CMではブルゾンみずき として大注目の高畑充希ちゃん主演のTVドラマ

「過保護のカホコ」にハマっております。

実際にはテレビは視聴しませんが動画配信サービスGYAO!さんで観てます。

過保護のカホコ-動画[無料]|GYAO!|

ドラマ https://gyao.yahoo.co.jp/p/11137/v00046/ #GYAO

 

この前のクールでは、やはりお母さんが黒木瞳さんで、おとーさんがTVドラマには久々となった三浦友和さんがでていた 就活家族 なんてドラマもありました。

 

有効求人倍率の推移ではあきらかに売り手市場と言われ、今日のニュースでも地方の企業が人手不足で廃業という問題がクローズアップされてます。

そんな話題が出るほど、本来は働く人にとってはいい環境の筈。

なのにドラマ界では就職が難しい人たちをテーマにした連ドラが続々。

 

これは一体どういうことか?

自分なりに分析してみると、結局自分の仕事について疑問を感じる人が少なくない事を標している気がするのですがどうでしょう?

 

働く事を考えさせられるドラマが多いという事は、世間一般に自分の仕事が好きで給料にも満足していて将来的な不安もない。という恵まれた環境は遠い過去となっていて

殆どの人が、いつ今の仕事をできなくなるのか?それこそいつまで自分の勤め先が安泰なのか?と不安に駆られているのかも知れません。

 

過保護のカホコって?

純粋培養で純真無垢に育てられたカホコちゃんはお母さんの庇護のもとすくすくと育ってきた様ですが就活において挫折を味わうところから始まるドラマです。

でも、就活が上手くいかない悲壮感はあまり感じられなくて、親の兄弟、血縁の皆からも可愛がられているカホコちゃんに、自発的な危機感は感じられません。

 

そこに同級生のイケメン画家志望に説教をされてから

「働くという事」

「自分にしかできない仕事」

という事に目覚めて就活をやり直す感じでお話しが進んでいくようですが

実はコレ、現在の就活生の一部に当てはまる現実の様にも思えます。

 

頭のいい子も沢山いますが、実は彼らとて本当に自分の適性が解っていて、将来の自分像が明確にイメージ出来ている新卒生は殆どいないのではないでしょうか?

スポーツや将棋の世界では、実質中学生の年代がトップレベルという頼もしい世代が活躍していますが、彼らは本当に一握り。

 

人口がどんどん減っていく日本で様々な企業も国家レベルで世代交代が進んでいることをうっすらと気付いている彼らは、30年後のこの国の姿なんて想像出来なくなっているんだと思います。

 

ドラマに顕れる世相と、現実に接する就活生や、一般の求職者の皆さんと話していても

正直、今自分が関わっている仕事が本当にどこまで生活を維持できるのか?

自分も同様に改めて考えなければいけない気がする今日この頃。

 

 

こんな本からでもヒントは得られるでしょうか?

 

 

 

働くということ (日経ビジネス人文庫)