観音さまは、
33の姿に変身するともいわれるし
男性であったり女性であったり
性別も不定だ。
この写真の観音さまは、もちろん女性。
彫りがヘタなので素人の作と思われる。
このお姿を見ていると、
せつない恋情のようなものがわきあがる。
作者の気持ちが乗り移ってきたのか
自分の思い出の中に似た人がいたのか。
仏像に恋愛感情を持つというのは
二次元コンプレックスに似ているが
いまに始まったことではない。
江戸の昔から、
仏師や庶民は恋愛に似た感情を
観音さまに託したものだ。
そういえば、
性愛好きの下品な者どもの間では
観音さまというのは
女性器のスラングでもあるのだ。
