[コラージュ] 言葉のないメッセージ。 | give me chocolate!!!

[コラージュ] 言葉のないメッセージ。





去年楽しんだと思われるコラージュを眺めてみた。




他人様には全く伝わらないだろうけど

去年の私、なんだか楽しそう。




色も素材もその組み合わせも楽しんでる。

私にはそれがわかる。




去年の私が好む色合わせは

今年の私も好みの色合わせ。


去年の私も今年の私も繋がっていた。




去年の私はちょっと冒険もしてる。

このマステにこのマステ、かぁ……

今年の私ならしないかもしれない。


去年の私が今年の私に火をつける。




人物だけを切り取らず、

背景もまるっと使ったコラージュは

他人様の写真に手を加えさせてもらって彩り重ねるメッセージ。


大事にしていた気がする。


去年の私から今年の私へ届くメッセージ。




人物だけでなく

お気に入りの写真も切り抜いて重ねた本来のコラージュは

私にしては攻めている。

本当は人物にそっと添えることが好きなのだ。


去年の私は意欲的。今年の私が褒めてあげる。




後々、便せんとして使うことを前提にコラージュするようになったのはいつからだろう?


余白を意識しない、やりたいように贅沢にコラージュしてる私がいる。




やっぱり色を楽しんでいる。

余白なんて、便せんに、なんておかまいなし。


去年の私が『考えすぎて縛られてるよ?』と

今年の私に教えてくれる。




気づいてはいたけれど

去年の雑誌も今年の雑誌も、実は同じようなものだったりする。


赤の背景。

今年は…ピンクだったかな?


今年は容赦なく切り捨てた。

去年の私は背景の赤こそ大事にしている。


『違うよ?
人物だけ切り取るのがめんどくさかっただけ』


声が聞こえてきた。




去年の私はこの↑仕上がりに満足していたとは思えない。

記憶にあるわけでなく、なんとなくわかる。


今年の私は去年の私に

『そんなに悪くもないんじゃない?』

って言ってあげられる。




片方のページだけに綴るコラージュノートは

もう片方のページが白いまま

数十冊積み重ねられ行き場をなくしている。


どう活用しようか
どう処分しようか
増えるだけならいっそコラージュやめようか……


考えても考えても答えがまとまらなかった。



夫が言う。


『取っておいてもいいじゃん。

箱に入れてしまっててもいいじゃん。

そうして眺めて、今捨てられないなら

そういうことだよ』



今年の私は来年の私に何か伝えられるだろうか?

来年の私は今年の私に何を思うのだろうか?



箱を用意しようと思った。



give me chocolateハート
のび子ヒヨコ