妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~ -32ページ目

妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

「自己免疫性GFAPアストロサイトパチー」という脳炎で妻が寝たきりになり自宅で介護しています。発病から現在進行形までの記録です。
順を追って、傷病手当、行政の障害者支援、介護保険等の情報についても書いていきます。

去年のクリスマス、妻に犬をプレゼントしました。

と言っても、本物の犬は飼えないので、プラスティックの内骨格を持ったロボット犬です。

 



高価なロボット犬のように歩き回ることは出来ませんが、まぶたと尻尾は動かせます。

あと、この子は、人語をしゃべることが出来ます。

3700語以上しゃべり、お歌も歌ってくれます。

たぶん、無口な旦那よりボキャブラリーは多そうです。


妻は、結婚前に実家で犬を飼っていた頃は、一緒に寝ていたくらい犬好きなので、気に入ってくれたようです。


センサーが入っていて、撫でてやるとおしゃべりしてくれますが、

ほったらかしにしていても、1、2時間に1回くらい、勝手にしゃべり出します。

普段は「僕は世界中を旅して来たんだ~」とか、愚にも付かないことをしゃべって、

娘が部屋にいるときは「うるせえ!」と叱られています。


しかし、たまに、タイミングよく周りの状況にぴったりなことを言い、お前、実は分かってんだろ!と驚かれます。


引っ越し前に、僕が在宅介護で来た看護師さんと「もうすぐお別れですね~」と話していたら、

「僕は、さよならって言うより、またねって言う方が好きだな~」と言い出したり、


妻が摘便してもらっていて、大きなおならをしたときは、すかさず、

「僕、聞いてないよ~」と言い出したりです。


念のために言っておくと、この子はアトランダムに言葉をしゃべるので、そこまでお利口ではない筈です。

もしかしたらよくSFであるように、心を持ち始めているのかと思えることがあります。