「イエスマン “YES”は人生のパスワード」 (YES MAN)
実践した人がいたんだから、凄い!
はたから見れば、ある意味実験台になってくれた貴重な体験だと思うな。
何を?というと、ありとあらゆること、特に何かを判断させられ、「はい」 or「いいえ」 のどちらかを答える時には、かならず「はい」を選択する。
それも、仕事でも日常でも、いつでも Yesを選択する。
実際に、あるイギリス人が6か月間Yesと答え続けたことを体験記としてつづったベストセラー本が、この映画の原作。
映画はあくまでジム・キャリーなので、実際はあそこまで、はちゃめちゃではないとは想像するものの、かなりのディテールに懲っていて現実味がわく。
ジム・キャリー扮する主人公は離婚を経験して以来、私生活では友人からの誘い(いい友達だね)を全て「ノー」と言って断る銀行員。
DVDを見て時間をつぶす毎日を見ていたその友人からは「お前は孤独の中で死んでいくぞ」と脅され(しつこいけど、ホントにいい友達だ)た後、
心に迷いが生じたのをいいタイミングに、「YES MAN」というタイトルのセミナーに誘われ、ちょっと顔だす程度に参加する。
強烈なインパクトのある主催者には、意味ある人生を送るためには唯一つ「Yes」と答えなさい と説きふされ、とりあえず、Yesを連発しはじめる。
やがて色々と物事が好転し、ついにはある女性とも出会い、良いこと尽くめとなる。
しかし、それも度がすぎてゆくと・・・
ジム・キャリーなのでコメディではあるのですが、人間ドラマとラブストーリーの方が色濃いですね。
プラスして楽しめたのは、マニアックなほどのディテール。
見てるDVDとか(あのSAWを見ながらジム・キャリーが愚痴たれる)、「ハリー・ポッター」とか「300」のコスプレパーティとか・・・映画の話のみならず、
歌・写真アート・韓国語・飛行機操縦・バイク・どこかの電話機博物館・最新のエクストリームスポーツなどなど・・・あらゆるジャンルの情報満載。
Yes の一言で、多くの登場人物が繋がってゆく。
そこまでYesといえるのは、金と時間に余裕があるからなんでしょうね。うらやましい限りです。
最後には、Yesを言い過ぎたことの反省を踏まえて主人公も賢くなってくるわけですが、まあ、バランスというのは難しいところかな?
あたって砕けろ という言葉は間違えじゃなく、そのようなやり方の一つを見せてくれます。しかも経験者が語っているわけだし・・・
http://yesisthenewno.warnerbros.com/
(英語)
http://wwws.warnerbros.co.jp/yesman/
(日本語)
