台湾は、元々独立した国だ。だからこそ総統選を普通に行われる。だが、それに対して反感を持つ国がある。それが中国だ。中国は台湾は中国の一つの地域という姿勢だ。戦後になり、中国共産党が中華人民共和国を立ち上げた。そして、日中友好を結んだ時に、日本に対して、2つの中国ではない。一つの中国に2つの地域だ(3つの地域)と言う姿勢だった。

 

ソレが、台湾に対する扱いが日本が変わったきっかけになったと思う。国際会議の舞台で台湾が参加した実例はみたことがない。また国際競技にして台湾としてではなく地域との参加を強いられた。そのため、日本国内では台湾を、中号の一つの地域としてみてたところがある。

 

だが、台湾は李登輝元総統の誕生から蔡英文総統に引き継いだ。それから台湾と言う国の存在が浮き彫りにした。台湾は台湾だ。一つの国だという意識は、徐々に世界に広がった。

 

その事を苦々しく感じたのが今の中国の習近平側だろう。中国の一部だという意識が強い。彼が書記長としての実績は、この台湾統一だろう。だからだろう、どうも台湾の総統選に対して反発の姿勢が見えるのも無理はない。だからこそ、バイデンは独立を支持しないと言い、岸田はずっと来世と串への祝意を表明しないつもりのようだ。