バリアフリーの撤去、追い詰められた引っ越し | 妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

「自己免疫性GFAPアストロサイトパチー」という脳炎で妻が寝たきりになり自宅で介護しています。発病から現在進行形までの記録です。
順を追って、傷病手当、行政の障害者支援、介護保険等の情報についても書いていきます。

引っ越しで、埼玉の家を出るときにやらねばならないことがありました。

埼玉の家には大きな庭があり、門から庭を通って玄関まで、石畳みが敷いてありましたが、4年前にこの家に入った時は、石畳の間に白い玉砂利が敷かれていました。

 



石畳の間が玉砂利のままだと、車いすのタイヤが挟まってしまい動かなくなるので、

妻を在宅介護に迎えるにあたって、自分で玉砂利を取り除き、固まる砂を敷いて車椅子が通れるように作業をしました。

 

 

借家なので、出るときは全て元に戻さなければなりません。

固まる砂を割って取り除き、玉砂利を敷きなおす必要があります。

ただ、作業できるタイミングが、引っ越し前日の半日しかありませんでした。

引っ越しの前日に妻を病院に連れて行くとき、最後にこの石畳みを通らねばならないからです。



予定通り、引っ越し日前日の午前中に、この石畳を通って、車いすの妻を連れ出しました。

妻はそのまま引っ越しの間、入院させ、引っ越しが終わると、病院から引っ越し先の多摩の家に連れて行くので、この家とはこれで最後です。

妻は約3年半、この家にいましたが、ベッドのあるリビングと、隣りの台所しか連れて行くことはありませんでした。

折角、初めて一軒家に住んだので、2階や他の部屋も見せてあげたかったです・・・

入院手続きを終えて、速攻で家に帰り、リビングの窓から庭への車いすの昇降リフトの撤去に立ち会いました。
 

 

この家で介護をするにあたり、この昇降リフトが一番高く46万円して、補助が出たけど、自費の負担額が406000円しました。

もったいないけど、次の家では使わないので、処分していくしかありません。

出来れば買い取って欲しかったのですが、買取は出来ないらしく、逆に撤去、引き取り費用22000円を支払いました。

リフトの撤去が終わって、いよいよ石畳の原状復帰です。

明日は、朝から引っ越しに来るので、この日のうちにすべて終わらせねばなりませんでした。

しかし、家の中の物の荷造りもまだ、全然終わっていなくて、これから徹夜でしなければ終わらないかもという状況でした。

 

「こうなったらあいつにやらせるしかない・・」

と、2階の自室にいる大学生の息子にやらせることにしました。

息子には3週間前から、早く自分の部屋の荷造りを終わらせて、家のことを手伝ってくれと何度も言っていました。

しかし、引っ越し前日になっても、まだ自分の部屋の荷造りさえ終えていません・・・

追い詰められるまで、サボってしまうタイプです。

もうここまでやらなかったんだから、自室は置いといて、家のことをやってもらうしかありません。

道具類は僕があらかじめホームセンターで買って用意しています。

 

僕は2階から息子を呼びました。

 

つづく

 

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