負けない作法
帝京大学ラグビー部監督
岩出雅之
帝京大学准教授
森吉弘共著
集英社刊
2015年3月31日第1刷発行 より引用・転載します
[作法0]の振り返り
■ 自分自身を自分で整えることを習慣にする
■ 「自分をニュートラルな状態に置く」ことが
すべてのスタートとなる
■ 次の基本を必ず順番に行うこと
1 環境を整える
2 身体のコンディションを整える
3 マインドのコンディションを整える
4 振り返りをすぐに行う。何度も行う
5 丁寧に日常生活を送る
■ [作法0]の目標は、
この基本をすべて日常の習慣にすること
作法1の振り返り
■幸せには「授かる幸せ」「できる幸せ」「与える幸せ」、
3つの段階がある
■幸せの3つの段階を順番に踏まなければ、
最終段階の「与える幸せ」を感じることはできない。
■『負けない』作法のスタートは「自分づくり」から。
「自分づくり」は「自分を大切にする」ことから始まる
■自分の強みと弱みを知るには、まずやってみる
■[作法0]を通して「自分のニュートラルな状態」が
どんな状態なのかを知っておく
■自分のメンタルな強みと弱みを知るには、自分の心に
わきあがった感情について「何が」そうさせたのか、
「なぜ」そうなったのか、に意識を向ける
■[作法1]では、「自分づくり」を通して余裕を
生むことが目標。自分のことにしか関心を持てないうちは、
まだできたとは言えない
[作法2]の振り返り
■ 『負けない』極意とは、両極にある2つの軸を常に意識しながらその真ん中に立ち続けようとすること
■ 勝ち負けは、相手との相関関係で決まるもの。
だから、負けの原因は自分でつくっていること、
勝ちの原因は相手がくれることを理解する
■ 勝っても負けても、そこで終わりにせず、
「なぜ」「何が」と必ず考える
■ 悲観的に準備し、楽観的に実践する
■ 過去や未来に心がとらわれていることを自覚して、
「今」に集中する
■ 相手を知り、どんな相手であっても相手より少し上をめざす
■ どうしても頑張らなければならないときに必要なのは、
「気迫」(=気の迫力)
■ 「技術」と「心」のバランスをとる
[作法3]の振り返り
■ 「自分づくり」の先になるのが「仲間づくり」
■ 社会が求めるのは、「自分だけが勝つこと」ではない。
■ 「他人のため」の前に、まずは「自分のため」を
しっかり行うこと。自分のための行動が、
結果的に他人や仲間のためになるとき、
それこそが真の「貢献」となる
■ リーダーの役割はメンバーに優劣をつける
ことではない。チーム全体をまとめあげ、
目的の達成が求められていると意識する
■ リーダーは、もっとも余裕のないメンバーが
リラックスできる場をつくる
■ リーダーは、チーム全体に目を配りつつ
メンバーの隙間を埋める環境づくりを行う
■ リーダーは、特に仲間とのつき合い方を意識する。
楽しく、同時に厳しく、そして温かい関係を
結び合えるように行動する
[作法4]の振り返り
■ 社会で生きていく力とは、自分で考える力のこと
■ 「考える→わかる→できる→楽しい」の
サイクルを続けて、しっかり身につける
■ このサイクルを続けていれば、
何か問題に直面したときでも、いつかは必ず
「楽しい」ステージに行けることを信じられる。
結果、負けることが怖くなくなる
■ 20代は、40代50代の準備期間。
そこから「今」を振り返り、プランニングする
■ 「負け」も、未来に対しては
大切な準備のひとつと理解する
■ 何より大切なのは命。どうしてもうまく行かない
ときには、心の逃げ場をつくる
■ まず自分を大切にする。そこで生まれた余裕を
どのように使うかを考え、選択しながら前に進む
■ 「人生に負けない考え方を持っている」こと。
それが、『負けない』作法である
[目次]
はじめに 11
勝ち負けは、結果にすぎない 12
帝京大学のチームづくりは「自分づくり」から 14
作法0(ゼロ) 常に行う「超基本」・・・17
「作法」とは何か 18
なぜ「作法」が必要なのか 20
[作法0]自分をニュートラルに保つ5つの基本 21
1 環境を整える 23
2 身体のコンディションを整える 26
3 マインドのコンディションを整える 29
4 振り返りをすぐに行う、何度も行う 31
5 丁寧に日常生活を送る 34
[作法0]では、行動の習慣化をめざすのが目標 37
作法1 自分を知り、自分をつくる・・・41
「幸せ」とは何か 42
幸せの第一段階「授かる幸せ」 45
幸せの第二段階「できる幸せ」 47
自己実現こそ「できる幸せ」の究極の形 49
幸せの最終段階「与える幸せ」 51
「自分づくり」は「自分を大切にする」ことから 54
余裕ができなければ周囲が見えない 56
どのように「自分づくり」を進めるか 58
自分の強みと弱みを把握するには 61
自分の「ニュートラルな状態」を知る 63
自分を見つめることは難しい 64
感性をくすぐることから始めよう 66
めざすのは「気骨」のある人間 68
「気骨」に必要なもの 70
[作法1]では、余裕を生むことが目標 72
自分づくりの次は、仲間づくり 74
岩出雅之×森吉弘 対談1・・・77
「時代が変わっても、人間の本質は変わらない」~現代の若者像とは?
対談の前に---編集部より 78
人は今も昔も変わらない 79
「今の若者は~」という言い方は間違っている 82
「ハングリーであること」は、人間の本質 85
自然に移行できるような環境を設定する 87
人間の本質は変わらない。ただアプローチが違う 90
作法2 『負けない』極意・・・93
『負けない』極意とは何か 94
勝ち負けで大切なこととは? 96
『負けない』状態とは何か? 98
勝ったときでも考える 101
「真ん中に立つ」ことの大切さとは 104
悲観と楽観は同じ線上にある 105
悲観的に準備し、楽観的に実践する 107
気迫と集中力があればいい、というわけではない 109
マニュアルに沿って行動しながらも、マニュアルにとらわれない 111
ピンチを楽しむ心境とは 113
「瞬間」を楽しむ 115
見えないことを気にし始めるとプレッシャーになる 117
過去を手放して、未来を見据える 121
心の体力をつける 123
相手を知る 125
相手よりも少し上をめざす 127
気迫をつくるトレーニング 129
感情だけではダメだが、感情がなくてもダメ 132
作法3 『負けない』仲間づくり・・・137
社会が求めることは 138
「仲間のため」の落とし穴 140
その行動は、「献身」か「貢献」か 143
勝者の裏にはたくさんの敗者がいる 146
勘違いするリーダーとは 148
しっかりした行動の手本をつくる 150
余裕をつくる 152
隙間を埋める 155
「リスペクト」を捉え直す 158
尊敬のジャージ 161
楽しく、厳しく、そして温かく 163
意識するのは、仲間との付き合い方 165
岩出雅之×森吉弘 対談2・・・171
リーダーに求められるのは「マメであること」~リーダーシップとは?
「俺についてこい!」というリーダーは時代遅れ? 172
誰でもリーダーになれる。なる可能性がある 174
リーダーを選ぶ段階から、仲間づくりがスタートする 177
リーダーに必要な、もっとも大切な能力とは? 180
リーダーの新しい形とは何か? 183
作法4 長い人生で『負けない』ために・・・185
「自分で考える」ことの大切さ 186
5W1Hを意識して、行動を振り返る 189
「考える→わかる→できる→楽しい」のサイクルを続ける 191
「想像」と「創造」は違う 193
人生を25年区切りで考える 195
プランニングがあるから「過去」に意味が生まれる 197
勝ってもいい、負けてもいい 200
心の逃げ道をつくる 201
守ることは4つだけ 203
”ねんざ”をしないで生きる 206
誠実な人は、最終的に必ず力をつける 208
岩出雅之×森吉弘 対談3・・・213
「未来に続くキャリア」はどうつくる? ~本物のキャリアとは?
20代のキャリアは、40代50代のための”支度” 214
うれしさも、悔しさも、エネルギーに変えられる 217
『負けない』ために必要な強さを身につけるには? 219
必要な自分のできること」を探すこと 221
社会で求められる知性は、計画と挑戦から生まれる 225
おわりに 229
今回の反省で見えてきたこと 230
この負けが、未来の準備に変わる 233
厳しさだけが、真の強さをつくるわけではない 235
大丈夫、なんとかなる
今日一日に出会った全ての人々に感謝
いい夢を見て下さい
おやすみなさい
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≪口だけで、描く男。≫
脊髄損傷で寝たきり。
首から下がまったく動かない。
それでも、
プロの絵描きになることを本気で目指している。
製本職人の祖父の影響で
紙とペンを玩具に幼い頃を過ごす。
言葉より先に絵を描く事を覚えた。
絵を描く事は日常の一部で
欠かす事の出来ない大切な事だった。
幼い頃に父を亡くし、
それ以来、
不安定な精神状態を
落ち着かせるのも絵を描く事だった。
高校生の頃にドロップアウトする。
その間も精神を安定させるために
ただひたすら描き続けた。
しかし、数年後に社会的に復帰してからは
絵に対して真摯に向き合うことが出来なくなった。
描かないままそのうちに
いつか描けるようになるだろう、
またその時に描けばいいと思いながら
大学生活を過ごしていた。
21歳の春、絵と同じくらい自分とって大切で、
生活の中心になっていた
スノーボードの事故で首の骨を骨折し、
脊髄損傷で首から下の体の自由を失う。
いつでも描けるだろうと思っていた絵を描く事が
本当に出来なくなってしまった。
筆を口にくわえて絵を描いている
作家が何人もいるのは知ってはいたが、
もう動く事が出来ないと認る勇気が無く
自分は筆をくわえる事は出来なかった。
寝たきりになってから全く描けないでいたが
最近になって描く事に対する欲求には勝てないと感じ
口だけでPCを操作し描き始めた。
今思う事、『なぜ描ける時に思う存分描かなかったのか。』
自己紹介
はじめまして。
flatman.です。
スノーボードによる事故のため、
頚椎部脊髄損傷(C4・C5)
(cervical spinal cord injury)で
首から下の自由を失いました。
病院のベッドで寝たきりです。
それでも口だけでPCを操作し、
絵を描いています。
CDのジャケットデザインを
やらせていただいたりしています。

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