妻を自宅介護するための庭の改修は、大家に聞いて、出るときに現状に戻すなら可と言われました。
でも、庭石は動かすとしたら大きなクレーンを使って動かさねばならず、あまりやりたくありませんでした。
どうしたもんかと思っていたところ、福祉用具店の人から、横から車いすを入れられるリフトがあると聞いて、それを設置して検証してみることにしました。
リフトの検証機を持って来ていただき、リビングの窓の外に設置し、妻が使う予定のものと同型の車いすで、実際にやってみました。
妻の使う車いすは、分厚いクッションの付いたリクライニング式のもので、普通の車いすより大きめのものでした。
横から車いすを入れるタイプのリフトでは、車いすをリフトに乗せた状態で、車いすの向きを90度変えなければなりませんでした。
妻の使う車いすは大きいので、向きが変えられるか微妙なところでしたが、途中でちょっとハンドルごと車いすの車輪を持ち上げて、何とか向きを変えることが出来ました。
慣れないとちょっと手間取りますが、一応は使えそうだったので、このリフトを使うことにし、庭石を動かす必要は無くなりました。
車いすのタイヤが嵌ってしまう敷石の間の玉砂利については、取り除いて、「雑草キラーズ」という固まる砂を使って敷石と平らにしました。
DIYでやりましたが、最初、雑草キラーズは15キロ入りを8袋買いましたが足りずに、後から6袋買い足しました。
合計210キロも使うことになり、案外、大変でした。
出来上がりは自然な感じで、上手にできました。