年度末大掃除第2弾はエアコンの掃除。
我が家のエアコン,買って10年になります。
機能自体は問題ないのですが,2~3年前から
使用中にカビ臭い臭いが・・・
フィルターこそ時々掃除はしていますが,
その他は10年間手付かずです。
概観上は目立った汚れもありませんが
吹き出し口から懐中電灯で照らして内部を見ると
ヒョ・・・豹柄ニナッテル・・・
どうりで臭いわけです。
こんな空気を吸っていたのかぁぁぁ
肺にキノコでも生えているんじゃ・・・
ネットで調べると,自分で掃除する方法もあるみたいなのですが,それでも機器の奥の方まではできないみたいで,3年に一度ぐらいは業者によるクリーニングをした方がいいそうです。
というわけで,本日,専門業者にクリーニングに来てもらいました。
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予定時刻の10分前,業者の方から電話連絡が入ります。
業 「あ,○○(僕の名字)さーん?今から行くけぇねぇ。ガチャッ(切れる音)」
まるで,小学生が友達の家に遊びに行くような口調でした(;^_^A
やってきたのは,本当に近所の知り合いのおっちゃんという感じの人。
なんだか初対面じゃない気にさせられます
道具が運び込まれ,いよいよ作業開始です。
まず,壁や精密部分に洗浄液がかからないようにマスキングされ,カバーとフィルターと配線をはずし,なにやらポンプで洗浄液をくみ上げてエアコンに吹き付けるようなマシンで洗浄するようです。
おっちゃん・・・いや業者の人が,洗浄液を吹き付けるとみるみるカビと思われる排液がビニールの管を伝って足元の赤いふたのタンクに流れていきます。
流れ落ちいていく排液を拡大すると
バイバイキーン!!
どんな作業をするのか気になるから見ていたいのですが,ずっと黙ってみているのもなんなので話しかけてみます。
の 「あの・・・かなり汚れてますよね」(わかってたけど)
業 「うーん・・・こりゃあ・・・ちょっと手強いね」
の 「て・・・手強いですか?」
業 「あ~カビが中にへばりついて固まっててね」
の 「・・・」
業 「風の通り道をふさいどるよ。風の出が悪くなかった?」
そ・・・そうだったの!?
カビ臭いどころか,カビで塞いでいたとは・・・
の 「で・・・取れそうですか」
業 「いやぁ,100%は無理じゃね。」
の 「じゃ・・・じゃあ残ったカビがまた繁殖してしまうんですかね」
業 「んーでも,後で防カビコーティングするから今までほどにはならんと思うよ」
の 「あ,あの・・・他所のお宅でもこんな感じですか?うちは10年間一回も業者クリーニングしてないんですけど」
業 「はっはっ(笑)だいたい5年以上使ってて初めてクリーニングする家は皆こうよ」
あまり嬉しくない平均だな・・・
聞くところによると,業者クリーニングでも新品同様にはならないわけで,でも臭いや風量などは解決するレベルになるとか。5年に1回ぐらいするのがよいらしいです。
2時間ほどで作業終了。
さっきの吹き出し口からのぞいてみると,
おおおっ!カビの姿は見当たりません。
100%じゃないって言うけど,素人目にはほぼ100%に見えます。
試しにつけてみますが,確かに臭くありません。
クリーニング万歳!!
ちなみに,この業者の方,ちっとも営業的発言をしませんでした。
「100%は無理」とかHPでは「3年に一度はクリーニングを」とあったのに「5年」とか。
その代わり,僕が話しかけていない間は
鼻歌を歌いながら作業していました(^_^;)
顧客に媚びない
プロの職人です。
たぶん・・・