北京冬季オリンピックまであと1297日 

(2022年2月4日開会式)

この本を読むことは、あなたの人生における最高の冒険になるだろう。

 

『7つの習慣』はすでに30ヶ国語以上に翻訳され、版を重ね、1,000万部を超える記録的な売り上げを達成している。今回、日本語の全訳が完成されたことで、日本人もこの『7つの習慣』の感動を味あうことになる。

 

『7つの習慣』を勉強することで、あなたは次の結果を期待することができるだろう。

●真のリーダーになり、マネジメントの本質を知る。

●人生における明確な目的と方向性を持つようになる。深いコミュニケーションをとる方法を知ることで、周りの人たちとの充実した人間関係をつくる。

●忘れていた人間本来の暖かさを取り戻し、本当の喜びを生活の中で味わえるようになる。

●他人との協力を通じて、無限の資源を活用する方法を知る。

●家族などの大切な人間関係を築き直す鍵を学ぶ。

 

 

7つの習慣

スティーブン・R・コヴィー著

ジェームス・スキナー  川西茂/訳

1996年12月25日 初版第1刷発行 

1997年10月29日 初版第33刷発行 より引用・転載します

 

 

 

第二部 私的成功

第二の習慣  目的を持って始める

あなたの生活の中心は何か

  しかし、自分自身の生活の中心を識別することは難しいことである。

  自分の中心を見分ける最も良い方法は、自分の安定性方向性知恵を見つめることである。以下の記述を読んで、その中身が最も自分に当てはまると思ったら、その源になる中心にさかのぼることができる。そのことを自分の生活の中心におくことによって、あなたの効果性は制限されていないだろうか。

 

 

夫・妻中心だったら、

安定性

  ・安定性は夫・妻の行動や態度に左右される。

  ・夫・妻の気分や感情に過剰反応しがちである。

  ・夫・妻があなたの意見を受け入れてくれないとき、あるいはあなたの期待に応えてくれないとき、深い失望感を覚え、引っ込み思案になったり、喧嘩になったりする。

  ・夫・妻との関係に衝突するすべてのものが脅威に感じる。

 

方向性

  ・方向性は夫・妻のニーズや欲求によって決まる。

  ・意思決定の基準は、すべてどうやって相手に喜ばれるか、相手の意見はどうかということに限定される

 

知恵

  ・自分の視野は相手のことや相手との関係にかかわることに限られている。

 

  ・行動する力は、自分自身や相手の弱点と欠点によって制限される。

 

 

家族中心だったら、

安定性

  ・安定性や自尊心は、家族に受け入れてもらえるかどうか、家族の人に好かれるかどうかで決まる。

  ・安定性は家族の状況によって変動する。

  ・自尊心の度合いは家族の社会的な位置づけによって決まる。

 

方向性

  ・「正しい」かどうかの判断基準は家族のしきたり、家族から受けた脚本づけになる。

  ・意思決定の基準は、家族の利益、あるいは家族の人たちは何を望んでいるかということになる。

 

知恵

  ・人生や生活のすべてを家族のレンズを通して解釈し、理解のレベルは自分の家族という狭い範囲に限定され、そして自分の家族だけの利益を追求する自愛的な行動が生まれる。

 

  ・行動する力は家族の電灯や家族のほかの人たちの行動によって限定される。

 

お金中心だったら、

安定性

  ・自己価値や自尊心は資産の評価額で決まる。

  ・経済的な安定性を壊す恐れのあるものはすべて脅威に感じる。

 

方向性

  ・利益が意思決定の基準である。

 

知恵

  ・お金を儲けるというレンズを通して人生を理解し、偏った判断をする。

 

  ・達成できる範囲が自分の持っているお金の額とその額によって制限されるビジョンで決まる。

 

仕事中心だったら、

安定性

  ・勤めている会社や職場における地位で自分自身を定義しがちである。

  ・仕事しているとき以外は何となく不安や落ち着かない気持ちを感じる。

 

方向性

  ・仕事の都合や会社の欲求で物事を決定する。

 

知恵

  ・視野は仕事の役割に制限される。

  ・仕事は人生そのものだと考えてしまう。

 

  ・自分の行動する力は、職場の同僚や先輩たちの模範、会社から与えられた機会、属する組織の大きさ、上司の意見などによって制限される。

 

 

 

所有物中心だったら、

安定性

  ・安定性は自分の社会的評価または地位、あるいは持っている所有物に基づいている。

  ・自分の持っているものと他人の持っているものを比較しがちである。

 

方向性

  ・自分の所有物を保護し、増加させ、あるいは格好良く見せることができるかどうかで物事を決定する。

 

知恵

  ・世界を見るとき、すべてを社会的・経済的な比較で理解しようとする。

 

  ・行動する力は購入できる物や達成できる社会的な地位の範囲内に制限される。

 

遊び中心だったら、

安定性

  ・楽しさを感じているときにのみ安定性や自尊心を感じる。

  ・安定感は長く続かず、気持ちはすぐ鈍り、周りの環境に深く依存している。

 

方向性

  ・どうしたら最も気持ちよく感じるかで物事を決定する。

 

知恵

  ・人生を考えるとき、視野は自分の快感に限られる。

 

  ・あなたの力は皆無に等しい。

 

友達中心だったら、

安定性

  ・安定性は社会の鏡に依存している。

  ・他人の意見に振り回されることが多い。

 

方向性

  ・意思決定の基準は「周りの人はどう思うだろうか」である。

  ・すぐ恥ずかしさを感じる。

 

知恵

  ・世界を見るレンズは社会の通念に限られる。

 

  ・自分の行動する力は自分が社交的に楽に感じる範囲によって制限される。

  ・行動は他人の意見によって制限されることが多い。

 

敵中心だったら、

安定性

  ・安定性は、敵の動き次第でなくなったり、壊れたりする。

  ・いつも相手は今何をしているだろうかと気になる。

  ・その人について、同じような意見を持つ人と話し合うことによって自分の思いを正当化しようとする。

 

 

 

敵中心だったら、

方向性

  ・あなたは相手の行動によって「反対依存的」に方向づけられる。

  ・意思決定は、どうしたら敵を困らせることができるかが基準となる。

 

知恵

  ・判断力は極めて狭く、ゆがんだものである。

  ・相手のことになると防衛的になり、過剰反応をし、被害妄想によってになりがちである。

 

  ・持っているわずかな力は怒り、嫉妬、恨み、復讐といった消極的な気持ちから出てくるものである。だから自分のエネルギーはすべて浪費され、ほかの活動を手がける余裕がなくなってくる。

 

宗教組織中心だったら、

安定性

  ・安定性は寺院、神社、教会などにおける自分の活動の熱心さやその組織の権力者の意見に左右される。

  ・ほかの信者との比較において自分のアイデンティティーや安定性をみつけようとする。

 

方向性

  ・宗教の教義や期待に照らして、周りの人はあなたの行動をどう見るかによって方向づけられる。

 

知恵

  ・世界を「信者」と「異教徒」、「会員」と「非会員」で見る。

 

  ・宗教上の立場や地位から力を求める。

 

自己中心だったら、

安定性

  ・安定性は常に変動している。

 

方向性

  ・判断の尺度は

  「気持ちいいだろうか」

  「私は何が必要か」

  「私は得をするだろうか」である。

 

知恵

  ・出来事や周りの状況は自分にどう影響するかで世界を見て、解釈し、そして意志決定をする。

 

  ・あなたの行動能力はあなたひとりの力や持っている資源によって制限され、相互依存の恩恵を受けることは滅多にない。

 

  おそらく、ほとんどの人の中心は幾つかの中心の複合によって構成されている。ほとんどの人は、周りの生活環境の様々な要因に強い影響を受けている。これらの要因の動き次第で、あることを生活の中心におき、その欲求が満たされるまではそのことが生活の中心になる。それから、生活上の出来事によってほかの中心が表面に表われ、生活に大きな影響を与える。

  繰り返し自分の生活の中心を変えていくと、やがて相対主義となり、生活の浮き沈みはまるでジェットコースターのようになってしまう。一瞬、浮き浮きしているかと思うと、次の瞬間には意気消沈してしまうのである。次から次へと寄せて来る生活の問題に対応しようとするが、実質的な解決に至ることはない。一環した方向性がなく、継続的に頼れる知恵もなく、力の根源は不安定であり、内的な安定、自尊心および一定した自分というものがない。

  もちろん、高い安定性方向性知恵をもたらしてくれるひとつの明確な中心を持つことが理想的である。そうすれば生活のあらゆる側面において一貫性が保たれ、主体性を発揮することができるのだ。

 

 

 

 

 

内容紹介
全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
出版社からのコメント
『7つの習慣 成功には原則があった! 』が、スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に新たに訳し直され、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』として刊行いたします。

日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。


●不透明な時代だからこそ人格主義! 
今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。
●変わらない軸で激動の時代を乗り切る
人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。
●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと
今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。
●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳
新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。
●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更
コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。
●さらに多くの人に読んで実践していただくために
日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。

 

 

 

 

7つの習慣 目次

第一部 パラダイムと原則について

インサイド・アウト(内から外へ) ― 3

  人格主義の回復 ― 8

  真の成功とは ― 12

  見方が変われば世界が変わる ― 15

  大きな改善を望むならパラダイム転換 ― 24

  見方があり方を決める ― 28

  原則中心のパラダイム ― 29

  成長はプロセスである ― 34

  問題の見方が問題である ― 41

  インサイド・アウトという新しい考えのレベル ― 45

 

人生の扉を開く「7つの習慣」 ― 50

  習慣の三つの要素 ― 52

  相互依存への道 ― 54

  『ガチョウと黄金の卵』の教訓 ― 61

  人・物・金、鍵はバランスにある ― 63

  組織の目標達成能力 ― 66

  この本の活用方法について ― 71

  変化の扉を開く ― 72

 

第二部 私的成功

第一の習慣  主体性を発揮する ― 77

自己責任の原則 ― 78

  社会通念というゆがんだ鏡 ― 80

  刺激、反応、そして選択の自由 ― 82

  人生の責任を引き受ける ― 86

  頭と率先力を使いなさい ― 92

  作用するか、作用されるか ― 94

  言葉が「自己達成予言」になる ― 96

  影響の輪と関心の輪 ― 101

  すべての問題は影響できる ― 108

  影響の輪を広げる ― 110

  「持つ」か「なる」か ― 113

  成功は失敗の彼方(かなた)にある ― 117

  生活の主導権を取り戻す ― 119

  三十日間のテスト ― 120

  「第一の習慣 / 主体性を発揮する」-応用の提案- ― 122

 

第二の習慣  目的を持って始める ― 124

自己リーダーシップの原則

  成功のはしご ― 126

  すべてのものは二度つくられる ― 129

  意図するか放任するか ― 131

  リーダーシップとマネジメント:二つの創造 ― 132

  人生の新しい脚本 ― 136

  個人的なミッション・ステートメント ― 141

  中心から変わる ― 145

  生活の中心におくもの ― 148

  あなたの生活の中心は何か ― 160

  原則中心の生活 ― 168

  個人的なミッション・ステートメントを書く ― 178

  家族のミッション・ステートメント ― 192

  組織のミッション・ステートメントの大きな力 ― 195

  「第二の習慣 / 目的を持って始める」-応用の提案- ― 204

 

第三の習慣 重要事項を優先する ― 206

自己管理の原則

  自由意志の力 ― 209

  時間管理の四つの世代 ― 211

  生き方を変える第二の領域 ― 213

  ノーと言える喜び ― 222

  第二領域に入るためには ― 226

  新しい時間管理のツール ― 229

  時間管理への旅立ち ― 232

  原則に忠実、スケジュールに柔軟 ― 237

  第四世代の進展 ― 242

  デレゲーションによりPとPCの双方を高める ― 243

  使い走りのデレゲーション ― 245

  完全なデレゲーション ― 247

  第二領域のパラダイム ― 257

  「第三の習慣 / 重要事項を優先する」-応用の提案- ―258

 

第三部 公的成功

相互依存のパラダイム ― 265

  信頼残高という名の財産 ― 270

  信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ ― 274

  愛の法則と人生の法則 ― 289

  P(目標達成)の問題はPC(目標達成能力)の機会である ― 295

  相互依存の習慣 ― 296

 

第四の習慣 Win Winを考える ― 297

人間関係におけるリーダーシップの原則

  人間関係の六つのパラダイム ― 301

  Win Winを支える五つの柱 ― 317

  「第四の習慣 / Win Winを考える」-応用の提案- ― 346

 

第五の習慣 理解してから理解される ― 348

感情移入のコミュニケーションの原則

  人に影響を与える鍵は人に影響されることだ ― 351

  相手を本当に理解するためには ― 354

  処方する前に診断する ― 361

  四つの自叙伝的な反応と感情移入 ― 364

  理解することがWin Winの扉を開く ― 378

  エトス・パドス・ロゴス、効果的なプレゼンテーションとは ― 381

  一対一、相手の目を通して人生を見つめる ― 385

  「第五の習慣 / 理解してから理解される」-応用の提案- ― 388

 

第六の習慣 相乗効果を発揮する ― 390

創造的な協力の原則

  コミュニケーションのアドベンチャー ― 393

  カオスの彼方(かなた) ― 395

  ビジネスにおける相乗効果 ― 399

  一プラス一は千六百?! ― 402

  第三の案を探し出す ― 405

  マイナスの相乗効果 ― 410

  相違点を尊ぶ ― 415

  「成功」を妨げるブレーキをはずせ ― 418

  自然界のすべてが相乗効果的である ― 424

  「第六の習慣 / 相乗効果を発揮する」-応用の提案- ― 427

 

第四部 再新再生

第七の習慣 刃を研ぐ ― 431

バランスのとれた自己再新再生の原則

  再新再生の四つの側面 ― 433

  あなたの思いが相手を活かす ― 452

  再新再生のバランス ― 455

  「7つの習慣」における相乗効果 ― 458

  上向きの循環 ― 461

  「第七の習慣 / 刃を研ぐ」 -応用の提案- ― 465

 

再びインサイド・アウト ― 466

  世代を越えて生きる ― 474

  流れを変える人になる ― 477

  個人的な追伸 ― 480

 

付録

  引用文の人名録

  様々な中心から発生する見方・捉え方

 

  

 

 

 

 

大丈夫、なんとかなる 
今日一日に出会った全ての人々に感謝 
いい夢を見て下さい 
おやすみなさい


 

 

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≪口だけで、描く男。≫

 

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』

 

脊髄損傷で寝たきり。
首から下がまったく動かない。


 

それでも、
プロの絵描きになることを本気で目指している。


製本職人の祖父の影響で
紙とペンを玩具に幼い頃を過ごす。
言葉より先に絵を描く事を覚えた。
絵を描く事は日常の一部で
欠かす事の出来ない大切な事だった。

幼い頃に父を亡くし、
それ以来、
不安定な精神状態を
落ち着かせるのも絵を描く事だった。

高校生の頃にドロップアウトする。
その間も精神を安定させるために
ただひたすら描き続けた。

しかし、数年後に社会的に復帰してからは
絵に対して真摯に向き合うことが出来なくなった。

描かないままそのうちに
いつか描けるようになるだろう、
またその時に描けばいいと思いながら
大学生活を過ごしていた。

21歳の春、絵と同じくらい自分とって大切で、
生活の中心になっていた
スノーボードの事故で首の骨を骨折し、
脊髄損傷で首から下の体の自由を失う。
いつでも描けるだろうと思っていた絵を描く事が
本当に出来なくなってしまった。

筆を口にくわえて絵を描いている
作家が何人もいるのは知ってはいたが、
もう動く事が出来ないと認る勇気が無く
自分は筆をくわえる事は出来なかった。

寝たきりになってから全く描けないでいたが
最近になって描く事に対する欲求には勝てないと感じ
口だけでPCを操作し描き始めた。

今思う事、『なぜ描ける時に思う存分描かなかったのか。』



 

自己紹介

はじめまして。
flatman.です。
スノーボードによる事故のため、
頚椎部脊髄損傷(C4・C5)
(cervical spinal cord injury)で
首から下の自由を失いました。
病院のベッドで寝たきりです。
それでも口だけでPCを操作し、
絵を描いています。

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』



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こちらで『SeC』というブランドで
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仕事のご依頼を頂けると、とても嬉しいです。
宜しくお願いします。
 

まずはメッセージを頂けると
大変ありがたいです。
   

E-Mail: flatman.art@sj9.so-net.ne.jp
 

 

 

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本当に申し訳ありません。