転職を一度も経験しないままの定年っていう人は、いまはどれだけの比率をしめているんでしょうか?
とある資料にによれば、今や2人に1人は転職を経験しているとの事
転職するのが当たり前になったこの頃は、どうすれば上手く転職できるのか?という事を考えている人も少なくないでしょう。
何かきっかけがあればすぐに転職を考える?
ある意味で我慢が出来なくなっている人が増えているのは、そうした背景があるのかも知れません。

かつて日本では「一度、就職したら定年までその会社で働く」という終身雇用と呼ばれる働き方が普通でしたが、最近はそんな素敵なシステムは崩壊してしまいました。
もはや懐かしい響きにも感じてしまいますね。

大手町辺りの立派なビルにあって、潰れる筈がないと思われた大手の証券会社や銀行の看板も随分と様変わりしました。
日本を代表するような大企業に勤めていても状況は一瞬にして変わってしまい、海外資本に吸収されたり経営悪化を招いたあげく、あっという間に倒産に追い込まれる事も珍しくありません。

いまは、会社が将来を保証してくれる時代ではなくなってしまったんですね。
自分の将来は自分の手で切り開くのが当たり前だと考えて、自ら築き上げていくしかありません。
総務省統計局が実施している就業構造基本調査によれば
正規雇用の就業者数が年々減少していて、正規雇用で働く人はどんどん減ってきています。
転職が当たり前になった今では、転職を繰り返すごとに正規雇用から、非正規雇用となる確率が高まっていて本当に転職も条件がよい話ばかりではなくなってきました。



多くの人が転職を考える理由


なぜここまで転職率が高まっているのでしょうか?
最も大きな理由は、将来が保証されなくなった今の日本では、自分自身がしっかりと実力をつけスキルアップ、キャリアアップに努めなければ生き残れない。
そんな感覚が一般的な共通認識となって、よりよい条件の為に皆が勉強して情報収集に努めているから。という事になるでしょう。
転職を考えるなんてブログにしてしまいましたが、いまや毎日求人広告やそれらの情報を集めた「就職ナビサイト」が沢山のCMを流していますね。
現状の仕事に不満を抱えている人の割合は、満足している人の割合の倍ぐらいあるという調査結果もあるそうですが、皆さん大変なストレスのなか戦っているんでしょうね。
最近の働く人の意識としては「年収(給与)」よりも、「仕事の内容」とか「やりがい」を重視する傾向が強いんだそうです。
結局、最善の選択肢として残るのが「転職」

どうせならしっかりとした準備をして、自分を活かせる転職をしていきたいですね

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