- のぼうの城 上 (小学館文庫)/和田 竜
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のぼうとは、「でくのぼう」のことだそうだ。
初読書は、昨年旅に出るときに、空港で購入したこの本。
普通の戦国物と、
ちょっと違うようなので購入。
大河ドラマでは毎年「幕末」「戦国」を交互にこなしているが(経費の関係もあるらしい・・・)
江戸時代も、ローマの実際の安定期に関しては、
ドラマがなくって、したがってあんまり面白くないので、作者も読者も触手が動かないかもしれない。
映画化もあるそうで、読んでいて、もう映像が浮かび出てきてしまうような感じだ。
展開の痛快さが映画化にも適していることと思う。
織田信長を襲った明智光秀も不運だが、「のぼう様」にしてやられた石田三成もまた不運な人だ。
人の「機微」が理解できない人として、描かれている。