鎌倉さんぽ。浄智寺
オハヨございます。先日の雪は大したことはなく、
昨日は、一日いい天気でした。でも、北風があって寒かった!
春らしく暖かい山野草の季節は、すぐそこのようです。
その前に、去る3日に行った北鎌倉の「浄智寺」をアップします。
これといった目的はなく、「亭主元気で留守がいい」という
Mの希望に応えるため、久しぶりに行ってみました。
皆さん、一緒に北鎌倉の浄智寺を散歩してみませんか?!
浄智寺はJR北鎌倉駅から徒歩で約10分のところにあり、
すぐ近くには花の寺、東慶寺がありますが、最近撮影禁止となっているので、
今回は東慶寺前を通過、久し振りにすぐ近くの浄智寺へ行ってきました。
■アート加工しています。
■▼境内入口の小さな池と石の橋
石橋の左脇に「甘露の井」と石柱に彫られた小さな井戸がありますが、
鎌倉十井の一つです。
▼惣門(高麗門)
(写真↓左の石柱が「甘露井」ですが、拡大写真なしです)
▼惣門の額「寶所在近」
額の「寶所在近」とは、「大切なものは遠くではなく、身近にあるとの戒め」のようです。
この門を潜り擦り減った石段を上がると、正面に山門(鐘楼門)があります。
▼擦り減った石段
今まで何人の僧や参拝者が訪れたんでしょうね?!当時に思いを馳せます。
夏には石段脇に紫陽花や玉紫陽花が咲き、風情満タン!です。
この石段を上がった右手に受付があり、その向こう正面が山門(鐘楼門)です。
▼山門(鐘楼門)
擦り減った石段を上がった正面にあります。
▼受付「本日は受付職員は不在です」
「拝観料は下の浄財箱にお入れください。」と。
石段を上がると右手に受付があり、拝観料は200円です。
※鎌倉の社寺の拝観料は、200円、300円(最近は500円も)が多いですが、
100円や無料のところもたくさんです。500円だったら、1日たくさんは回れませんね。
▼山門(鐘楼門)
鐘楼門(しょうろうもん)は、鐘楼が付いた門です。 二層になっていて、下層が門、上層に梵鐘をさげる堂があるものが 多いようです。 鎌倉では、浄智寺のものが唯一です。 |
江戸時代後期のものでしたが、その様式を取り入れて立て直されたものです。
▼仏殿
仏殿は「曇華殿」(どんげでん)という額が掲げられ、三体の仏像が祀られています。
曇華殿の「曇華」は、貴重なお堂、重要な仏様を祀るお堂という意味だそうです。
中心が現在釈迦如来、向かって左は過去仏の阿弥陀如来、
右は未来仏の弥勒如来とのことです。
▼庫裏
今はミツマタやユキヤナギが、秋にはシュウメイギク等が
茅葺屋根の庫裏とのコラボでいい感じです。
▼やぐら群
境内の一番奥には「やぐら」と呼ばれる岩の壁に掘った窪みがあり、石像が並んでいます。
▼頭上よりの落石注意!「急いで通行願います」
やぐら群を抜けて、布袋尊に行く時左には岩崖があります。
注意しようがないので、「急いで通行願います」ですね。
▼布袋尊
洞穴の中に布袋の像が祀られています。
腹がつやつや。なでると活力が沸いてくるとのことです。
「鎌倉七福神めぐり」のスタート地点となります。
▼トンネル出入り口
やぐら群から布袋尊への行き帰りに潜ります。
▼ミツマタ(三椏)
▼ユキヤナギ(雪柳)
$今日もご覧いただきありがとうございます$
今まで鎌倉の社寺はほとんど(70-80カ所ぐらい?)訪れていますが、
参拝はそっちのけ、四季を通じて、境内の花を中心に訪ねてきました。
これからは、そのお詫びと反省も兼ねて、
「鎌倉さんぽ」として、(私のお気に入りの社寺を中心に訪れて)
いくつかの境内や建物を紹介したいと思っています。
(観光客がたくさん訪れる鶴岡八幡宮や建長寺など大きな社寺は除きます)