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(2022年2月4日開会式)

 

 

7つの習慣

スティーブン・R・コヴィー著

ジェームス・スキナー  川西茂/訳

1996年12月25日 初版第1刷発行 

1997年10月29日 初版第33刷発行 より引用・転載します

 

この本を読むことは、あなたの人生における最高の冒険になるだろう。

 

『7つの習慣』はすでに30ヶ国語以上に翻訳され、版を重ね、1,000万部を超える記録的な売り上げを達成している。今回、日本語の全訳が完成されたことで、日本人もこの『7つの習慣』の感動を味あうことになる。

 

『7つの習慣』を勉強することで、あなたは次の結果を期待することができるだろう。

●真のリーダーになり、マネジメントの本質を知る。

●人生における明確な目的と方向性を持つようになる。深いコミュニケーションをとる方法を知ることで、周りの人たちとの充実した人間関係をつくる。

●忘れていた人間本来の暖かさを取り戻し、本当の喜びを生活の中で味わえるようになる。

●他人との協力を通じて、無限の資源を活用する方法を知る。

●家族などの大切な人間関係を築き直す鍵を学ぶ。

 

 

成長はプロセスである

  個性主義には絶大な人気がある。なぜなら、それは自然の法則に沿った順序やプロセスを踏まなくても、手っ取り早く、質の高い生活やほかの人との深い、有意義な関係をつくる方法があると教えているからだ。

  しかしながら、それは実体のない絵空事にすぎず、働かずして楽に金持ちになれるといった根拠のない空約束のようなものである。個性主義は時として成功しているかのように見えるが、長期的には必ず化けの皮が剥がされる。個性主義は、人を欺き騙すものだ。個性主義のテクニックや応急処置的な手法で質の高い生活を手に入れようとすることは、デトロイトの地図でシカゴの場所を探そうとするようなものである。

  個性主義のもたらす結果を鋭く観察した社会心理学者エーリッヒ・フロムの言葉によれば、

  「現代社会で出会う多くの人々は、まるでロボットのように機械的に振る舞い、自分のことを知りもせず理解することもない。唯一知っているのは、社会が要求しているイメージだけである。真のコミュニケーションをもたらす語らいの代わりに意味のないおしゃべりを繰り返し、心からの笑いの代わりに見せかけだけの笑顔をつくり、心底からの痛みの代わりに鈍い絶望感しか味わっていない。こうした人間について言えることが二つある。ひとつは、彼らが治療の施しようがないほど自発性と自分らしさの欠乏に悩んでいるということであり、もうひとつは、実質的にほとんど私たちと変わりがないということだ」

  人間の成長過程には、しかるべき順序プロセスがある。子供はまず寝返りを覚え、座り、這うことを学んでから、はじめて歩いたり走ったりすることができるようになる。各段階ともそれぞれ大切であり、またそれぞれに時間がかかる。どの段階も飛ばすことはできない。

  これは人生のあらゆる側面において言えることだ。ピアノを弾く練習にせよ、同僚との効果的なコミュニケーションをはかるにせよ、すべて同じである。個人にも、夫婦にも、家族にも、組織にも当てはまる原則である。

  物理的な現象については、この「プロセスを踏まなければならない」という原則は理解しやすいが、個人の人格や、人間関係の育成についてこの原則を正しく理解することは難しく、またそれができている人は少ない。しかも、この原則を正しく理解したとしても、それを真心から受け入れて、それに沿って生活をするということは、さらに難しく稀なことだ。したがって、個性主義的な近道を探す人が多くなる。時間と努力を節約するために、不可欠な段階を飛ばしながら、望む結果の達成を期待するのだ。

  しかし、成長という自然のプロセスにおいて近道をしようとすればどうなるだろうか。例えば、テニスの初心者であるにもかかわらず、人に格好良く見せるために上級者のように振る舞ったらどうなるだろうか。前向きな姿勢とやる気だけで本当のプロと太刀打ちできるだろうか。また、ピアノを習い始めたばかりなのに、さもコンサート・ホールで演奏会が開けるようなふりをし、友達にもそう信じ込ませたらどうなるか。

  答は明白である。こうした成長のプロセスを無視したり、近道したりすることは絶対に不可能なのだ。それは自然の理に反するものであり、近道を探すことは、落胆とフラストレーションをもたらすだけである。

  どういう分野にせよ、10点満点のうち、現在のレベルが2であるとするならば、5のレベルに達するためには、まず3のレベルに近づく必要がある。「千里の道も一歩から」始まり、しかも一歩ずつしか進むことができないのだ。

  質問することによって自分の分からないところを示さなければ、学ぶプロセスは始まらない。長期にわたってごまかすことはできない。いずれは化けの皮が剥がされる。自分の無知を認めることが教育の第一歩である。この点についてソローが教えてくれている。

 「自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなどどうしてできるだろうか」

 

  ある時、友人の娘二人が泣きながら私のところに相談にやってきた。それは、父親の厳しさと理解のなさの悩みであった。彼女たちは父親の反応を恐れ、自分たちの気持ちを素直に打ち明けることができずにいた。しかし二人は、両親の愛、理解、導きなどを必要としていた。

  私は、彼女たちの父親と話し合ってみた。彼は頭では状況を理解していた。ところが、自分は短気だと認めはしたものの、そのことに対する責任をとったり、自分の精神的レベルの低さを認めたりはしなかった。改善への第一歩を踏み出すようなことは、彼のプライドが許さなかったのである。

 

  周りの人との深い充実した人間関係を築くためには、まず相手の言葉を聴くことから始めなければならない。そこでは精神的な強さが要求される。本当に人の話を「聴く」ためには、忍耐、自制、そして相手を理解したいという気持ちなど、高度な人格の要素が必要不可欠である。低い人格しか持ち合わせていなくても、格好良くアドバイスをすることはできる。それは、本気になって相手の話を聴くという行為よりもはるかにたやすいものである。

  テニスやピアノなど、ごまかしが全く効かない分野において成長のレベルは意識しやすい。しかし、人格や精神の成長に関しては、ごまかしが効くことがあるので成長のレベルを簡単に図ることができない。他人の目を欺こうと格好をつけたり、着飾ったりすることは簡単である。できるふりをすることも可能だろう。自分自身さえも騙せるかもしれない。しかしながら、ほとんどの人は、自分自身の本当の人格のレベルを知っているだろうし、長期的には周囲も必ずその真実を見抜くだろうと、私は確信している。

  企業においても、しかるべきプロセスを踏むことを嫌い、近道をしようとして迎えた結末を、私は過去何度も見てきた。経営者は檄(げき)をとばすような演説や、従業員の態度を改めるための研修、外部のコンサルタントによる改善計画や買収合併などによって、高い生産性や品質あるいは顧客満足を確保できる新しい企業文化を「購入」しようとする。しかし、そうした行動は職場の信頼を低下させてしまっていることに目を向けようともしない。そして、自分の使っているテクニックが思うような結果を生み出してくれないとなると、今度は別の個性主義に基づくテクニックを探し始める。こうしたことを繰り返すばかりで、信頼の高い組織文化を支える基本的な原則をずっと無視し続けるのだ。

 

  何年か前のことになるが、私は父親としてこのプロセスという原則に違反してしまったことがある。ある日、仕事から帰ると、三歳になる娘の誕生パーティーが始まっていた。彼女はリビングルームの一角に座り込み、もらったばかりのプレゼントを抱え、ほかの子供たちにそれを貸すまいとしていた。はじめ私は、娘を取り巻いてそのわがままぶりを見ていたほかの子供たちの親の視線に恥ずかしさを覚えた。当時、私は大学で人間関係論を教えていたから、なおさら恥ずかしく思った。親たちが私の対応の仕方に何か期待しているのを痛切に感じた。

  部屋の中には、一種険悪な雰囲気が漂っていた。子供たちは皆、娘の周りに群がり手を差し出しては、プレゼントのおもちゃで遊ばせてほしいと頼んでいた。しかし、娘は頑固にもそれを拒否し続けた。私は、自分に言い聞かせた――「分かち合う」ということを娘に教えるべきだ。「分かち合う」ことは社会の基本で、大切なことだから――。

  単純に頼んでみることから始めた。

  「おもちゃを貸してあげてくれないかな」

  「いや」

  きっぱりと断られた。

  次に、理屈で訴えてみることにした。

  「君がおもちゃを貸してあげれば、今度よその家に行ったときに、おもちゃを貸してもらえるよ」

  「いや」

  またしても即座に答えが返ってきた。

  娘を全くコントロールできない姿を晒(さら)し、私は恥ずかしくてたまらなかった。今度は買収にかかった。

  小声で、

  「おもちゃを貸してあげたら、いいものをあげるから。ガムがあるぞ」

  「ガムなんかいらない」と娘は叫んだ。

  もう、どうすればいいのか分からなかった。第四の策として、脅迫した。

  「貸してあげなければ、おしおきだぞ」

  「いいもん。これ、あたしのだもん。貸してなんかあげないもん」

  そう言うと、娘は泣き出した。

  最後は実力行使である。娘の持っているおもちゃを力ずくで取り上げ、ほかの子供たちに渡した。

  「さあ、これで遊んでいいよ」

 

  娘には、人に貸し与えるという経験の前に、所有するという経験が必要だったのだと思う(そもそも所有していないものを、どうして人に貸し与えることができるだろうか)。父親として、娘にそうした経験をさせてやるためには、自分の側にもっと高い精神的な成熟が必要だった。

  しかし、この時の私は、子供の成長や子供との関係より、周りの親たちの目を気にしてしまっていた。短絡的に「私は正しい。娘はおもちゃを貸すべきだ。娘の方が間違っている」、そう判断した。

  私自身の低いレベルから、娘に高度な期待を押しつけた。娘の行為に対して忍耐したり理解したりすることができなかったために、私は娘に、友達に物を貸し与えるように要求した。自分の人格の弱さを補うために、自分の地位や権限から力を借りて、自分の言いなりになるよう強要したのである。

  しかし、「力を借りることは、弱さをつくり出す」まず、力を借りた人が弱くなる。なぜなら、物事を成し遂げるために、外的な力にいっそう依存するようになるからだ。そしてまた、強要された人も弱くなる。自主的な判断力や自制の力が育たないからである。最後にはお互いの関係も弱くなってしまう。協力の代わりに恐怖が生まれ、一方はますます横暴に、そして一方はますます防御的なっていくからだ。

  身体の大きさ、地位、権限、肩書き、容姿、過去の実績などが力の源になっている場合、それが変化したり失(な)くなってしまったりすれば、はたしてどういう結果になるだろう。

  私自身がもっと成熟していたならば、内的な力――つまり、真の分かち合いや成長の原則に対する理解や、娘に対する愛、彼女の成長を思う心――を活かし、分かち合うかどうかの選択の自由を娘に与えることができたはずだ。あるいは、説得に失敗しても、皆の興味をゲームやそのほかの遊びに向かわせることで、娘にかかっていた精神的なプレッシャーを解消してやることができたかもしれない。後で分かったのは、子供は所有する気持ちをきちんと経験しさえすれば、ごく自然に、自由に、自発的に分かち合うようになるということだった。

  私の経験では、教えるべきときとそうでないときがある親と子の関係が緊迫し、感情的な雰囲気になっているとき、教えようとする姿勢はかえって、子供には裁きや押しつけ、あるいは拒否という形で受け取られがちになる。双方の気持ちが落ち着いて関係がうまくいっているときに、子供と二人きりになり静かに話し合う方が、効果ははるかに大きい。当時の私の忍耐や自制のレベルでは、それだけ成熟した人格までにはとても至っていなかったのだった。

  真の意味では心から分かち合うには、まず所有しているという気持ちが必要である。子供の成長を助けるには、そうした所有感を持たせると同時に、分かち合うことの大切さを教え、その模範を示すことが必要なのである。

 

  

 

 

 

 

 

内容紹介
全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
出版社からのコメント
『7つの習慣 成功には原則があった! 』が、スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に新たに訳し直され、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』として刊行いたします。

日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。


●不透明な時代だからこそ人格主義! 
今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。
●変わらない軸で激動の時代を乗り切る
人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。
●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと
今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。
●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳
新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。
●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更
コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。
●さらに多くの人に読んで実践していただくために
日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。

 

 

 

 

7つの習慣 目次

第一部 パラダイムと原則について

インサイド・アウト(内から外へ) ― 3

  人格主義の回復 ― 8

  真の成功とは ― 12

  見方が変われば世界が変わる ― 15

  大きな改善を望むならパラダイム転換 ― 24

  見方があり方を決める ― 28

  原則中心のパラダイム ― 29

  成長はプロセスである ― 34

  問題の見方が問題である ― 41

  インサイド・アウトという新しい考えのレベル ― 45

 

人生の扉を開く「7つの習慣」 ― 50

  習慣の三つの要素 ― 52

  相互依存への道 ― 54

  『ガチョウと黄金の卵』の教訓 ― 61

  人・物・金、鍵はバランスにある ― 63

  組織の目標達成能力 ― 66

  この本の活用方法について ― 71

  変化の扉を開く ― 72

 

第二部 私的成功

第一の習慣  主体性を発揮する ― 77

自己責任の原則 ― 78

  社会通念というゆがんだ鏡 ― 80

  刺激、反応、そして選択の自由 ― 82

  人生の責任を引き受ける ― 86

  頭と率先力を使いなさい ― 92

  作用するか、作用されるか ― 94

  言葉が「自己達成予言」になる ― 96

  影響の輪と関心の輪 ― 101

  すべての問題は影響できる ― 108

  影響の輪を広げる ― 110

  「持つ」か「なる」か ― 113

  成功は失敗の彼方(かなた)にある ― 117

  生活の主導権を取り戻す ― 119

  三十日間のテスト ― 120

  「第一の習慣 / 主体性を発揮する」-応用の提案- ― 122

 

第二の習慣  目的を持って始める ― 124

自己リーダーシップの原則

  成功のはしご ― 126

  すべてのものは二度つくられる ― 129

  意図するか放任するか ― 131

  リーダーシップとマネジメント:二つの創造 ― 132

  人生の新しい脚本 ― 136

  個人的なミッション・ステートメント ― 141

  中心から変わる ― 145

  生活の中心におくもの ― 148

  あなたの生活の中心は何か ― 160

  原則中心の生活 ― 168

  個人的なミッション・ステートメントを書く ― 178

  家族のミッション・ステートメント ― 192

  組織のミッション・ステートメントの大きな力 ― 195

  「第二の習慣 / 目的を持って始める」-応用の提案- ― 204

 

第三の習慣 重要事項を優先する ― 206

自己管理の原則

  自由意志の力 ― 209

  時間管理の四つの世代 ― 211

  生き方を変える第二の領域 ― 213

  ノーと言える喜び ― 222

  第二領域に入るためには ― 226

  新しい時間管理のツール ― 229

  時間管理への旅立ち ― 232

  原則に忠実、スケジュールに柔軟 ― 237

  第四世代の進展 ― 242

  デレゲーションによりPとPCの双方を高める ― 243

  使い走りのデレゲーション ― 245

  完全なデレゲーション ― 247

  第二領域のパラダイム ― 257

  「第三の習慣 / 重要事項を優先する」-応用の提案- ―258

 

第三部 公的成功

相互依存のパラダイム ― 265

  信頼残高という名の財産 ― 270

  信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ ― 274

  愛の法則と人生の法則 ― 289

  P(目標達成)の問題はPC(目標達成能力)の機会である ― 295

  相互依存の習慣 ― 296

 

第四の習慣 Win Winを考える ― 297

人間関係におけるリーダーシップの原則

  人間関係の六つのパラダイム ― 301

  Win Winを支える五つの柱 ― 317

  「第四の習慣 / Win Winを考える」-応用の提案- ― 346

 

第五の習慣 理解してから理解される ― 348

感情移入のコミュニケーションの原則

  人に影響を与える鍵は人に影響されることだ ― 351

  相手を本当に理解するためには ― 354

  処方する前に診断する ― 361

  四つの自叙伝的な反応と感情移入 ― 364

  理解することがWin Winの扉を開く ― 378

  エトス・パドス・ロゴス、効果的なプレゼンテーションとは ― 381

  一対一、相手の目を通して人生を見つめる ― 385

  「第五の習慣 / 理解してから理解される」-応用の提案- ― 388

 

第六の習慣 相乗効果を発揮する ― 390

創造的な協力の原則

  コミュニケーションのアドベンチャー ― 393

  カオスの彼方(かなた) ― 395

  ビジネスにおける相乗効果 ― 399

  一プラス一は千六百?! ― 402

  第三の案を探し出す ― 405

  マイナスの相乗効果 ― 410

  相違点を尊ぶ ― 415

  「成功」を妨げるブレーキをはずせ ― 418

  自然界のすべてが相乗効果的である ― 424

  「第六の習慣 / 相乗効果を発揮する」-応用の提案- ― 427

 

第四部 再新再生

第七の習慣 刃を研ぐ ― 431

バランスのとれた自己再新再生の原則

  再新再生の四つの側面 ― 433

  あなたの思いが相手を活かす ― 452

  再新再生のバランス ― 455

  「7つの習慣」における相乗効果 ― 458

  上向きの循環 ― 461

  「第七の習慣 / 刃を研ぐ」 -応用の提案- ― 465

 

再びインサイド・アウト ― 466

  世代を越えて生きる ― 474

  流れを変える人になる ― 477

  個人的な追伸 ― 480

 

付録

  引用文の人名録

  様々な中心から発生する見方・捉え方

 

 

  

 

 

 

 

大丈夫、なんとかなる 
今日一日に出会った全ての人々に感謝 
いい夢を見て下さい 
おやすみなさい


 

 

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≪口だけで、描く男。≫

 

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』

 

脊髄損傷で寝たきり。
首から下がまったく動かない。


 

それでも、
プロの絵描きになることを本気で目指している。


製本職人の祖父の影響で
紙とペンを玩具に幼い頃を過ごす。
言葉より先に絵を描く事を覚えた。
絵を描く事は日常の一部で
欠かす事の出来ない大切な事だった。

幼い頃に父を亡くし、
それ以来、
不安定な精神状態を
落ち着かせるのも絵を描く事だった。

高校生の頃にドロップアウトする。
その間も精神を安定させるために
ただひたすら描き続けた。

しかし、数年後に社会的に復帰してからは
絵に対して真摯に向き合うことが出来なくなった。

描かないままそのうちに
いつか描けるようになるだろう、
またその時に描けばいいと思いながら
大学生活を過ごしていた。

21歳の春、絵と同じくらい自分とって大切で、
生活の中心になっていた
スノーボードの事故で首の骨を骨折し、
脊髄損傷で首から下の体の自由を失う。
いつでも描けるだろうと思っていた絵を描く事が
本当に出来なくなってしまった。

筆を口にくわえて絵を描いている
作家が何人もいるのは知ってはいたが、
もう動く事が出来ないと認る勇気が無く
自分は筆をくわえる事は出来なかった。

寝たきりになってから全く描けないでいたが
最近になって描く事に対する欲求には勝てないと感じ
口だけでPCを操作し描き始めた。

今思う事、『なぜ描ける時に思う存分描かなかったのか。』



 

自己紹介

はじめまして。
flatman.です。
スノーボードによる事故のため、
頚椎部脊髄損傷(C4・C5)
(cervical spinal cord injury)で
首から下の自由を失いました。
病院のベッドで寝たきりです。
それでも口だけでPCを操作し、
絵を描いています。

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』



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やらせていただいたりしています。




 

 

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もしよろしければ、
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こちらで『SeC』というブランドで
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仕事のご依頼を頂けると、とても嬉しいです。
宜しくお願いします。
 

まずはメッセージを頂けると
大変ありがたいです。
   

E-Mail: flatman.art@sj9.so-net.ne.jp
 

 

 

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本当に申し訳ありません。