【障害 きょうだいの悩み】
いつもお母さんは
お姉ちゃんのことばかり。
自分を見て欲しくて
自分で手を噛んで、
「お姉ちゃんがやった」
と言ったこともあった。
NHK バリバラのディレクターが
自らの体験から兄弟児について
取り上げたい、と
お姉さんとの日常を撮った。
いつも家では静かで
意思の疎通も難しい、
重度の知的障害の姉。
はじめて姉が通う施設での
様子を見にいくと
生き生きと言葉を発し、笑い、
調理を楽しむ姿があった。
今まで2人で出かけたこともなかった。
「2人で出かけない?」
と誘ってみる。
お母さんの方をちらちら見ながら
「大阪に行きたい」
と、答えたお姉さん。
「はじめてのお出かけには遠すぎるなぁ笑」
結局、下北沢へお出かけ。
途中、花を見つけ
ちょうちょー!と
歌い出したお姉さんに
見つけたものを伝えたかったのかな、と
ディレクターは振り返る。
その後、お姉さんが
ディレクターの手を引いて入った先には、
古着屋さんが。
お姉さん、赤い服を即決。
「え!もう買うの?もうちょっと見てから。。」
で、結局それを購入。
いつもお姉さんの服は
お母様が全て選ばれるのだそう。
「大阪に行く!」
「え!今から!?また今度ね 笑」
USJに行きたい!
お姉さんの目標ははっきりしている^ ^
■ ■ ■
本当の支援ってなんだろう?
それは障害に関わらず
カウンセリングでも
コンサルティングでも
コーチングでも
その人が自己決定で
生きて行けるようになるための
サポートをすることなのだと思う。
そして、支援とは
家族が
兄弟が
背負わなければ
ならないものではなく
社会全体で担って行く
ものなのではないか。
「姉は決断力があるのかも。。」
赤い服を手に取ったお姉さんの
生き生きとした表情と
姉妹の新たな関係性がはじまる瞬間を
画面越しに、共有させていただいたことに
胸が熱くなった。
それぞれの家族
それぞれの きょうだい に
それぞれの形の、幸せがある。
バリバラ きょうだい の悩み
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