今日紹介する実験は・・・
大気圧でアルミ缶をつぶそう!?(温度による空気の体積の変化を知ろう)
1、用意するもの
・アルミ缶
・自在バサミ
・水槽(口の広いものがよい)
・水槽の水
・ガスバーナー
・マッチ など
2、手順
・まず、アルミ缶のプルタブがついている側をくりぬく。
・水槽に水をはる。
・ガスバーナーにマッチで火をつけて、炎を調整する。
・アルミ缶を自在バサミではさんで、ガスバーナーで熱する。
・しっかり加熱したら、くりぬいた面を下にして水の中に入れる。
3、結果
・アルミ缶は、「ボコッ」とつぶれて、形が変形する。(スチール缶で行うと、つぶれずに中に水が吸い上げられるだけの時がある。)
・つまり、空気は温度の変化によって体積が変わり(暖かいと大きく、冷たいと小さい)、大気圧によって缶がつぶれることが証明された。
4、注意事項
・必ずアルミ缶は、素手で持って加熱せず、自在バサミなどではさんで、加熱すること。
・ガスバーナーを使うときは、回りに燃えるものがないことを確認してから使うこと。
・つぶれた缶がみたい場合は、必ずアルミ缶を使うこと。
・缶の塗装などによっては、加熱した時に、有毒ガスが発生する恐れがあるので、必ず部屋を換気して行い、故意に吸い込まないこと。
・この実験に限らず、実験が終わったら、必ず後片づけをすること。