんだよな。

やはり、亘理でレンタサイクルを借りたほうが安上がりだったなと軽い後悔をしつつ、計画時ってオレの晴れ男説、絶対に広島以外だとウルトラ高確率だということを自分自身が信じ切れていなかったようだ。



(時間があったので、いわき駅南口のロータリー付近をぼんやり見ていた。夜のあの感じとは全く違うということと、思ったほど何もないことに気づくんだよ。)


【本番である2日目のはじまり】

今思えば(当日朝に気づいた)、いわきを宿泊先とした理由が、夜をやり過ごすネットカフェ(快活)がいわきにあったことに由来するのよ。

当初予定では(格安旅のため)、そのネットカフェで朝まで過ごすつもりだったから、宿泊施設で泊まるつもりなんか一切なかった。


つまり、いわきで滞在する必要は無かったことに気づいたわけ。

そんなことをホテルからいわき駅へ歩いている際にマイナスなことばかり考えてしまっていた。
まあ、ホテルでの滞在が心地良かったなら、そうも思わなかったかもだが。



(いやぁ、ほんとにオレのピーカンパワーもちょっと怖いくらいだった。春の快晴は青々していたしな。)



【常磐緩行線で原ノ町を目指す】

宮城県へ目指しているのに、当日朝の時点でまだ福島の南部(南東部)にいるのだから、さっさと北上しなければならない。

しかし、この先は福島県北部の原ノ町駅前※でレンタカーを利用することになっているほか、この区間の列車運転本数との折り合いにより、この時間からの始動となった

(※宮城県南部エリアには適当なレンタカー屋が存在しないんだよね。だから安価で借りるには隣県で借りて戻すのがマストなんだよ)


まあ、原ノ町(原町市)がどんな街か知らぬが、いわきより自分の使える宿泊施設が多くあった時点でオレの作戦ミスがひとつカウントされるだけなので、あえてそれは調べなかった。

そう、あくまで自分のゴールは、別にあってそれらを無事にこなせて、無事に家まで帰れればよいのでね。



(いわき駅構内にて。外観どおり、キレイでピカピカな駅だったな。いよいよ、原ノ町へ向かうぞ。)



【常磐線緩行を味わう旅】

乗車した北行の列車が久ノ浜を過ぎてから、いよいよ単線になるんだな・・・とか、末次くらいでようやく海が見えるとか、常磐線の新鮮さの要素をポツポツ感じながら車窓を眺めていた。

この区間(常磐線)はすでに完乗しているものの、今から45年くらい前のことだし、しかも夜行寝台に乗って移動した箇所なので一切の記憶もないから、やはり日中眺める車窓は新鮮。


なぜなら、オレとしては、この常磐線にただ完乗記録があるだけだからな。

それに震災の影響もあって広野〜原ノ町もかつては不通期間があったからか、広野から北に進むと急に線路が嵩上げされていたり、津波の傷痕が各所に更地があることが目につく。

つまりいまだ、そんな更地を多くの重機が動いているところは、諸々胸に来るものがある。

また、双葉以北には、とくに建屋も新しい周辺施設が目につくことに加え、除染土壌のようなものや黒いフレコンに入ったものなど多数見かけて復興が実際にはまだまだであることを知るんだよぉ。


(E531系の5両編成にて、いわきから北上する。しかし、、その後ちょっとした落とし穴がやっぱり待っていたんだよなぁ。)


<その3へつづく>


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