60ミニッツを見て、ちと知った話。2点
①
粉塵爆発・・・・
知ってる方いらっしゃるかな?
パウダー状になってるものだったら何でもよい。スーパーで普通に売ってる小麦粉とかでもよい。
これを空中にぱっと投げれば、雲のように漂いますが、これに火をつけると、
瞬間的に熱と爆風が発生します。
原理は単純、パウダーの粉一粒一粒が空中に漂えば、酸素に覆われる、且つ自身が小さいため、ちょっと誘引があれば、酸素と化学反応(燃焼)を起こし、雲上になっていれば、隣の粒にも誘引がつながれ、次々と確実に燃焼し、全体的に燃焼爆発という格好となるわけ。
これをヒントにした重火器があるぐらい。米軍のデイジー・カッター。
樽のような入れ物に1トン近くのパウダー火薬を詰め込み、パラシュートをつけて、ゆっくり目標に向けて投下。地面に到達する直前に、樽を破壊、続いて着火。
爆心から半径約500mまでが火の玉につつまれ、当然、中の生命体は焼き尽くされ、運良く生きても酸素欠乏で死に至る。
この鬼の破壊力をもつ爆発現象が、米国の工場で何件も発生、死傷者も出ており、あまりの頻発さに、ようやく調査が入る。
原因はとっくにわかっており、やはり粉塵、つまり、ほこり。
工場といえば、大量のほこりはつき物。だから危険。
ちょっと風が入り、床に散った大量のほこりがぱっと舞った瞬間、電気がショートしたりすると・・・
爆発がおきた跡は悲惨。燃えながら木っ端微塵にされ、跡形もなし。中にいる人間は、まず絶望的。
アメリカの消防局にあたる組織は、この現象の危険はわかっていて、最初よく発生していた小麦粉などの有機体の粉を扱う倉庫や工場に、ほこりの片付けを促す監査や注意喚起を行っていたけれども、最近は金属を扱う工場でも発生していることから、監査対象を増やしているも、組織の体力(体制・人数など)が、工場数に間に合わず、チェック漏れなども発生し・・・
粉塵爆発による事故が絶えない理由は、その消防局の怠慢が原因だとか、各工場の経営者が悪いんだとか、事故で亡くなった遺族に対する保障の問題で、喧々諤々裁判が行われているそうです。
ほこりぐらい、ちゃんと掃除しようね、じゃないと、みんな 地獄の炎で吹っ飛ばされるよ。
ちなみに、良い子は小麦粉つかった実験はしないでね。
悪い子は、地獄の炎で吹っ・・・・
②
象牙のお話。
象牙といえば、思いつくのは、何でしょうね。ハンコ?印鑑?
日本だけじゃなくて、中国の製品で象牙を使ったものは様々ですね。
その中国では、象牙の品物を所有したり、使ったりするのは、ステータスもあるから需要もあるけど、結局、ワシントン条約の規制もなんのそので、大量に密輸入がされているようです。もはや「密」じゃないのかもしれませんが・・・
では象牙はどこから というと、アフリカのザンビアから、色々なところを経由して東アジアに来る。経由するのは、規制されているからこそ、監視の目をくぐり抜けるわけです。
コンテナの壁の隙間に詰め込んで運ぶとか という工夫しながら・・・
さて、アフリカ・ザンビアにいるアフリカ象。
その牙を求めて狙われるわけです。命を。
アフリカ象の生息地には、政府の組織としてレンジャー部隊が配置され、彼らには、自動小銃など武器を支給。まるで戦争に出向くような重装備で、砂漠を移動。
アフリカ象の命を、密猟者から守るわけです。
そんなに重装備じゃないとダメか? 密漁者も重装備で闊歩するようで、レンジャー部隊に鉢合わせになれば、レンジャー部隊の命も狙われる。
象をめぐって、戦争が繰り広げられているようなもんです。当のレンジャー部隊の一人もこれは戦争なんです といってるし。
人数的には、密漁者の方が圧倒的。捕まえてみると・・・なんと、子供だったりする。
なんで象を殺すの? その子供に聞くと、お金が欲しかったの・・・と答える。
象牙をどうするか知ってる? 何も知らない という。
まさか、認印に使われてるとは思わないだろうし、東アジアの「認印」なんていう文化もしらんだろう・・・
象は子供を中心に集団で移動。近くで見ると(見られれば)、圧巻らしいです。近きすぎると危険らしいですが・・・
そういってるうちに、レンジャー部隊の努力もむなしく、象に向けて自動小銃の弾丸が大量に放たれる。
60ミニッツでは、象の大量腐乱死体の映像を、惜しげなく放映していました。
