ボクシングでは、世界まで行くことができました。
世界チャンピオンにもなったし、
海外の大きな舞台でも戦いました。
でも——
ジム経営は、今でも分からないことだらけです。
選手を強くしたい。
プロとして結果を出させたい。
世界チャンピオンを育てたい。
でも、ジムを続けていくためには、
一般会員さんにも来てもらわないといけない。
スタッフのことも考えないといけない。
人件費、設備費、試合、遠征、選手育成。
何をするにも、やっぱりお金はかかります。
ありがたいことに、ジム施設については、
後援会長である米田薬局さまに助けていただいています。
これは本当に大きな支えです。
ジムを経営していると、改めて思うことがあります。
このジムは、自分一人の力で続いているわけではない。
スポンサーの皆さま。
通ってくださる会員さん。
スタッフやトレーナー。
そして、リングで頑張っている選手たち。
本当にたくさんの方に支えていただいています。
…
でも、
それでも、悩みは尽きません。
「選手のために、どこまでやるべきなのか?」
「経営を考えるなら、何を優先するべきなのか?」
「会長として、どこまで選手に口を出すべきなのか?」
「夢を追いかけることと、お金のことを考えることは両立できるのか?」
そんなことを、毎日のように考えています。
現役の頃は、ある意味シンプルでした。
強くなる。
勝つ。
世界チャンピオンになる。
目標がはっきりしていました。
でも、ジム経営には、
「これが正解」というものがありません。
良かれと思ってやったことが、うまくいかないこともある。
選手の為にと思ってしたことが、
本当に選手のためだったのか悩むこともある。
売上を考えれば経営者。
選手を見ればボクシングジムの会長。
そして、その前に一人の人間です。
世界では戦えた。
でも経営は、いまだに分からない。
だから、このブログでは格好いい成功談だけではなく、
ジム経営の悩み。
プロボクサー育成の悩み。
そして、お金の悩み。
普段はなかなか表に出さない、
ボクシングジム会長としてのリアルを書いてみようと思います。
答えが出ていないことも、そのまま書きます。
失敗したことも書きます。
「これで良かったのかな?」
そんな話も書きます。
そして、ジムを支えてくださっている方々への感謝も、
このブログを通して伝えていきたいと思っています。
元世界王者だからといって、
何でも分かっているわけではありません。
むしろ今も、毎日試行錯誤です。
元世界王者、ジム経営に苦戦中。
そんな日々を、
飾らずに少しずつ書いていこうと思います。

