7月末迄にVISAの手続きが終わらないと寮の予約が出来ず、その後は自力で探して下さいと言う内容が6月の第4週(最終週)に現地大学から届きました。

 

ビザ料金が判らないのでどうすれば良いのだろうと息子が現地の大学に問い合わた所、返信に「前に送ったメールを見て下さい」と書かれており6月第3週に届いていたメールを見落としていた事が判りました。

 

メールにはVISA申請代金を支払った送金明細書(英語)と送金日の翌日付の銀行残高証明書でなければ次のステップに進めないので注意してくださいと書かれていました。

 

海外送金は今はマネーロンダリング防止の為に取引がない銀行からの送金は出来ません。また、ネット送金の方が断然手数料が安いのですが申請には時間がかかります。今回いくつか問合せや途中迄手続きをした銀行の情報を載せたいと思います。一番早く送金が出来る銀行から申請料金を支払おうと思ったので同時に複数の手続きや問合せを行いました。

 

<SBI新生銀行>

以前は窓口で海外送金出来ましたが現在はネットのみです。送金には事前登録が必要です。承認まで最短で1週間、その後送金先の登録で更に数日、その後送金と言う流れだそうです。1週間後に写真不備のメールが届きました。これでは遅いのでそのまま放置している状態です。因みに送金手数料は2,000円です。

 

<SONY BANK>

登録迄に2週間かかる事が判りました。こちらは審査が厳しく大学の入学許可や根拠となる書類、戸籍抄本等の複数の書類を提出するようにと指示がありました。VISA申請の為の送金で大学への送金は今後あるかどうかはわかりません。手間と時間がかかりすぎるのでこちらもそのまま放置しました。

 

<三菱UFJ銀行>

もと外為専門の東京銀行なので窓口で送金出来るのではと思いきや、マネーロンダリング防止の為に今は口座を持っていない人は窓口送金が出来ない事も判りました。我が家が住む市には三菱UFJの支店は無いのでこちらも諦めました。

 

<郵貯銀行>

口座があるので窓口で送金できますが、送金手数料が窓口なら8,000円、ネットなら2,000円と言う事で窓口の人に郵貯ダイレクトを勧められました。海外送金は着金してから先方がアクションを起こす事が多い為、送金明細はあくまでも送金した側の控えになります。その表記が実際に送金した後でなければどの様に印刷されるかが判らないと言う事でした。送金依頼書は窓口で「手書きよりもネットで入力して印刷して持って来てもらった方が情報が正確に記載出来るので本人も窓口でも便利」と言われて取り組みました。しかし、PCの印刷範囲の調整がどうしても出来ず最終的には手書きをし直しました。と言う事で色々と時間を取られてしまった為に週末を挟んだりで結局送金出来たのが5日後になりました。3万円程度の振込に送金手数料8,000円がかかりました。

 

<WISEによる送金>
おそらくこれが一番早かったのだと思います。WISEの存在を知るのが遅すぎました。

 

次に大学が求める銀行残高証明書です。「英文表記、VISAと学費を支払い終えた翌日以降の日付」と指定されています。口座に必要な最低残高は€12,000(日本円約190万円)、「普通預金や即時解約出来る定期預金口座の残高」と指定がありました。

 

英文の残高証明書の取り寄せには時間がかかるので大学からのメールの前に手配をしていましたが、「VISAと学費を払い終えた翌日以降の日付」と指定されているため、「VISA代金だけであっても翌日付けの日付でなければいけないのか?」と息子に問合せてもらいました。と同時に銀行には送金翌日日付の銀行残高証明書(SBI新生銀行、SONY銀行共)に証明書発行依頼をしました。大学からは返事はありませんでしたが、結果的には前の日付でも受け付けてもらえました。

 

<SBI新生銀行>電話で依頼可。1通1,100円。依頼してから到着迄1週間。

 

<SONY銀行>

証明書発行依頼書をネットから指定用紙を印刷して記入し郵送請求。到着迄は10日前後。かかります。見越して残高証明書を取り寄せて置きましたがVISA料金を払う前の日付です。

 

*両銀行共先付で証明書発行の依頼は不可。必要な日付の当日に電話/郵送での依頼が必要*

 

大学側は交換留学生からヒアリングをしておらず、また学生も報告義務がないため手続きの流れは全く把握していないようです。全部自分と相手の大学でやるならば仕方がありませんが、交換留学で日本の大学が関連している場合はある程度のサポートは期待してしまうので中途半端で非常に良くないと思いました。「大学は取り次ぐだけなので基本何もしません」と事前にはっきり言って欲しかったです。因みに国立大学からの留学生はこの点についても説明があったようです。