北京冬季オリンピックまであと995日 

(2022年2月4日開会式)

この本を読むことは、あなたの人生における最高の冒険になるだろう。

 

『7つの習慣』はすでに30ヶ国語以上に翻訳され、版を重ね、1,000万部を超える記録的な売り上げを達成している。今回、日本語の全訳が完成されたことで、日本人もこの『7つの習慣』の感動を味あうことになる。

 

『7つの習慣』を勉強することで、あなたは次の結果を期待することができるだろう。

●真のリーダーになり、マネジメントの本質を知る。

●人生における明確な目的と方向性を持つようになる。深いコミュニケーションをとる方法を知ることで、周りの人たちとの充実した人間関係をつくる。

●忘れていた人間本来の暖かさを取り戻し、本当の喜びを生活の中で味わえるようになる。

●他人との協力を通じて、無限の資源を活用する方法を知る。

●家族などの大切な人間関係を築き直す鍵を学ぶ。

 

 

7つの習慣

スティーブン・R・コヴィー著

ジェームス・スキナー  川西茂/訳

1996年12月25日 初版第1刷発行 

1997年10月29日 初版第33刷発行 より引用・転載します

 

 

第三部 公的成功

相互依存のパラダイム

信頼関係がなければ、友情はない。誠実さがなければ、信頼はない。

 

  公的成功を考える前に、効果的な「相互依存」は、真の意味で「自立」という土台の上にしか成り立たないということを思い出してほしい。つまり、

私的成功が、公的成功に先立つ。これは、代数を学んでからでなければ積分を理解することができないのと同じである。

  この「相互依存」に至る道を振り返ってみると、ここに至る道は、これまで歩いてきた道しかないということが分かるだろう。ほかの道はないし、近道も存在しない。ましてや今いる場所にパラシュートで飛び降りることなどできない。

  そうした近道をとろうとした結果、無残にも壊れてしまった人間関係の破片が実にたくさん、私たちの前に散らばっている。それは、人間関係を維持するのに必要な成熟と人格を育てずに、効果的な人間関係をつくろうとした結果なのである。

  しかし、そうした安易な方法で人間関係を築き、相互依存関係をつくることは絶対に不可能である。しかるべき道を歩まなければならない。自分が自分に対して成功を収める代価を払ってなければ、人と共に成功することなど到底できるものではない。

 

 

  数年前に、オレゴン州のある海岸沿いのホテルでセミナーを行なっていた時、ひとりの男性参加者が私のところに来て、次のように言い出した。

  「先生、私はこういうセミナーに来るのが大嫌いなんですよ」

  私は、彼の言葉を聞いて、注意を向けざるを得なかった。彼は話を続けた。

  「ほかの人たちを見てください。美しい海岸、素晴らしい海、皆楽しんでいるでしょう。でも私ときたら、今晩もまた、妻から電話がかかってきて質問攻めにされると思うと、もう憂鬱(ゆううつ)でたまらないんです。出張するたびに、まるで拷問にかけられる思いですよ。『朝食はどこで食べたの。誰と一緒だったの。午前中はずっと会議だったの。いつ昼食をとったの。誰と一緒だったの。午後はどうしたの。夜はどこに行ったの。誰と。どんな話をしたの・・・・・・』口には出さなくても妻が訊きたいのは、誰に電話すればそれを全部確認できるか、ということなんです。出張のときはいつもそうやって質問攻めにされるから、気分が台無しですよ。全く楽しくないんです」

  彼は本当に苦しそうに見えた。しばらく話を続けた後、彼は極めて興味深い言葉を口にした。

  「でも考えてみれば、彼女は訊くべき質問を全部知ってるんです」

  少し恥ずかしそうに彼は続けた。

  「実は、彼女と初めて知り合ったのもこういうセミナーだったんです。まだ前の妻と結婚していた時にね」

  私はしばらく彼の言葉の意味を考えて、次のように返事した。

  「あなたは応急処置が好きですね」

  「それは、どういう意味ですか」

  彼は訊き返してきた。

  「あなたは奥さんの頭をドライバーでこじ開けて、配線換えをして、彼女の態度を手っ取り早く直したいと思っているでしょう」

  「もちろん変わってほしいですよ。彼女の質問攻めにされるのは、もううんざりです」

  それに対して、私はこう答えた。

  「友よ、行動でつくった問題は言葉でごまかすことはできない」

 

 

  これは、非常に劇的で基礎的なパラダイム転換を物語っている。近年、個性主義のテクニックやスキルだけで、人間関係を円滑に、そしてスムーズに進めようとする風潮がある。しかしながら、その過程において、本来テクニックに命を吹き込んでくれるはずの人格という土台を、根こそぎにしてしまうことが少なくない。根がなければ実は採(と)れない。これは「順序」「プロセス」の原則である。私的成功が必ず公的成功に先立つ。自制自己のコントロールこそ、他人との充実した関係の土台となるのだ。

  他人のことを好きになるには、まず自分自身のことが好きでなければならないと、よく言われる。これは的(まと)射(い)た発想だと思う。

事実、自分のこと知らなければ、そして自分のことをコントロール、あるいは自制できなければ、自分のことを好きになるのは極めて難しい。もし、好きになれたとしても、それは上辺(うわべ)だけの短期的な思い込みにすぎないことだろう。

  真の自尊心は、自らを支配する力、真の自立からくるものである。それは第一、第二、第三の習慣の目的である。自立とは努力して達成するものだ。相互依存の関係は、自立した人にしかできない選択である。真の自立を達成する意志の強さがなければ、人間関係のスキルをいくら磨いても、それは無意味で愚かなことであると言わざるを得ない。環境や条件が良ければ、ある程度の人間関係はつくれるかもしれない。しかし、困難が訪れたとき――そうした時期は必ずくる――その関係を保つ土台がなければ、人間関係が崩れてしまうに違いない。

  人間関係づくり最も大切な要素は、私たちが何を言うか、何をするかということではなく、私たちはどういう人間であるのかということである。そして、私たちの言葉や行動が自らの中心(人格主義)からではなく、上辺だけのテクニック(個性主義)に起因するものであれば、人は私たちの二面性を感じとることだろう。そういうやり方では、効果的な相互依存関係をつくり上げ、維持するための土台は絶対にできない。

  人間関係に大きな力を発揮するテクニックが本当にあるとすれば、それは真に自立した人格から自然にあふれ出るものでなければならない。だから、関係を築き始めるべきところはまず自分の内面であり、自分の影響の輪の中心であり、自分の人格を育てることである。自立するにつれて――主体的になり、正しい原則を生活の中心におき、価値観に基づいて誠実に優先課題を計画し、それを実行する力を育成するにつれて――相互依存を選び、充実した、継続的で生産的な人間関係を築くことができるようになる。

  これから入ろうとしている相互依存の領域は、全く新しい次元である。相互依存の教えは、非常に深く充実した有意義な関係の、全く新しい世界を開いてくれるものだ。それは私たちの生産性を飛躍的に向上させる。奉仕をし、貢献し、学び、成長するための、全く新しい機会を与えてくれる。しかし、それと同時に相互依存は、最も心の痛みや挫折感を感じ、幸福と成功の障害にぶつかる領域でもある。

  私たちは、自己責任、自己リーダーシップ、自己管理能力の欠如からくる慢性的な問題の痛みを抱えながらも、何年にもわたって生活することはできるだろう。そういう生活を続けると、何気ない不安を感じ、時として、心の痛みを短期的に和らげるための何らかの処置を講じようとすることもある。しかし、その痛みは慢性的であるがために知らないうちに慣れてしまい、容認して生活するようになることが多い。

  ところが、ほかの人との関係のおいて何か問題が発生すると、そこに急性の痛みを感じるようになる。それは強烈なものであり、一刻も早くそれを鎮(しず)めたいという強い気持ちにかられる。

  そういうとき、人は往々にして個性主義の応急処置、テクニック、鎮痛剤などに走り、その症状を治療しようとする。しかし、そういう人は、この急性の痛みは、より深い慢性的な問題の副産物であるということを理解していない。症状ではなく、本当の問題を治療し始めるまでは、私たちの努力はかえって逆効果をもたらすだけとなる。それは慢性的な問題をますます見えなくしてしまうからである。

  他人との効果的な関係を考えるにあたり、第一部で記した効果性の定義を思い起こしてほしい。「効果性とは、P/PCバランス(目標達成/目標達成能力バランス)だ」と定義した。これはガチョウと黄金の卵の物語で示された基礎的な原則である。「相互依存」における黄金の卵とは、人との活発なコミュニケーションによって生み出される相乗効果である。そうした卵を定期的に手に入れるためには、人間関係というガチョウを大事にしなければならない。そうした相乗効果的な結果を得るためには、高い信頼関係をつくり、それを維持し、大事にしなければならない。そのために、第四、第五、第六の習慣に入る前に、人間関係の状態を表わし、「相互依存」おけるP/PCバランス(目標達成/目標達成能力バランス)定義する分かりやすい比喩表現を紹介したい。

 

 

 

 

フランクリン・プランナー ➡ http://www.franklinplanner.co.jp/

 

 

内容紹介
全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
出版社からのコメント
『7つの習慣 成功には原則があった! 』が、スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に新たに訳し直され、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』として刊行いたします。

日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。


●不透明な時代だからこそ人格主義! 
今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。
●変わらない軸で激動の時代を乗り切る
人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。
●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと
今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。
●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳
新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。
●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更
コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。
●さらに多くの人に読んで実践していただくために
日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。

 

 

 

 

7つの習慣 目次

第一部 パラダイムと原則について

インサイド・アウト(内から外へ) ― 3

  人格主義の回復 ― 8

  真の成功とは ― 12

  見方が変われば世界が変わる ― 15

  大きな改善を望むならパラダイム転換 ― 24

  見方があり方を決める ― 28

  原則中心のパラダイム ― 29

  成長はプロセスである ― 34

  問題の見方が問題である ― 41

  インサイド・アウトという新しい考えのレベル ― 45

 

人生の扉を開く「7つの習慣」 ― 50

  習慣の三つの要素 ― 52

  相互依存への道 ― 54

  『ガチョウと黄金の卵』の教訓 ― 61

  人・物・金、鍵はバランスにある ― 63

  組織の目標達成能力 ― 66

  この本の活用方法について ― 71

  変化の扉を開く ― 72

 

第二部 私的成功

第一の習慣  主体性を発揮する ― 77

自己責任の原則 ― 78

  社会通念というゆがんだ鏡 ― 80

  刺激、反応、そして選択の自由 ― 82

  人生の責任を引き受ける ― 86

  頭と率先力を使いなさい ― 92

  作用するか、作用されるか ― 94

  言葉が「自己達成予言」になる ― 96

  影響の輪と関心の輪 ― 101

  すべての問題は影響できる ― 108

  影響の輪を広げる ― 110

  「持つ」か「なる」か ― 113

  成功は失敗の彼方(かなた)にある ― 117

  生活の主導権を取り戻す ― 119

  三十日間のテスト ― 120

  「第一の習慣 / 主体性を発揮する」-応用の提案- ― 122

 

第二の習慣  目的を持って始める ― 124

自己リーダーシップの原則

  成功のはしご ― 126

  すべてのものは二度つくられる ― 129

  意図するか放任するか ― 131

  リーダーシップとマネジメント:二つの創造 ― 132

  人生の新しい脚本 ― 136

  個人的なミッション・ステートメント ― 141

  中心から変わる ― 145

  生活の中心におくもの ― 148

  あなたの生活の中心は何か ― 160

  原則中心の生活 ― 168

  個人的なミッション・ステートメントを書く ― 178

  家族のミッション・ステートメント ― 192

  組織のミッション・ステートメントの大きな力 ― 195

  「第二の習慣 / 目的を持って始める」-応用の提案- ― 204

 

第三の習慣 重要事項を優先する ― 206

自己管理の原則

  自由意志の力 ― 209

  時間管理の四つの世代 ― 211

  生き方を変える第二の領域 ― 213

  ノーと言える喜び ― 222

  第二領域に入るためには ― 226

  新しい時間管理のツール ― 229

  時間管理への旅立ち ― 232

  原則に忠実、スケジュールに柔軟 ― 237

  第四世代の進展 ― 242

  デレゲーションによりPとPCの双方を高める ― 243

  使い走りのデレゲーション ― 245

  完全なデレゲーション ― 247

  第二領域のパラダイム ― 257

  「第三の習慣 / 重要事項を優先する」-応用の提案- ―258

 

第三部 公的成功

相互依存のパラダイム ― 265

  信頼残高という名の財産 ― 270

  信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ ― 274

  愛の法則と人生の法則 ― 289

  P(目標達成)の問題はPC(目標達成能力)の機会である ― 295

  相互依存の習慣 ― 296

 

第四の習慣 Win Winを考える ― 297

人間関係におけるリーダーシップの原則

  人間関係の六つのパラダイム ― 301

  Win Winを支える五つの柱 ― 317

  「第四の習慣 / Win Winを考える」-応用の提案- ― 346

 

第五の習慣 理解してから理解される ― 348

感情移入のコミュニケーションの原則

  人に影響を与える鍵は人に影響されることだ ― 351

  相手を本当に理解するためには ― 354

  処方する前に診断する ― 361

  四つの自叙伝的な反応と感情移入 ― 364

  理解することがWin Winの扉を開く ― 378

  エトス・パドス・ロゴス、効果的なプレゼンテーションとは ― 381

  一対一、相手の目を通して人生を見つめる ― 385

  「第五の習慣 / 理解してから理解される」-応用の提案- ― 388

 

第六の習慣 相乗効果を発揮する ― 390

創造的な協力の原則

  コミュニケーションのアドベンチャー ― 393

  カオスの彼方(かなた) ― 395

  ビジネスにおける相乗効果 ― 399

  一プラス一は千六百?! ― 402

  第三の案を探し出す ― 405

  マイナスの相乗効果 ― 410

  相違点を尊ぶ ― 415

  「成功」を妨げるブレーキをはずせ ― 418

  自然界のすべてが相乗効果的である ― 424

  「第六の習慣 / 相乗効果を発揮する」-応用の提案- ― 427

 

第四部 再新再生

第七の習慣 刃を研ぐ ― 431

バランスのとれた自己再新再生の原則

  再新再生の四つの側面 ― 433

  あなたの思いが相手を活かす ― 452

  再新再生のバランス ― 455

  「7つの習慣」における相乗効果 ― 458

  上向きの循環 ― 461

  「第七の習慣 / 刃を研ぐ」 -応用の提案- ― 465

 

再びインサイド・アウト ― 466

  世代を越えて生きる ― 474

  流れを変える人になる ― 477

  個人的な追伸 ― 480

 

付録

  引用文の人名録

  様々な中心から発生する見方・捉え方

 

  

 

 

 

 

大丈夫、なんとかなる 
今日一日に出会った全ての人々に感謝 
いい夢を見て下さい 
おやすみなさい


 

 

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≪口だけで、描く男。≫

 

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』

 

脊髄損傷で寝たきり。
首から下がまったく動かない。


 

それでも、
プロの絵描きになることを本気で目指している。


製本職人の祖父の影響で
紙とペンを玩具に幼い頃を過ごす。
言葉より先に絵を描く事を覚えた。
絵を描く事は日常の一部で
欠かす事の出来ない大切な事だった。

幼い頃に父を亡くし、
それ以来、
不安定な精神状態を
落ち着かせるのも絵を描く事だった。

高校生の頃にドロップアウトする。
その間も精神を安定させるために
ただひたすら描き続けた。

しかし、数年後に社会的に復帰してからは
絵に対して真摯に向き合うことが出来なくなった。

描かないままそのうちに
いつか描けるようになるだろう、
またその時に描けばいいと思いながら
大学生活を過ごしていた。

21歳の春、絵と同じくらい自分とって大切で、
生活の中心になっていた
スノーボードの事故で首の骨を骨折し、
脊髄損傷で首から下の体の自由を失う。
いつでも描けるだろうと思っていた絵を描く事が
本当に出来なくなってしまった。

筆を口にくわえて絵を描いている
作家が何人もいるのは知ってはいたが、
もう動く事が出来ないと認る勇気が無く
自分は筆をくわえる事は出来なかった。

寝たきりになってから全く描けないでいたが
最近になって描く事に対する欲求には勝てないと感じ
口だけでPCを操作し描き始めた。

今思う事、『なぜ描ける時に思う存分描かなかったのか。』



 

自己紹介

はじめまして。
flatman.です。
スノーボードによる事故のため、
頚椎部脊髄損傷(C4・C5)
(cervical spinal cord injury)で
首から下の自由を失いました。
病院のベッドで寝たきりです。
それでも口だけでPCを操作し、
絵を描いています。

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』



CDのジャケットデザインを
やらせていただいたりしています。




 

 

Tシャツ販売しています。
もしよろしければ、
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こちらで『SeC』というブランドで
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仕事のご依頼を頂けると、とても嬉しいです。
宜しくお願いします。
 

まずはメッセージを頂けると
大変ありがたいです。
   

E-Mail: flatman.art@sj9.so-net.ne.jp
 

 

 

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本当に申し訳ありません。