マリア観音マリア観音3cmにも満たない小さな観音さま。精巧な作りの魚藍観音の台座にキリシタンの言葉らしき文字が刻まれている。禁教を信仰する人が、懐の奥深くに隠し持ち、つねにマリアさま、観音さまと共にいる喜びを感じていたのだろう。#仏像
ハーブティーにする?…アカツメクサ空き地にアカツメクサが咲いていた。春の終わりころから咲いているから珍しくもない。しかし、以前アカツメクサのエキスで末期ガンだったかの不治の病が治ったというアメリカかカナダの話を読んだことがあるのでこの花を見かけるといつもかすかな動揺を覚える。花を摘もうかとか、庭に移植して増やそうかとか、放っておいて一面アカツメクサになればいいとか、いろいろな思いがよぎる。ほかにも、発毛育毛効果があるとか、更年期症状の緩和にいいとか、さまざまな薬効エピソードを持つ花だ。どこにでも咲いている雑草だが気のせいか神秘的なオーラを放っているように見える。
観音さま、アイシテル観音さまは、33の姿に変身するともいわれるし男性であったり女性であったり性別も不定だ。この写真の観音さまは、もちろん女性。彫りがヘタなので素人の作と思われる。このお姿を見ていると、せつない恋情のようなものがわきあがる。作者の気持ちが乗り移ってきたのか自分の思い出の中に似た人がいたのか。仏像に恋愛感情を持つというのは二次元コンプレックスに似ているがいまに始まったことではない。江戸の昔から、仏師や庶民は恋愛に似た感情を観音さまに託したものだ。そういえば、性愛好きの下品な者どもの間では観音さまというのは女性器のスラングでもあるのだ。
ノウゼンカズラは夏空によく似合うノウゼンカズラ(凌霄花)をあちこちで目にする。凌霄花(りょうしょうか)をノウゼンカズラと読ませるとはものすごい当て字だが、あじさい(紫陽花)をはじめ花の名には当て字が多い。凌霄とは、凌はしのぐ、霄は空。つまり、空をしのぐ。ノウゼンカズラが空高く咲き誇るさまを凌霄とたとえたのだろう。ただし、当て字ではなく、りょうしょう→ノウセイ→ノウゼン と変化した、という説もある。ジリジリと焼けつく真夏の日差しのなか青空にオレンジ花は、見事に潔く美しい。