俯瞰でアンを克服した。 | give me chocolate!!!

俯瞰でアンを克服した。

月イチのペースで読書を楽しみたい、のび子ですヒヨコ



何年前になるかもわからないくらい前に……






村岡花子が訳した『アンの幸福』を見つけて、
これは!と思って手にしたのですが……

……なんていうのかな、

主人公アンが、
私がイメージしてたアンではなかったことに
少しガッカリして

殆ど読まずに放置しておりました。



が。
なんとなく気が向いたので再チャレンジ。




そもそも『赤毛のアン』のシリーズを順に読んでいたわけでもなく、

なんなら『赤毛のアン』しか知らないので


え?アンが校長?
え?ギルバートって医者になるんだっけ?


わからないことばかり。
順に読むべきなのか……?
……まぁいいや。←



読み進めて早々に
(……うーんもやもやなんかやっぱり………)
と思いかけたのですが




アンが
座席の腕木だと思って握り掴んだのは
男の人の禿げあたまだった


どういうことだよwww
どんだけドジなんだよアンwww

ここにツボりまして、
結果的に最後まで楽しく読めました(笑



アンを含めた登場人物の殆どが個性的で我が強く、
私なら日常生活において出来れば出会いたくないタイプの人間も多々登場し、

アンって意外と簡単に他人の悪口を言い、
そのくせ簡単に他人に愛情を持ち……


私は基本的には
主人公や登場人物に感情移入するタイプなのですが

最初から最後まで、俯瞰で読めたからこそ楽しめた気がする作品でございました乙女のトキメキ


俯瞰って大事だな。

そして
以前はギブアップした本が読めた自分に拍手乙女のトキメキ



ちなみに
私はずっと『赤毛のアン』のアンが好きだと思っていたのですが、

厳密に言えば……






子どものころに観た映画『赤毛のアン』の
「世界観」が、好きだったんだなということに気がつきました。




こういう服とかさぁ乙女のトキメキ




こういう雰囲気とかさぁ乙女のトキメキ




観た当時も
そして今観ても、

ギルバートってそんなにかっこよくないよね……

って思ったことはさておき、


さぁ次はアレを読もうかなキラキラ


give me chocolateハート
のび子ヒヨコ