「そして、私たちは愛に帰る」 (AUF DER ANDEREN SEITE)
ドイツ&トルコの映画でございます。
原題はドイツ語なので、英語にすると「THE EDGE OF HEAVEN」
「天国のほとりで」というタイトルになりますかね。
邦題は、あえて意味深な雰囲気です。
政治思想と愛情に翻弄され、運命的な結びつきにいたる3組の家族の話です。
そういうと、メロドラマチックですが、リアルなため、深いし重いです。
しかし、全体的にやさしい雰囲気に包まれているというところから、見終わった後は、心に残ります。
登場人物は6名、
先ず始めに、ドイツに住むトルコ人娼婦イェテル。
イェテルを気にいり、客として通いはじめるうちに、金を出すからいっしょに住まないかとまで申し出る、イェテルと同じトルコ系移民アリ。
そのアリの冒険を快く思っていなかったものの、仕事で稼いだ金を半分もトルコに住む娘に送金しているというイェテルを暖かく迎える、アリの息子でドイツの大学で教鞭をとるジャネット。
そのイェテルの一人娘で、トルコで過激反政府活動に関わるアイテン。
そのアイテンが警察に追われドイツに逃亡、さらにドイツの大学に逃げ込んだところで偶然出会い、アイテンをかくまうこととなる情熱的な女子大生ロッテ。彼女らは、恋愛関係にまで発展する・・・
最後に、トルコ人のアイテンとの関係を危険視するロッテの母親スザンヌ。しかし、ある事件をきっかけに違う側面を見せるようになる。
このスザンヌの役をやった女優さん(ハンナ・シグラ)が、全米映画批評家賞 助演女優賞を獲得したそうです。
一人一人のキャラが、薄っぺらくないんですよね、これが。。。
しかも、アイテンとロッテが、とても魅力的(男目線では・・・あは)
二つ悲劇が発生するのですが、これがきっかけで、みんな一点に集まるんですね。
「愛に帰る」というわけですが、その場所を「天国のほとり」ともいうようです。
めずらしく文芸的なこと言ってるぞ。nobe
ともかく、人種や宗教しかも苦痛をも飛び越えて、みんなを幸せにさせるなんて、なかなかできない技です。
http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/
