1954(昭和29)年のこの日、日本が、初めて援助国としての国際協力として、途上国への技術協力のための国際組織「コロンボ・プラン」に加盟し、政府開発援助(ODA)を開始しました。
*コロンボプラン :アジア及び太平洋地域諸国の経済社会開発を促進することを目的として1950年に発足した地域協力機構
1987年、政府は広く国民一般に国際協力への理解と参加を呼びかけるため、外務省と国際協力事業団(JICA)が1987(昭和62)年に制定。10月6日を「国際協力の日」と定め、以来、毎年10月に国際協力の日を記念した様々な行事が行われています。
国際協力って聞くと大げさな印象がありますよね。でも誰にでも出来る国際協力はたくさんあるんです(`・⊝・´)その中のいくつかをご紹介しますので、サラリと読んでいただき、機会がある際には是非ご検討頂ければと思います‥♥
①書き損じハガキ
書き損じたハガキや、余った年賀状などは、郵便局手数料を払うと新しいハガキや切手と交換できます。書き損じハガキを集めている日本民際交流センターによると、タイではハガキ250枚分で1人の子どもが1年間中学校に行くことができるそうです。
未投函のまま家で眠っているハガキや書き損じたハガキは、1枚5円の手数料を払えば新しいハガキに交換してもらえます。新しいハガキを換金して、国際協力のための資金を得ることができるのです。
・タイ、スリランカ
1枚でアヒル1羽/80枚で子豚1頭
・タイ、ラオス
250枚で子どもが1人1年間学校に行くことが可能
・カンボジア、フィリピン
1枚で薬1錠/10枚でニワトリ1羽/800枚で雌牛1頭
・カンボジア
150枚で1グループ分の子豚
・ネパール
1枚で2個の安全分娩キット(手を洗う石鹸、へその緒を挟むクリップなどのセット)(1キット=約24円)
・中国
5枚で教室の窓ガラス1枚/45枚で生徒1人にかかる家庭負担の金額
・日本
2万枚で1人のボランティアが1年活動可能
②衣類を送る
まだまだ着られるのにもったいない…そう思いながら洋服を捨ててしまう前に、こんな国際協力の仕方もあります。
開発途上国には着の身着のままで生活している人々がいます。そんな人たちの中には冬の間、極寒に耐え生き延びるのがやっとの人々もいます。古いけれど状態の良いものや、使うことなくしまってあった衣類などをNGOを介して現地に送る手続きをとって国際協力に貢献してみましょう。
集められた衣類は、収集団体によってその後の使用方法が異なります。バザーで販売され、収益金が各収集団体の国際協力活動に使われる場合と、現地に送られる場合とがあります。さらに衣類が現地に送られる場合には、収集団体に集積し一括して送る方法と、各個人から個別に郵送する方法の二通りが考えられます。衣類はたとえ中古とはいえ、穴あきや、ぼろぼろなものを送るのはやめましょう。
③外国コインを集めよう!
海外旅行から帰ってきて、現地で使わなかったコインや紙幣の扱いに困ったことはありませんか?外国コイン1000円分で次のようなことができます。
治療用ペニシリン40瓶/失明を防ぐビタミンAカプセルなら200個/包帯32個/子どもの健康をチェックする発育グラフ61枚/ノート80冊/白墨250本/鉛筆200本
外国コイン1500円分
6種類(はしか、破傷風、ジフテリア、百日ぜき、ポリオ、結核)の予防接種1人分
外国コイン30000円分
村の保健員1人の養成費
外国コイン35000円分
井戸に必要な手押しポンプと部品が購入できる。
④募金
募金には、大きくわけて、二つの方法があります。
個人・団体等の指定銀行、郵便口座に振り込む
街角(コンビニエンスストアなど)の募金箱に寄付する
募金活動を通して集まった寄付金は、各団体によって国際協力事業に役立てられます。
⑤絵本
世界中には、貧困などの理由から絵本を手にする機会に恵まれない子どもたちが大勢います。こうした子どもたちに絵本を送る活動をしている団体もあります。家庭で不要なった絵本を捨ててしまう前に、こんな方法で国際協力に参加することができます。
*現地で利用する際はラオス語の訳文を貼りつけてから使っています。送ることのできる本は限られていますので、必ず送付可能な本のリストを請求してください。
国際協力、何かしたいけど何が出来るのかわからない‥という方は是非参考になさって下さい。
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