ラテン系の国に留学するのではない限り、最初から欧州の人と友達になろう!とは思わずに受け入れてくれそうなアジア人と知り合いになる事から始めた方が良いと思うと息子は言っていました。

 

留学先の大学にもよりますが息子の交換留学先の大学は学部生でも年齢が高かく、仕事をしながら授業を取っている人もいる為皆忙しい事、文化的習慣的な違いで近い関係になるにはとても長い時間が必要になるらしいので、短い(と言っても1年近くですが💦)交換留学中に友達を作るのはほぼ無理と考えた方が良いようです。日本でならば明るく誰でも友達になれそうな人が、どんなに自分から積極的になっても相手が受け入れてくれずに精神的に落ち込んでしまって帰りたくなった......と言う人もいるようです。

 

日本のアニメが好きな人の集まるサークルに入るのはお勧めな様です。古い物から最新のものまでかなり知識がある人も多く日本に興味を持ってくれているので......オタクではありますが居場所は作れると思います。

 

----------------以下2023年の記録です---------------

 

出国前に新入生歓迎イベントの案内がありました。参加費は50€≒8.043円でした。当日迄気が付きませんでしたが詳細は大学のHPで紹介されていました。有料なのは基本的に食事などが提供されるパートでした。

 

どこで開催されるかはTop Pageには記載されていませんでしたが、タブの中のQ&Aにそれ以外の内容も詳しく書かれていました。開催場所についてまでQ&Aに書いてあるとは思わず、初日息子は取りあえず開催時間に間に合うように大学行きのバスに乗り、多くの人が向かう方へと一緒にあるいて到着できたようです。

 

イベントは無料で参加出来るパート(主として飲食)とそうでないパートに分かれていますが、グループ分けがされるのでそこで色々な人と知り合う事が出来るので参加した方が良いと思います。グループ分けは学部ごとですが、院生も混じっている為その後大学で会う事は今の所ないようですが、少なくとも同じ寮の人はいるので心強いと思います。この段階では息子は同じ大学の人には1人も会えなかったようです。

 

<Day1 Program>

8:30 ~ Registration & Games

12:00 ~ Opening Show

13:00 ~ Lunch & Sports Games

18:00 ~ 20:00 BBQ

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20:00 ~ 02:00 Party

 

ここで日本人の他の大学の留学生に2名会ったと言っていました。他の学生はインド、中国、ドイツと欧州色々だったと言っていました。お昼はサンドイッチ、夜はパンとソーセージとBBQを食べたと言っていました。

 

夜はパーティ(皆成人なのでお酒有)ですが息子は心配なので暗くならない内に寮に戻ったそうです。バスはクレジットカードが使えたと言っていました。

 

<Day2 Programme>

12:00 ~ Brunch

14:00 ~ Cultural Show and Games with Assosiation

18:00 ~ Dinner

20:00 ~ 2:00 Dance workshop & Party, Karaoke

 

初日に分けられたグループで行動するそうですが、グループ分けの前に知り合った中国人、台湾人、インドネシア人の人達と一緒に居て話す事も多かったようです。何故なら息子のグループには女子の方が多く話が合わなかったいからだと。イタリアのファッショや音楽等何も知らず聞いていてもつまらないし会話が出来ないと言う事でした。グループで行動しなければならない時は前日長い時間話したギリシャ人の3才年上の人と話してもらっていると言っていました。日本人同士は余り話さなかったと言っていました。

 

留学生はインド人とドイツ人の割合が多いのでその人達は同じ国の人と固まり同じ言語で話しているそうです。イタリアとスペインが固まり....と言うか欧州は欧州同士固まり、少数のアジア人もアジア人同士で固まっているそうです。息子もアジア人の人達と一緒に居る方が話が合うし気が楽だと言っていました。

 

これまでの語学学校で知り合ったような日本好き&アニメ好きの人はアジア人以外はいないようです。全く日本と言う国が眼中にない人達ばかりだそうです。日本にいるとまるで日本が世界から注目されているかのように思えますが、日本人が多くない欧州では全く関心のない場所なのかもしれません。2日目のイベントも夕食迄居て帰って来たと言っていました。ダンスは興味ないからだと言っていました。

 

<Day3>

日本出発直前に大学からキャンパス内に臨時出張所が出来、住民登録が出来るとの案内がありました。その手続きがお昼からだったので、参加したイベントは夕食だけだったようです。

 

日中は市内ツアーのようなものだったので出発時間にいないと皆がどこにいるのか判らないので一旦寮に帰ったそうです。そして夕刻にイベントで出されるご飯を食べにだけ行って帰って来たといっていました。ギリシャ料理だったそうです。イベントは面白いかどうかは微妙だそうですが、ご飯を食べるためだけに息子は参加したようです。

 

国民性の違いなのかアジア人同士では話がキャッチボールになるので楽しいのだそうです。それに対してヨーロッパの人は自分が話したくて仕方ないようで何時間も話続ける勢いだそうです。それであっても相手が仲間に入れてくれるのですから親としては良かったと思いました。

 

<Day4 最終日>

最終日は打ち上げの様な感じだったので同じ寮の人達と最終バスの時間まで大学に居たそうです。ドイツ、オランダ、ノルウェー等々の人達はお酒が入ると凄くてアジア人は引いていたと言っていました。欧州の人達は身長がとにかく高くて自分の目線が相手の首位だと言っていました。体格的にも文化的にも溶け込むのは難しそうです。

 

居心地が良くないかもしれませんし、その後の人間関係に繋がるかどうかは判りませんが、他の学生や大学、その国の文化に慣れる為にも参加した方が良いと思います。有料ですが都度支払うわけではないので食事の心配もいりませんし。