友人は薬剤師で、病院に勤めています。
老人専門の病院なので、入院しているお年寄りの話を時々聞かされますが、個人情報流失になってしまうので発表できないでしょうが、お笑いの人だったら、絶対ネタにしたくなる事がいっぱいです。
受付で
「○×さーん!」
と呼ぶと、すぐ自分だと思ってうやってきてしまい、しまいには他人の点滴を受けようとしたおじいちゃんだとか、
入院中に名前がよく似ている同士で【入れ歯】を互いに取り違えてしまったおばあちゃんとか、
アルツハイマーで、すぐ忘れてしまうくせに、薬剤師の友人の事は
「毒を盛る女」と認識していて、いつも悪態をつくおじいちゃんとか・・・・
見守る病院の人たちは、それぞれの個性を暖かく迎えながら、楽しみながら治療を行っている様子がうかがい知れます。
実際そうじゃないと、やってられない部分もあるようです。
ところで、家の義母のネタは
アルツハイマーの傾向があるという事で診断を受けた時の話。
お医者さんが突然指を一本出して、
「これは何ですか?」
と義母に聞いたそう。
その脈絡のない突然の聴き方に
指の先にあるものを見て
「カレンダーでしょ」
と義母は答えたそうです。(本当は「1」が正解らしい)
次に医者は
「今日は何日ですか?」
と聴くので、
母は『この医者はバカか?、何で自分に聞くのか?カレンダーを見て確かめればよいのに』と思ったらしく、後で私にそっと教えてくれました。
義母は10日までショートステイで近くの施設。長編小説「徳川家康」を毎日読んで暮らしています。