妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~ -35ページ目

妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

「自己免疫性GFAPアストロサイトパチー」という脳炎で妻が寝たきりになり自宅で介護しています。発病から現在進行形までの記録です。
順を追って、傷病手当、行政の障害者支援、介護保険等の情報についても書いていきます。

航空自衛隊では、入隊して約3カ月間は、

自衛隊員としての基本的な訓練(射撃、行進、野営、などなど・・・・)をやり、

その後、自衛隊の中での職種が決まって、職種の勉強を数か月やってから、

日本各地の基地に配属されます。


僕は、北海道の分屯基地に配属されました。

ちなみに、その北海道で妻と出会いました。


その頃も、どもるときはどもるという感じでした。


でも自衛隊では、職種に寄りますが、基本的に自衛隊の人としかしゃべることはないし、

相手も僕がどもると言うことは大体知っているので、初対面の人を相手にしゃべるより気が楽でした。


仕事も落ち着いてきた頃、吃音を矯正する個人レッスンに通うことにしました。

まだ、インターネットが一般に普及する前で、精神科を探した時と同様に、電話帳で探しました。


毎週、日曜日に電車で片道2時間くらいかけて、一軒家でおじさんが1人でやっているところに通いました。

発声の練習をしたり、本をゆっくり読んだり、腹式呼吸の練習をしたりしました。


僕はおじさんに、肩で息をしていると言われましたが、腹式呼吸のやり方がよく分かりませんでした。

おじさんが腹式呼吸をやって見せて、僕はおじさんのお腹に手を当てて、お腹が膨らんだり凹んだりするのを掌に感じようとしましたが、よく分かりません。


よしんば、おじさんのお腹の膨らんだり凹んだリが分かったとしても、それで僕が腹式呼吸を出来るかどうかは別で、

傍から見たとしたら、ただ、怪しい光景だったと思います・・・


あと問題は、こういうところや、精神科の医者の前では、僕は一切、どもらないし、果たして効果があるのかないのかがよく分かりません。

値段も高いし、毎日曜日に何時間もかけて、おじさんのお腹を触りに行くのがきつくて、2、3か月くらい通って、行くのを辞めました。


それから、波はあるものの、長いこと吃音は治りませんでしたが、

今、思うと、吃音を治すのはやっぱり腹式呼吸を意識してやる事しかない気がします。