珍しく書くブログ
珍しく真面目な話
虹之介(長男)を育てるにあたり、嫁と決めた事がある。
それは「好奇心の芽を摘まない事」
その為に出来るだけ否定しないで育ててきたつもりだ。
そして今5歳どう育ったかと言うと、
エレベーターの非常ボタンをよく押す、
ホームセンターのスタッフ呼び出しボタンをすぐ押す、
虹よ、そこじゃない!
ただ、ロケット開発を手掛ける
植松努氏は次のように言っている。
「ボタンを押すとロケットが発射する装置があって、
小学校1年生のクラスでこのボタン押したい人?
って聞くと9割の子供が手を上げる。
次に6年生のクラスだと2割くらいしか上がらない」
これは、インターネット等の情報や
大人たちが諦め方を教えている証拠だと、
良い子=大人にとって都合の良い子
が増えているからだと、
虹よあと7年ボタンを押すのだ。
そんな虹之介5歳現在お母さんと一緒じゃないと寝られない。
寝かしつけて嫁と晩酌しているところ、
虹之介が起きてリビングにやってきた。
いつもなら嫁が一緒にベットに連れていくのだが、
その日は珍しく嫁がゲームをやっており、
私が行く事になった。
そして、寝かしつけながら虹之介に聞かれた
「ママは何をやっているの?」
流石にゲームをしてるとは言いづらい
そして納得したかの顔で虹之介は話しだした。
「ママは虹や涼(次男)の明日の準備をしているんだね!」
私は「う、うん」と軽く相槌をした。
「ママが大変だから明日から虹は帰ってきて自分のお支度をしたり、
涼ちゃんの面倒を出来るだけ見るね」
こんなこと自分が5歳で言えただろうか。
その後、この話を嫁にして
2人で彼の成長に感動し涙ぐんだ。
翌日、「虹、昨日言ったこと覚えてる?」
と聞いたら「全然知らない」と言う。
勿論、明日のお支度も自分でしていなかったのは言うまでもない。
虹よ、感動を返してくれ。