ハエが埋まったご飯を抱えて。

と言われて真っ先に思い出したのは

ご飯が入った容器の蓋を開けたら

ハエが埋まってた

ことです、のび子です

止まってたんじゃないのよ!?

埋まってたの!!ギュッと!!

普段、困ったことやわからないことがあっても

『せんせーい!!』

なんて声高らかに

挙手するようなハツラツした子どもではなかった私でも

このときはさすがに

ハエが埋まったご飯を抱えて

先生の所へ行きました

代わりに先生のご飯を貰ったんですがね

今ならそれだけでは済まなそうだよね？

しばらく給食が休みになりそう

私が学校給食を経験したのは

小学生の6年間。

学校に給食室があってね

給食室の前を通ると

すんごいいい匂いがしたもんです

嫁いだ土地では

給食センターから各学校に給食が

配達されてるようで

実は私、それを知るまで

給食とは

各学校で作られてるもんだと思ってました。

『……違うの!?』ぐらいの勢いで。

なんか得した気分になるのはなぜなのか？

自分が通う学校オリジナルの給食を食べてた

ってこと……なんだよね？たぶん。

そういえば。

小学校中学年ぐらいのころかなぁ

新年度の新学期の始業式

赴任してきた先生を紹介するときに

『今まではいなかった、

新しい先生が来ました。

《栄養士》の先生です！』

って紹介されてたことが思い出される。

給食室があって給食を作ってた学校だからかな？

それにしても

唐突に赴任してきたんだよね、栄養士。

『給食を考えてくれる先生です』

って言ってたような気がするけれど

じゃあ今までは誰が考えていたのか。

そしてたぶん

栄養士の役割ってそれだけじゃないよね？

栄養士が赴任する学校っていうのも

もしかして珍しいのかな？

なんかやっぱり、得した気分。

なぜなのか(笑

もう一度食べたい給食メニューは

焼きそばです

毎晩歯みがきをしながら

壁に貼られた

1ヶ月の給食メニューが書かれたプリントを

眺めてチェックするのが

今思えば

至福のときだったような気がします(笑

give me chocolate

のび子