ひろ君が使っていて,未だに僕にも妻にも理解できない言葉があります。
「パイドウ」
我々は,当初似た発音のものだろうと推測しました。
胎動?
回廊?
会合?
「まいど~」?
どれも幼児が使いこなすような単語ではありません。
そのうち,何かを質問した時の回答として使うことが判明しました。
の 「今日は保育園で何して遊んだの?」
ひ 「パイドウ!」
妻 「ひろ君,お土産何がいい?」
ひ 「パイドウ!」
の 「ひろくーーーん」
ひ 「パイドウ!」
どうも一貫性はないようですが,ふと
答えるのが面倒なときに適当にごまかす言葉?
ではないかと思い。夫婦で納得しておりました。
しかし,先日センセーショナルなことが
ひろ君が,粘土遊びをしていて
「父さん,見て!パイドウ!」
パ・・・・バイドウ?
質問の回答ではないのに彼が「パイドウ」を口にしました。
彼の作ったものを見ると
これが「パイドウ」だそうです。
新事実
何とパイドウは物体だった
しかし,このパイドウと名づけられた物体は生物なのか,何なのかさっぱり正体不明です。
だいたい会話のやり取りとつじつまがあいません。
先の
の 「ひろくーーーん」
ひ 「パイドウ!」
の時,彼の頭の中にはこの物体がうごめいていたのでしょうか
謎はまだまだ残ります
あの粘土の状態からすると渾沌としたカオス状態を表すのかも
中国の古典に,得体の知れない「渾沌」という生き物に,目と鼻と口をつけて顔をはっきりさせたら死んでしまったという話があります。
渾沌は渾沌としているから存在できるという話。
彼が大きくなるにつれ,パイドウはなくなってしまうのかもしれません・・・