北京冬季オリンピックまであと981日 

(2022年2月4日開会式)

この本を読むことは、あなたの人生における最高の冒険になるだろう。

 

『7つの習慣』はすでに30ヶ国語以上に翻訳され、版を重ね、1,000万部を超える記録的な売り上げを達成している。今回、日本語の全訳が完成されたことで、日本人もこの『7つの習慣』の感動を味あうことになる。

 

『7つの習慣』を勉強することで、あなたは次の結果を期待することができるだろう。

●真のリーダーになり、マネジメントの本質を知る。

●人生における明確な目的と方向性を持つようになる。深いコミュニケーションをとる方法を知ることで、周りの人たちとの充実した人間関係をつくる。

●忘れていた人間本来の暖かさを取り戻し、本当の喜びを生活の中で味わえるようになる。

●他人との協力を通じて、無限の資源を活用する方法を知る。

●家族などの大切な人間関係を築き直す鍵を学ぶ。

 

 

7つの習慣

スティーブン・R・コヴィー著

ジェームス・スキナー  川西茂/訳

1996年12月25日 初版第1刷発行 

1997年10月29日 初版第33刷発行 より引用・転載します

 

 

第三部 公的成功

愛の法則と人生の法則

    私たちは、見返りを求めずに無条件の愛という形で預け入れを行なうとき、愛の基礎的な法則を守っていることになる。そうした行為で私たちは、相手に安定感と安全な気持ちを感じさせる。そして相手は自分自身の本来の価値を感じることができ、自分の真のアイデンティティーを肯定されたことになる。

  は相手の自然な成長を促進させ、人生の基礎的な法則(協力・貢献・自制・誠実)に沿って生活する動機づけになる。相手は自分の本来の可能性を発見し、発揮することができるようになる。それは、こちらの弱点に反応するのではなく、自身の内的価値観に沿って生活する自由を、私たちが相手に与えるからである。しかし、ここで勘違いしてはならない。無条件で人を愛するということは、すべきでない行動を容認したり甘くなったりするということではない。甘い行動や態度自体は、大きな引き出しとなる。私たちがすべきことは、相手の相談に応じ、話をし、そして

制限結果範囲をきちんと設定することである。そして、無条件に相手を愛することなのだ。

愛の基礎的な法則」に違反したり、愛に条件をつけたりするとき、相手は「人生の基礎的な法則」に違反する気持ちになる。相手を反応的かつ防衛的な立場に追い込むと、相手は、自分が価値ある人間であること、自立している人間であることを証明しなければならないと感じるようになるからである。

  しかし、実際はそうした態度をとる人々は自立しているのではなく、反対依存状態」にいるのである。この状態は、成長の連続体でいうところの最も低い位置にある依存状態のもうひとつの形なのだ。この状態にいる人は反応的であり、主体的に人の話を聞いたり自分の内的な方向性や価値観に従うよりも、まるで敵中心の人のように、自分の権利や立場を守ったり、自分の独自性を主張したりする以外のことは考えられなくなる。

  人が反抗的になるのは、の問題ではなくの問題である。そしての問題を解くは、信頼残高預け入れをすることであり、相手に無条件の愛を示すことである。

 

  私のある友人は、由緒ある大学で学部長を努めていた。彼は、自分の息子がその大学に入学できるように何年にもわたって計画を立て、貯金もし、頑張ってきた。ところが、入試の時期に至って、息子は受験することを拒んだ。

  父親である友人は、とても心を痛めた。その大学を卒業することは息子にとって大きなプラスになるだろうし、またそれが彼の家の伝統でもあった。彼の家は三代にわたってその大学を卒業していた。父親は、あるときは嘆願したり、またあるときは説得したり、口を酸っぱくして言い聞かせた。最後には、考えを改めてくれることを期待しながら、息子の話に耳を傾け理解しようとしたこともあった。

  しかし、この父親の対応の裏側に潜んでいたのは、「条件つきの愛」であった。息子が感じとったのは、父親にとって、自分はひとりの人間としてよりもその大学に行くことの方が価値があり、大切なのだということであった。彼はそれを脅威に感じた。だから反発し、自分のアイデンティティーを守ろうとした。そして、父親の態度を理由にして、その大学を受験しないという決意をさらに強め、それを正当化したのだった。

  やがて、この父親は自分の態度を深く反省し、しかるべき犠牲を払うことにした。彼は条件つきの愛を捨てることを決意した。息子は父親の望まない道を選ぶかもしれないということも理解した。しかし、息子がどういう選択をしようともそれと関係なく、彼は、妻と共に無条件に息子を愛することに決めた。彼ら夫婦は、その大学で得られる教育体験を本当に大事に思っていたし、息子が生まれたときからそのための計画を立て、貯金もしていたので、その決断はとても苦しいものであった。

  二人は、脚本を書き直す難しいプロセスを始めた。そして、無条件の愛の本当の意味を理解するように努めた。自分たちは何をしているのか、なぜそうしているのかを、息子にも説明した。息子がどう選択しようとも彼に対する愛には変わることはないと、正直に言える段階に至ったとき、それも息子に話した。それは息子を操るためのテクニックでも、その行動を正そうとするものでもなかった。それは彼らの人格の成長線上のごく自然な表現であった。

  息子は当初、その話にあまり反応を示さなかった。しかし、彼らは無条件の愛のパラダイムを強く心に持つことができていたので、息子に対する気持ち自体に影響はなかった。一週間後、息子はやはりその大学には行かないと宣言した。両親はすでにこの答を受け入れる用意ができていたので、無条件の愛を示し続けた。すべては解決済みの問題であり、生活は普段どおり続いた。

  その後、しばらくして、興味深いことが起きた。息子は、自分の立場を弁護する必要性がなくなったので、自分自身の心の中をじっくりと見つめ始めたのだった。すると彼の中に、その大学で勉強したいという気持ちが出てきたのである。彼はその旨を父親に話した。父親はここでまた無条件の愛を示し、息子の結論を受けとめた。彼は嬉しかった。しかし、過剰反応することはなかった。なぜなら、本当に無条件の愛を学んでいたからである。

 

  ダグ・ハマーショルド元国連事務総長は、とても意味深い言葉を述べている。

  「大衆の救いのために勤勉に働くより、ひとりの人のために全身を捧げる方が気高いのである」

  この言葉の意味は、次のようなものだと思う。一日8時間、あるいは10時間とか12時間、毎週六、七日をかけて多くの仕事やプロジェクトに時間を投入しながらも、自分の夫・妻、息子、あるいは最も身近な職場の同僚との間に、深い有意義な人間関係ができていないことがある。だとすれば、その多くの仕事やプロジェクトを進めるよりも、そのひとりの人間との関係を修復することの方が、より高潔な人格(謙虚さ・勇気・力)が要求されるということである。

 

  多くの組織のコンサルタントとして25年間活動をしてきた中で、この言葉の真理に何度も感動を覚えた。組織が抱える問題の多くは、トップ・マネジメント層における人間関係の問題に起因している。二人のオーナーの人間関係、株主と社長、あるいは社長と専務の関係など。そうした問題に直面し解決をはかることの方が、多くのプロジェクトや仕事に労力を投入するより、はるかに高い人格を必要とするのである。

 

  私がはじめてこのタグ・ハマーショルドの言葉に出会ったのは、私と私の右腕だった人物との間に大きな期待像の食い違いが発生していたときであった。簡単に言ってしまえば、役割目標に関する期待、価値観、管理手法などが異なっており、その相違点に直面するだけの勇気が、私になかったのである。そのために何か月も妥協しながら、その難しい衝突を避けて通ろうとしていた。その間中、お互い悪感情を溜め込んでいく一方であった。

  この「大衆の救いのために勤勉に働くより、ひとりの人のために全身を捧げる方が気高いのである」という言葉を読み、深く感動して、彼との関係をつくり直す決意を固めた。

  これから取り組む難問のために、私は自らの意志を固める必要があった。本当にその問題に取り組み、深い相互理解を得るのは安易なことではない、と考えていたからである。その話し合いが近づくにつれて、私は身震いするほどだった。彼は気難しく、考え方も硬直的で、いつも自分の方が正しいと思っているように私には見えていた。しかし、それと同時に、私は彼の才能と能力を必要としていた。二人が衝突すればお互いの関係が崩れ、彼を組織から失うのではないかとひどく不安に思っていた。

  私は、その話し合いの場面を頭の中に思い浮かべて、実際と同じようにリハーサルを繰り返した。そして、言葉やテクニックなどではなく、どういう原則をその状況に適用するべきかを考えたとき、やっとどうにか落ち着くことができた。そして、心のうちに平安を保ち、話し合いに臨む勇気が出てきたのだった。

  やがて、私は話し合いのために、彼と対面することになった。ところが驚いたことに、どうやら彼も全く同じようなプロセスを経験していたのだ。そして、このような話し合いが持たれることを切に願っていたのであった。彼の考え方は、私が思っていたほど硬直的なものでも、防衛的なものでもなかった。

  違っていたのは私たちの管理スタイルであり、組織全体がその違いから悪影響を受けていたのだった。私たちは、二人の相違点と不一致が生み出している問題について、お互いに認め合った。そして、その後も話し合いを続けることにより、様々な深い問題と向き合い、自分たちの気持ちを表に出しながら、尊敬し合う精神でそれらをひとつずつ解決していった。このプロセスによって、私たちは力強い相互補完的なチームをつくることができた。と同時に、お互いの友情が増し、一緒に協力して働く能力が著しく向上したのである。

 

  効果的に会社を運営し、幸せな家庭を営むための調和をつくり出すためには、大きな注意勇気が必要である。人間関係をつくる過程においては、いかなる技術によっても、管理のスキルによっても、大衆のために働く努力によっても、人格の欠如を補うことはできない。ひとりひとりに対して愛と人生の基礎的な法則を守ることが、必要不可欠なのである。

  

  

 

 

 

フランクリン・プランナー ➡ http://www.franklinplanner.co.jp/

 

 

内容紹介
全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
出版社からのコメント
『7つの習慣 成功には原則があった! 』が、スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に新たに訳し直され、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』として刊行いたします。

日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。


●不透明な時代だからこそ人格主義! 
今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。
●変わらない軸で激動の時代を乗り切る
人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。
●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと
今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。
●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳
新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。
●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更
コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。
●さらに多くの人に読んで実践していただくために
日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。

 

 

 

 

7つの習慣 目次

第一部 パラダイムと原則について

インサイド・アウト(内から外へ) ― 3

  人格主義の回復 ― 8

  真の成功とは ― 12

  見方が変われば世界が変わる ― 15

  大きな改善を望むならパラダイム転換 ― 24

  見方があり方を決める ― 28

  原則中心のパラダイム ― 29

  成長はプロセスである ― 34

  問題の見方が問題である ― 41

  インサイド・アウトという新しい考えのレベル ― 45

 

人生の扉を開く「7つの習慣」 ― 50

  習慣の三つの要素 ― 52

  相互依存への道 ― 54

  『ガチョウと黄金の卵』の教訓 ― 61

  人・物・金、鍵はバランスにある ― 63

  組織の目標達成能力 ― 66

  この本の活用方法について ― 71

  変化の扉を開く ― 72

 

第二部 私的成功

第一の習慣  主体性を発揮する ― 77

自己責任の原則 ― 78

  社会通念というゆがんだ鏡 ― 80

  刺激、反応、そして選択の自由 ― 82

  人生の責任を引き受ける ― 86

  頭と率先力を使いなさい ― 92

  作用するか、作用されるか ― 94

  言葉が「自己達成予言」になる ― 96

  影響の輪と関心の輪 ― 101

  すべての問題は影響できる ― 108

  影響の輪を広げる ― 110

  「持つ」か「なる」か ― 113

  成功は失敗の彼方(かなた)にある ― 117

  生活の主導権を取り戻す ― 119

  三十日間のテスト ― 120

  「第一の習慣 / 主体性を発揮する」-応用の提案- ― 122

 

第二の習慣  目的を持って始める ― 124

自己リーダーシップの原則

  成功のはしご ― 126

  すべてのものは二度つくられる ― 129

  意図するか放任するか ― 131

  リーダーシップとマネジメント:二つの創造 ― 132

  人生の新しい脚本 ― 136

  個人的なミッション・ステートメント ― 141

  中心から変わる ― 145

  生活の中心におくもの ― 148

  あなたの生活の中心は何か ― 160

  原則中心の生活 ― 168

  個人的なミッション・ステートメントを書く ― 178

  家族のミッション・ステートメント ― 192

  組織のミッション・ステートメントの大きな力 ― 195

  「第二の習慣 / 目的を持って始める」-応用の提案- ― 204

 

第三の習慣 重要事項を優先する ― 206

自己管理の原則

  自由意志の力 ― 209

  時間管理の四つの世代 ― 211

  生き方を変える第二の領域 ― 213

  ノーと言える喜び ― 222

  第二領域に入るためには ― 226

  新しい時間管理のツール ― 229

  時間管理への旅立ち ― 232

  原則に忠実、スケジュールに柔軟 ― 237

  第四世代の進展 ― 242

  デレゲーションによりPとPCの双方を高める ― 243

  使い走りのデレゲーション ― 245

  完全なデレゲーション ― 247

  第二領域のパラダイム ― 257

  「第三の習慣 / 重要事項を優先する」-応用の提案- ―258

 

第三部 公的成功

相互依存のパラダイム ― 265

  信頼残高という名の財産 ― 270

  信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ ― 274

   (1)相手を理解する

   (2)小さなことを大切にする

   (3)約束を守る

   (4)期待を明確にする

   (5)誠実さを示す

   (6)引き出しをしてしまったときは、誠意をもって謝る

  愛の法則と人生の法則 ― 289

  P(目標達成)の問題はPC(目標達成能力)の機会である ― 295

  相互依存の習慣 ― 296

 

第四の習慣 Win Winを考える ― 297

人間関係におけるリーダーシップの原則

  人間関係の六つのパラダイム ― 301

  Win Winを支える五つの柱 ― 317

  「第四の習慣 / Win Winを考える」-応用の提案- ― 346

 

第五の習慣 理解してから理解される ― 348

感情移入のコミュニケーションの原則

  人に影響を与える鍵は人に影響されることだ ― 351

  相手を本当に理解するためには ― 354

  処方する前に診断する ― 361

  四つの自叙伝的な反応と感情移入 ― 364

  理解することがWin Winの扉を開く ― 378

  エトス・パドス・ロゴス、効果的なプレゼンテーションとは ― 381

  一対一、相手の目を通して人生を見つめる ― 385

  「第五の習慣 / 理解してから理解される」-応用の提案- ― 388

 

第六の習慣 相乗効果を発揮する ― 390

創造的な協力の原則

  コミュニケーションのアドベンチャー ― 393

  カオスの彼方(かなた) ― 395

  ビジネスにおける相乗効果 ― 399

  一プラス一は千六百?! ― 402

  第三の案を探し出す ― 405

  マイナスの相乗効果 ― 410

  相違点を尊ぶ ― 415

  「成功」を妨げるブレーキをはずせ ― 418

  自然界のすべてが相乗効果的である ― 424

  「第六の習慣 / 相乗効果を発揮する」-応用の提案- ― 427

 

第四部 再新再生

第七の習慣 刃を研ぐ ― 431

バランスのとれた自己再新再生の原則

  再新再生の四つの側面 ― 433

  あなたの思いが相手を活かす ― 452

  再新再生のバランス ― 455

  「7つの習慣」における相乗効果 ― 458

  上向きの循環 ― 461

  「第七の習慣 / 刃を研ぐ」 -応用の提案- ― 465

 

再びインサイド・アウト ― 466

  世代を越えて生きる ― 474

  流れを変える人になる ― 477

  個人的な追伸 ― 480

 

付録

  引用文の人名録

  様々な中心から発生する見方・捉え方

 

  

 

 

 

 

大丈夫、なんとかなる 
今日一日に出会った全ての人々に感謝 
いい夢を見て下さい 
おやすみなさい


 

 

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≪口だけで、描く男。≫

 

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』

 

脊髄損傷で寝たきり。
首から下がまったく動かない。


 

それでも、
プロの絵描きになることを本気で目指している。


製本職人の祖父の影響で
紙とペンを玩具に幼い頃を過ごす。
言葉より先に絵を描く事を覚えた。
絵を描く事は日常の一部で
欠かす事の出来ない大切な事だった。

幼い頃に父を亡くし、
それ以来、
不安定な精神状態を
落ち着かせるのも絵を描く事だった。

高校生の頃にドロップアウトする。
その間も精神を安定させるために
ただひたすら描き続けた。

しかし、数年後に社会的に復帰してからは
絵に対して真摯に向き合うことが出来なくなった。

描かないままそのうちに
いつか描けるようになるだろう、
またその時に描けばいいと思いながら
大学生活を過ごしていた。

21歳の春、絵と同じくらい自分とって大切で、
生活の中心になっていた
スノーボードの事故で首の骨を骨折し、
脊髄損傷で首から下の体の自由を失う。
いつでも描けるだろうと思っていた絵を描く事が
本当に出来なくなってしまった。

筆を口にくわえて絵を描いている
作家が何人もいるのは知ってはいたが、
もう動く事が出来ないと認る勇気が無く
自分は筆をくわえる事は出来なかった。

寝たきりになってから全く描けないでいたが
最近になって描く事に対する欲求には勝てないと感じ
口だけでPCを操作し描き始めた。

今思う事、『なぜ描ける時に思う存分描かなかったのか。』



 

自己紹介

はじめまして。
flatman.です。
スノーボードによる事故のため、
頚椎部脊髄損傷(C4・C5)
(cervical spinal cord injury)で
首から下の自由を失いました。
病院のベッドで寝たきりです。
それでも口だけでPCを操作し、
絵を描いています。

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』



CDのジャケットデザインを
やらせていただいたりしています。




 

 

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こちらで『SeC』というブランドで
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仕事のご依頼を頂けると、とても嬉しいです。
宜しくお願いします。
 

まずはメッセージを頂けると
大変ありがたいです。
   

E-Mail: flatman.art@sj9.so-net.ne.jp
 

 

 

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本当に申し訳ありません。