はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/
☆☆☆では、師匠&味子編の続き。
前回載せ忘れた、師匠の似顔絵♪
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151121/07/nobiroukun/e7/a3/j/o0800063513489568224.jpg?caw=800)
知的で清楚な感じの美人な方…という印象のお姿でしたが、
そんな風貌とは裏腹(笑)な師匠のアクティブさで、店はhappyさんの打ち上げ会場の居酒屋に即決定。
「貸し切りだったらもちろん入れないけどね~。」なんて話しながらも、お店についてみると、結構広い居酒屋だったので、あっさり入れました。
「お~、すごい!ラッキー♪о(ж>▽<)y ☆」と思って満足していた私でしたが、さすがの師匠はさらに上のラッキーを見据えており。
店員さんが案内してくれるのを待っている間、
「happyさん達と、席も近いとうれしいよね~。近くにならないかな~( ´艸`)」
としきりにつぶやいておりました。
お~。さすが師匠。ラッキーもとことん追求するな~。
と思っていたら。
師匠、案内に来た店員さんに、
「すみません、もし団体さんの近くの席が空いていたら、そちらに案内していただけますか!?ヾ(@^▽^@)ノ」
って。WWW
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151123/07/nobiroukun/aa/f7/j/o0800056913491531946.jpg?caw=800)
そして、あっさりhappyさんの打ち上げ席と、通路を挟んで隣の席に陣取ることができたのでした。
おぉぉ~!!!∑(゚Д゚)
そうか。あそこでもし店員さんに、「そういう指定はできないんですよ~。」って言われてたとしても、特に失うものはないもんなぁ。
言うだけ言ってみる、試しにやってみるって、大事だなぁ。
ラッキーって待ってるだけじゃなくて、つかみ取れるものなんだな~。う~んすごい。
と、師匠の行動力のすごさを目の当たりにし、感慨にふけっているうちに。
happyさんが打ち上げ会場に到着!!
「happyちゃん(^^)/」と声をかけるshizuさんに、happyさんの反応はこちら(笑)(happyさんとshizuさんは、あるセミナーを一緒に受けられたご縁で、お知り合いなのです)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151121/07/nobiroukun/fa/20/j/o0800061813489569177.jpg?caw=800)
出たって(爆)
その後、札幌は思ったより寒くなかったとか、道民はまだこの時期にはダウンは着ないんだとか、まずはそんなとりとめもない話をしながら
私はぼんやり「何食べよっかな~♪」なんて、メニューを見ていたのですがね。
happyさんたちの席から、乾杯の音頭が聞こえてきて。
それは、happyさんのキャッチコピー「世界は自分で創る」をコール&レスポンスする、という乾杯だったのですが。
隣の宴会会場から、happyさんの乾杯の音頭、 「世界は自分で~!?(o^^)o」と聞こえるや否や。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151121/07/nobiroukun/11/21/j/o0665096013489569605.jpg?caw=800)
あのね、これの何がすごいって。
shizuさんはまだしも。
happyさんをこの日初めて知った、味子さんの適応ぶりがね。(笑)
「えっっ!?(ノ´▽`)ノだって、shizuさんが構えてたから。行くのか?行くのか!?って思ってタイミングを見たよね。」って。(笑)
う~ん。味子さん、ステキすぎ
![Wハート](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/4313.gif)
なんか、あまりにも衝撃的なことがありすぎて、ここまで書いててまだ食事も初めてないっていう(笑)
さて、肝心の、食事しながら3人で何を話したかということですが。
shizuさんの著書やブログをご覧になっている方はすでにご存じと思いますが
shizuさん、子どものころは場面緘黙だった時期があった方なんですね。
場面緘黙って、みなさんご存じですか?
例えば、家ではお話しできるけど、学校に行くと、声を出したり話したりできない。
そういう状態のことです。
(私が高校生のころ、クラスに場面緘黙の男の子がいました。たぶん、同じクラスだった一年間で、彼が話をするところは一度も見なかった気がします。)
私はもちろんそのことを知ってはいたのですが、shizuさんに実際お目にかかって、そのパワーに圧倒され
shizuさんがそのような過去を持っているということを、すっかり忘れていました。
お話を伺うと、やはりshizuさん「本当に場面緘黙だったんですか?」と聞かれることも多いとか。
shizuさんの名言、 「今の子どもの姿が全てではない」 って、まさにご自分のことでもあるのだなぁと思いました。
人前で話すことが怖かった、小さな女の子が。こんなにもパワフルで、ポジティブで、輝いてる女性にだってなれるんだという。
そしてそれは、shizuさんのお母さまが当時とられた対応に依るところが大きかったのだそうです。
幼稚園で話せなくなってしまったshizuさん。お母さまは、先生から「この子の将来が心配です。」と言われてしまったそう。
それで、shizuさんのお母さまの取られた行動は
shizuさんに「話しなさい」というのではなく
お母さまご自身が、幼稚園の保護者会の、会長になるということでした。
お母さまは、決して人前に出るのが得意な方ではなかったそうですが
ご自分が人前に出て、話される姿をshizuさんに見せることで、何か良い影響があれば、との思いから行動されたそうです。
「私が変われば、この子もかわるかも…。」と。
そんな当時のお母さまの姿を今振り返って、shizuさんはこんなふうに話してくださいました。
「ママが生き生きしていた。それが良かったの。
母は、決して『今のあなたじゃダメ』、とは言わなかったの。
当時の話せない自分を、まるごと受け止めてくれた。
心配オーラをかけられなくて、気持ちが楽だったのよ。
『ママを悲しませたダメな子』って、思わずに済んだ。」
そうなんですよね。子どものことって、心配なんです。それは、悪いことじゃなくて、愛してるから。だから心配なんですよね。
でも、お母さんが子どものためにできる一番のことって
子どものことを心配して、先回りしてあれこれすることじゃなくて
お母さん自身が笑顔でいること。お母さんが自分の人生を楽しんで、生き生きとしていることなんじゃないかなって思いました。
ちょうど昨日、自閉症児親の会の集まりがあって。
そこでも会長さんが同じようなことをおっしゃっていました。
「私がお伝えしたいことは、『ママがhappyなら、子どももhappyなんだよ♪』ってことです!!」
って。(^∇^)
味子さんもね、言ってました。
「shizuさんがこうやって、札幌にこられてワークショップをされたり、いろいろ活動されることで、いいなと思うのは
そうやって、生き生きと活動されてる姿を、息子さんが観察学習できるということなんです。
『ずっと一緒にいる』ということだけが子育てじゃないんですよね。」
って。
そして、話せない自分も認めてもらえた、というshizuさんのご経験談。
「何かができるから」じゃなくて、自分の存在そのものを認めてもらえるということ。
それこそが、自己肯定感を育むということなんだ、という話になりました。
子育てで大事なのは、ママの笑顔と愛ってことですね!!(^-^)/
他にも、お二人にお聞きした素敵なお話がたくさんあります。
全ては紹介しきれませんが、もう少しだけお付き合いいただけたらと思います。
そんなわけで、このシリーズはもう一本書きます。(;´▽`A``
続く。
♪さて、今回の記事でも触れた、場面かんもくについて。
shizuさんが今度講演会に出席されることは、先日お知らせいたしましたが
今日は、別の参加者の方について、少しご紹介したいと思います。
今回の講演会では、5名の場面かんもく経験者がお話しされます。
その中のおひとりは、性的マイノリティ、バイセクシャルの方です。
子どものころ、学校では緊張のため、トイレにも行けない、給食も食べられない。
そんなご経験をされた方。
この講演会、無料で聞くことができるのですが
参加者の方も、ボランティアでお話しされるそうです。
この方は、遠路はるばる会場に来られます。
あのね、場面かんもくがあった方が、大勢の人前でお話しされるということだけでも、ものすごいことなのにね。
この方は、もうひとつ大きなものを抱えて来られた。
そのご自分の背景をオープンにして、ご経験を語られるということ。
そこには、「自分の経験を話すことが、誰かの希望になれば」という思いがあるのではないかと推測します。
その勇気、その愛を思うと
もうこの文章打ちながら、私は涙が出てきてどうしようもないです。
私は、この講演会は残念ながら行くことができないのですが
本当に、この方に心からありがとうって言いたい。
ある年、私は勤務校の運動会で、応援団の指導を担当したのですが
応援団って、その学校では女の子はポンポン(チアガールが持ってるやつ)、男の子はセンスを小道具として持つって決まっていて。
応援内容を子ども達と相談しているとき、ふと思ったんですよね。
あれ、これって、性別で勝手にこっちが決めてることだよねって。
別にどっちでもいいじゃんね?というか、もしかしてそのことで傷つく子もいる?って思って。
それで、
「これさ、今配ったけど、もし『私はせんすの方がいい!』とか、『ぼくはポンポンの方がいい!』とかあったら、言ってね。取り換えたい人いる!?」
って、とっさに言ったんですね。
でも、子どもたちは「え~!?いいよ。(^~^)」って、みんな笑ってました。
「え~!?ほんとにいいよ。どっちでもいいんだよ、別に!」
ってさらに言ったけど、希望者はいませんでした。
そりゃそうだよね。もし、希望してても、言わないよね。言えないよ。
そんなふうに思ったことがあったのを、今この告知を書いていて思い出しました。
この方は、かんもくの講演に来られるので
セクシャリティについてのお話は出ないかもしれませんが
そういう背景を持った、この方だからこそ感じてこられたことが
絶対にあるはずです。
そして、そのことについて敢えて言及して告知させていただいたのは
同じ立場の方がこの方のお話を聞くことができたら、
その方にとってどんなに心強いことだろう、と思ったからです。
どうか、この情報が必要とされている方に届きますように。
筑波大:場面緘黙講演会~話したくても話せない~場面緘黙と向き合って
上記リンク先、shizuさんのホームページにて詳細ご確認ください!
☆☆☆
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