こちらも新聞で紹介されていた絵本です。

 

 

スモンスモンは ゴンゴンせいに すんでいます。

あるあさ、スモンスモンは トントンにのって

ロンロンをもぎに でかけました。

ところが、とちゅうで ゾンゾンにおちてしまい......

 

え?何?と言う文ですが、絵を見ているとそれが何か判ります。これは読解力とか感性が必要な絵本だと思います。多分、感性が豊かな子供ならきっと理解できるし、面白いと思う絵本だと思います。

 

私は凄く面白かったです。絵は手放しで可愛いと言えるタイプではないのですが、ページをめくってお話の中に入っていくととても可愛く見えてくるので不思議です。

 

作者はドイツ人でイラストレーター、絵本作家として活躍されているようです。ドイツでは子供審査員が選ぶ絵本賞等に選ばれていると書かれていました。是非原作を読んでみたいです。

 

Sonja Danowski著、新本史斉訳、『スモンスモン(SMON SMON)』、岩書店、2019年